C-187/Collision…2007年 | 車通勤メタル!

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児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

CYNIC関連のバンド・プロジェクトを調べてて、

気になった1枚。

 

このC-187は、

CYNICのドラマー、ショーン・レイナートと、

PESTILENCEのパトリック・マメリが中心となって

結成されたプロジェクトです。

 

ベースはそのCYNICとPESTILENCE、ATHEISTと、

3大テクニカル・デスとも呼ばれるバンドに在籍した

トニー・チョイ。

 

ちょっとしたスーパー・バンドとも言える布陣で、

バリバリのテクニカル・デスを期待したんですが、

意外なほどシンプルで、

跳ねるようなグルーヴィーな展開が多い

ヘヴィなグルーヴ・メタルといったところ。

 

これはテクニカル・デスを期待すると、

大きく裏切られます。

複雑でスリリングな展開はほとんど無く、

う~ん、微妙な感じです…。

 

これはフロントマンをつとめる

トニー・エレンコヴィッチなる人の

影響が大きいのかもしれません。

 

この人はヘヴィ・グルーヴ・メタル界で活躍している人

らしいんですが、僕はその手の音楽へ苦手なので、

全く知りません。

 

唯一ラストを飾る「New Territory」は

多少ハッとする展開がありますがね…。

何曲かはそういった瞬間があります。

あくまで瞬間ですが…。

 

ある意味多彩な才能がある人たちなので、

プロジェクトでは違ったことをやりたいと思うのは

まあ自然な流れであります。

 

そう言えば、

CYNICはこのショーン・レイナートと、

ベースのショーン・マローンが2020年に

たて続けに亡くなるという不幸がありました。

 

2人のショーンを失ったCYNICは

2021年に新作を出していますが、

どうでしょうか。

過度な期待はせず、そちらも聴きたいと思います。

 

☆「跳ねるリズムは苦手です…」…☆☆☆☆☆星5つ!