近頃 雨予報が続いてるけど
これって「春雨前線」なんだってね
まだ1月なのに?
さて、今回の月イチ接待は長崎県の対馬です
長文ですが良かったらどうぞ~
九州百名山の一つである「洲藻白嶽(すもしらたけ)」
九州百名山の踏破を目指してるわけじゃないんだけどその場合の最難関となるであろう離島の山々
遠いし人が多いところは苦手なので、まぁ いつか行けたらいいなという感じだった
ところが少し前から、ニュースなどでも話題になっているけど対馬の外国人観光客が激減して寂しい事態になってるんだってね
行くなら今だよ
駄目もとで相棒に聞いてみる
「対馬に行ってみらん?白嶽って山なんだけど今なら空いてるらしいんよ!」
「んっ いいよ~」
えっ いいの?
そうとなれば気が変わらないうちにスケジュールを決めなければ
ご存知の方も多いと思うが接待の時は観光&グルメが必須なのでありとあらゆる手段を駆使し対馬の名物・名所をリサーチ開始
カチカチ・・カチカチ・・はい!名物でました
カチカチ・・カチカチ・・はい!観光でました
他にないかな~ 他には~
おぉ これだ~
ツシマヤマネコの”かなた”くん カワイイ
ということで、、、
~2020.1.19(日)~
自宅から下道を走ること2時間余り
九州の海の玄関口「博多ふ頭」に到着
乗船手続きを終え10:45発のジェットフォイルに乗り込む
座席は二階の24Aと24C
Bが抜けてるのはアルファベットで窓側とか通路側とかの座席位置を分かるようにしてるんだって
飛行機もそうらしいけど今まで気づかなんだヘー
空には多少雲が広がっているがお天気に恵まれそうで良かった
そんなことを思いながら景色を楽しんでいると気がつけば厳原港
やっぱり高速船は早いね~
博多から2時間15分だよ
こんにちは はじめまして対馬さん
さほど海が荒れてた訳じゃなかったんだけどやっぱり冬の玄界灘🌊
相棒は少し船に酔ったみたい
「う~気持ち悪う~」
でも下船したら直ぐに治ったので良かった良かった
到着後、まず向かったのは観光情報館つしまの中にある食堂「憩い」
名物の「ろくべえ」と「とんちゃん」を食べに来たのだが、、、
でも大丈夫
こんな事も有ろうかと第二案を用意してます
レンタカーで島央へブイ-ン
「肴や えん」にお邪魔する
お昼時を過ぎているにも関わらず駐車場は満車で人気のお店みたい
相棒は緋扇貝のてんぷら定食、自分は寿司定食を注文 どちらも千円!
そして なんとサザエの刺身は500円!安っ
で、そこから車を走らせること1時間ちょい
やってきたのは島北にある対馬野生生物保護センター
ツシマヤマネコを見に来たよ~
レンタカー屋のお兄さんは三度訪れたけど一度も見れたことないって言ってたからどーだろーな
ドキドキしながら受付の女性に今日は見れますか?って尋ねたら「見れますよー」って
案内までしてくれた
お~ かなた君! はじめまして~
でも寝てますね、、、
そして全く動く気配はなさそうですね、、、
まぁ ネコだから仕方ないか(笑)
(この時の模様はまた改めて”猫の話”で載せますね)
閉館時間までかなた君を愛でた後はすぐ近くの「棹崎公園」へ
ここは日本の最西北端らしく日本本土よりも韓国のほうが近いんだって
~国境の島~ なるほど
今夜の宿のチェックインは6時の予定なのでその前に観光名所をもう一つ
やってきたのは「姫神山砲台跡」
パンフレットによると「雰囲気◎、アクセス○」って書いてたのにコレがとんでもない悪路、、、
レンタカーにキズがつきそうになったので残り500mでギブアップ
すでに暗くなり始めてるし時間もないので歩いて行くのもやめとこう
少し遅れたけど今夜の宿にチェックイン
じゃらんのクーポンを使ったのでなんとダブルルームが5,000円ぽっきり
寝るだけなので宿に拘りは無いんよ
晩御飯はホテル近くの居酒屋「汐路」さんにお邪魔
以前、アメブロガーだった飽き娘さんがブログに載せてたので来てみたかったんだ
↓↓↓一見さんお断りの雰囲気 知らなければ暖簾をくぐるのは難しいかも
お店は大将と奥さん、お母さんの3人で切り盛りしててカウンターと座敷があるけど絶対カウンターがお勧め
そしてこの日もお客さんは地元の常連さんばかり
まずは山猫(焼酎)のロックで乾杯!
ツマミの「おかず詰め合わせ」は一品一品がどれも美味しい
↑左下「イカの酢味噌和え」お酒にメチャ合う!おかわり下さい!
お腹も満たされNHK大河ドラマの”麒麟が来る”が終盤にさしかかる頃、、、
いつのまにか他のお客さんも居なくなってた
すると大将「もう良いよね?」と晩酌開始 ←ダレニキイタノ?
あした白嶽に登る事や、以前一人で来た女性のブログを見てコチラにお邪魔した事とかを話してたら
「え~憶えてないけど女の子1人で白嶽に登るとか聞いたら危ないからやめとき~って言うと思うんだけど笑笑」←大将
それを聞いた相棒 「そんな危ないところなん?」
もー大将 いらんこと言わんでよ~
「なんぼでも持っていき~」と、帰りにミカン頂いた
コンビニで買い物してから帰ろうね
お疲れ~明日もよろしく~
~2020.1.20(月)~
向かうは九州百名山「洲藻白嶽」
厳原から20分ほどで洲藻地区のトイレがある方の登山者駐車場に到着
遠くに双耳峰の山が見えるけどあれが白嶽かな?
