MAZDA3セダン・BOSEサウンドシステムの感想 | 車通勤メタル!

車通勤メタル!

児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

昨年4月1日納車から約10カ月。

もうすぐ2万㎞というまあまあのペースで

走っています。

 

今回はBOSEの感想であります。

MAZDA3は標準のオーディオもなかなか評判が良く、

標準なのにパイオニア製の8スピーカーという

気合の入れようで、別にBOSEじゃなくても、

と思ったんですが、結局BOSEにしました。

 

試乗した時に自前のCDを持ち込んで、

標準オーディオを試したんですが、

低音が物足りず、

パワー不足を感じました。

 

まあ聴いてる音楽がメタル中心ということで、

ちょっとそこは特殊かもしれません。

YNGWIE、DREAM THEATER、MEGADETHあたりを

試聴に使ったので…。

 

確かに自然でピュアな音で、

標準にしてはかなり良い音でしたが、

やはりアテンザのBOSEを9年間聴いていた身としては、

もはや「BOSE耳」になってしまったのかもしれません(汗)。

 

BOSE搭載の試乗車は無かったため、

少々賭けではありましたが、

結果的には満足であります。

 

見た目での大きな違いは、

フロントドアのスピーカーカバーですかね。

標準だとロゴ無しの樹脂カバーなので、

だいぶ高級感が違います。

 

アテンザのBOSEは高音、低音の調整が無かったんですが、

今回は調整できるようになりました。

これは一般的にはありがたいんじゃないでしょうか。

ただ僕はアテンザのように、

「これがBOSEのベストセッティングなんだ」と言わんばかりの調整不可能も嫌いじゃないです(笑)。

 

あとは独自のサラウンドシステム「Centerpoint」と、

走行ノイズ補償システム「AUDIOPILOT2」の調整。

サラウンドは特にライヴ盤だとかなり臨場感が出て

良い空間になりますね。

「AUDIOPILOT2」はアテンザに比べると、

強調が強い感じがします。

これはアテンザの方が自然で良かったかなぁ。

まあかなり補正されている感じはありますが。

 

フロントドアのスピーカー以外は

演出は控えめ。

Aピラーの付け根付近にツイーターがありますが、

樹脂のカバーで目立たないですね。

 

で、肝心の音なんですが、

これが非常に上品な音。

アテンザのような「いかにもBOSE」という

ブースターがかったモリモリの低音という感じはせず、

クリアかつ力強いという素晴らしい音であります。

 

まあでもアテンザの

ある意味下品で大げさな低音も好きでしたけどね。

ドアスピーカーというか、

ドアごと響いているようなあの低音も魅力でしたが、

まあ疲れないのはこっちですね(笑)。

 

ドアスピーカーの位置の違いも

大きいのかもしれません。

普通は足元にあるパターンが多いですが、

ドアノブ付近にあるので、

ダイレクトな感じがします。

 

ドアの足元付近はポケット、小物入れになっていますね。

 

リアのドアスピーカーも

割と高い位置にあります。

 

その分低音でごまかさないと言うか、

中・高音の再現度が凄いです。

イングヴェイの曲なんかは

30年以上聴いていますが、

今更ながら、「キーボードはこう鳴っていたのか」と

再発見するぐらい、「音の奥」まで聴こえる感覚。

 

最初の1カ月くらいは

正直低音の物足りなさを感じたものですが、

これで十分、いや、これがベストでしょう。

 

結構レビューでは

「標準で十分」「標準の方が良い」

「BOSEが良いと言ってるのは知ったかぶり」

というような意見も散見されますが、

僕はBOSEをおススメします。

 

…いや、僕が聴いている音楽が

世間一般と違うからでしょうかね。

まず日本の流行りの音楽は聴かないので。

HR/HM中心に聴く人はBOSE、ということでしょう。

 

全12スピーカーで、

標準との価格差は7万5600円。

これが安いか高いかは

それぞれ好み・用途で変わりますね。

僕の場合は、もし標準にしていたら

後悔していたと思うので、

結果的には大満足です。