MATTIAS IA EKLUNDH/Freak Guitar…1999年 | 車通勤メタル!

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児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

FREAK KITCHENのギタリスト、

マティアス・”IA"・エクルンドの

2枚目のソロ・アルバム。

 

北欧のテクニカル・ギタリストの

有名どころはだいたいチェックしていたつもりでしたが、

そうそう、この人を忘れていました。

 

FREAK KITCHENも何故か行き着かなかったので、

これがマティアス初体験になりますが、

いや~、予想していた以上に「変態」であります。

 

曲調はわりと穏やかな曲が多く、

そこに驚異的なプレイや、トリッキーな展開を織り交ぜ、

イージー・リスニングにも向いているという、

いわゆるテクニカル・ギタリストのソロ作品とは

一線を画す内容。

 

そういう意味では

スティーヴ・ヴァイなんかにも

近い感じがしますね。

 

フランク・ザッパのカヴァー曲もあることから

ザッパの影響もあり、

そのあたりもヴァイと通ずるものがあると思います。

 

様々な道具を使い、

既成概念にとらわれない

遊び心満載のプレイは

正直好き嫌いが分かれると思いますが、

まあ凄い人なのは確か。

 

KISSの「Detroit Rock City」のカヴァーなんかは

ジャズ風のアレンジで、

ガチのKISSファンはどう思うんでしょうか…。

 

ただギター弾きとしては、

全く参考になるプレイはありません(笑)。

独創的過ぎて、真似しようとは思いませんね…。

そのへんもヴァイ的であります。

 

こうなるとFREAK KITCHENが

どういう音楽性なのか気になります。

本来であればそっちを先に聴くべきなんでしょうけど、

今度FREAK KITCHENの方を聴いてみたいと思います。

 

☆「あまりに独創的、驚異的過ぎて、全く参考にならないギター・アルバム」…☆☆☆☆☆☆☆星7つ!