地図ではここから洲藻登山口までのコースタイムは50分となっている
この先の道路状況は分からないけど車で行ける所まで行ってみますかね
途中から道幅も狭くなって来たけど綺麗なアスファルト路だし対向車さえ来なければ大丈夫そうな感じ
ところが登山口まであとチョットという所でついにガタゴト道になってしまった
レンタカーに傷が付いたら困るのでめちゃくちゃ慎重な運転
最後のほうが少々うねり道だったけど宮崎の秘境に比べれば全然
8:10 思ってたよりアッサリと洲藻登山口に到着
他の車は無くどうやら一番乗りみたい
※ココの駐車場は5~6台程のスペースしか無いのでシーズン期は手前の登山口から歩く方も多いらしいです
登山道は沢沿いの道で歩きやすく傾斜もなだらか
あちこちに巨石がそびえ祠が祀られており、暫くすると白嶽神社の鳥居が現れた
ここから先は急登でロープ場が続くんだけど、岩や木の根っこが良い感じな具合で超登りやすい楽勝コース
山頂直下の鞍部を越えると男嶽の全貌が見えた
ここまでは楽々だったんだけど男嶽の取り付きのところはロープが無くて少しだけ難所っぽい
「ここ降りるときどうするん?」←相棒
そんなことは登ってから考えればいいよー
ほとんど汗をかくこともなく1時間ちょいで九州百名山 洲藻白嶽(男嶽)登頂
女嶽の向こうにリアス式海岸の浅茅湾と沢山の島々が見えるよホエー
そして相棒は、、、
あと2メートルが怖くて登れないんだって~
先ほどの難所のほうが余程難しいはずなのだが どうしても眼下の高度感が怖いらしい
下に降りてサポートする
「ここに右足置いて!」
「ここを掴んで!」
「左足はここね!」
しぶしぶチャレンジする相棒
ところが怖くて下を見れないので足が宙を空振りしてる
まるでネコが後ろ足で頭を掻こうとしてブンブン空振りしてるみたい…
お願い頑張ってみて!
俺が下で守るから!
「無理!無理なものは無理~」
、、、、、だめだこりゃ←信用ゼロ
あまり無理強いすると本気で切れられそうなのでこの辺でランチタイム
下で待ってるよ
相棒の代わりに相棒のスマホを連れて再び山頂へ
遠くには朝鮮半島も見えるらしいが霞んでて良く分からなんだ
そして一旦分岐まで戻って女嶽東側にある「岩のテラス」へ
岩のテラスから女嶽の裾をグルっと歩いてみたけど山頂へのマーカーも踏み跡も見つからず
ここで福岡から来たという単独の男性に遭遇したんだけど結局下山するまでにお会いしたのはこの方だけだった
下山は50分ほど
休憩時間を含めてトータル3時間のお手軽山行
下山後の温泉は湯多里(ゆったり)ランドへ
ところが暫く営業中止の張り紙ガーン
ここ以外だと真珠の湯は定休日、ほたるの湯は遠すぎるし、、、
つしまグランドホテルの立ち寄り湯も月曜日は午後3時からだって
まっ いいか
あんまり汗もかいてないしね~
そして転んでもただでは起きない我が家
ちょうど通りがけに沢山の車が出入りしているお蕎麦屋さんをみっけ!
「美味しいんかな?」
昨日食べ損ねた対馬名物「ろくべえ」と「せんそば」を注文
どちらも麺はサツマイモの澱粉で作られていて優しい出汁の不思議フード
ろくべえは麺が短いのでお箸では食べにくいけどモチモチっとした食感が美味しい
せんそば普通の蕎麦のようにカットされているので食べやすい
どちらかといえば”ろくべえ”の方が好みだな
※上が「ろくべえ」、下が「せんそば」
まだ帰りの船まで時間があるのでお次は上見坂園地に寄り道
展望台からは遠くに白嶽山系の山々が一望
そして園地内にある砲座跡にも行ってみる
こんな凄い物作ったのに実際には訓練だけで敵艦が通らず一度も発砲することはなかったんだって
その辺のスーパーにも寄ってみたんだけど魚が安すぎ!サザエも9個入で800円って笑笑
結局買ったのは地酒5本と藻塩だけど
そして再び厳原へ戻り観光案内所を見学
中々の情報量で対馬の歴史や自然、観光などが早丸解り
こんな凄いところなのに、観光客は自分たち以外は1人だけだったよ
さーて、そろそろ出航時間近づいてきたし動きますかね
お世話になったレンタカーを返却し厳原港へ
帰りの便は高速船ではなくのんびりフェリーで
バイバイ 対馬
途中で夕日を撮るはずだったんだけど大相撲の中継に熱中してて忘れてた(*。◇。)ハッ!
あー夕焼け見たかったなぁ
20:10 のんびりとは思ったがやっぱり冬の玄界灘 4時間45分は少し長かった、、、
う~気持ち悪う~
そういえば対馬に着いてから外国の言葉を耳にしたのは1度っきりだったな
海や山に囲まれた自然が凄く魅力的
ツシマヤマネコも超可愛かった
でもやっぱり我が家のにゃんずが一番可愛い
さて、次はどこに連れて行きますかね~
バカみたいに長い記事を最後まで読んでいただきありがとう!
【交通費参考】
ジェットフォイルは片道6,780円
ちなみに飛行機だと片道11,700円(早割りあり)
フェリーならば片道3,930円
レンタカーは24時間3,950円(ネット割引&初回クーポン)でした~