ジブリであります。
あのジブリの曲の
メタル・カヴァー集であります。
このアルバムを手にとった理由は
以前DISARMONIA MUNDIのアルバムを聴き、
調べてみると中心人物のエットレ・リゴッティが
ジブリ・カヴァー・プロジェクトをやってると知り、
聴いてみた次第です。
当然エットレが手掛けるということは
デス・メタル路線であります。
1曲目の「となりのトトロ」からして
バリバリのデスです。
これが一枚丸々続くとなると
キツイな、と思っていたら、
日本人女性ヴォーカルの曲も多いので、
そこはちょっと安心…。
まあ昔流行った
アニメタルに近いものを感じますね。
たださすがは
多彩な才能を持つエットレ。
一辺倒なアレンジでは無く、
1枚飽きさせずに聴かせてくれます。
演奏ももちろんレベルが高く、
ただのよくある
「メタル・アレンジしました」的なものではなく、
完成度が非常に高いです。
ただまあ
何回か聴けば良いかなって感じではあります。
世間的にはなかなか好評だったようで、
第2弾も出ているようですが、
まあこの1枚で良いですかね。
もしかしたら
普段メタルを聴かない人の方が
新鮮に感じて楽しめるのかもしれません。
☆「まさかのジブリ・メタル。まあお遊びというか、たまにはこんなのもどうでしょうか」…☆☆☆☆☆☆星6つ！
