SILVERの1stアルバム。
僕のお目当ては
ゲイリー・バーデンの歌だったんですが、
他のメンバーもなかなか。
ゲイリー(vo)の他は
バーニー・トーメ(g)、マイケル・ヴォス(g/b)、
ドン・エイリー(key)、マルコ・ミネマン(dr)
という布陣で、渋いながらも
ちょっとしたスーパー・バンドであります。
SILVERというバンド名も渋いですね。
ちなみにシルバー=お年寄りという意味では無いです…。
まあシルバーがお年寄りというのは
日本だけしか通じない使い方ですけどね。
それはともかく、内容としては
落ち着きのあるメロディアスHR/HMで、
なかなか味わい深いです。
やはり魅力的なのは
ゲイリーの歌。
何と歌が上手い(笑)。
いや、下手なのかもしれないけど、
この落ち着いた曲調の中だと
上手く感じます(笑)。
MSG、PRAYING MANTISでは
長続きせず、評価もイマイチのゲイリーでしたが、
このSILVERは居心地が良かったのか、
この1stを含め、5枚のアルバムをリリースしました。
派手さは無いですが、
とても良いアルバムです。
バーニーとドンは良い仕事をしてますね~。
ドンはさすが、存在感のあるプレイ。
バーニーは目立たないけど、堅実なプレイです。
ゲイリーの歌が好きな人はもちろん、
「え?ゲイリー・バーデン?下手くそじゃん」
と思っている人こそ聴いて欲しい1枚。
いや、騙されているのかもしれないですが(笑)、
騙されたと思って聴いてみるのもアリですよ。
☆「ゲイリー・バーデンは実は上手いのか?」…☆☆☆☆☆☆☆☆星8つ!