イングヴェイのベスト盤。
イングヴェイのベスト盤と言うと
「The Yngwie Malmsteen Collection」の方が有名かも
しれませんが、あれはポリドール時代のベストで、
こちらはポニーキャニオン時代という分類になります。
僕が大好きなアルバム、「Fire & Ice」は
あれだけエレクトラからのリリースだったので、
もれてしまって残念ですが、
まあそれは仕方ないですね（汗）。
今更イングヴェイのベストを買う理由も無いですが、
中古で激安だったので、
「そういえばこんなの出てたな」と思い、購入。
ただのベストではなく、
アルバム未収録曲も3曲入っているので、
一応買う価値はあるのかなと。
１曲目の「Gimme! Gimme! Gimme!(A Man After Midnight）」はあのABBAのカヴァーで、これが意外とハマっていて、面白いです。
ヴォーカルがマーク・ボールズっていうのも良いですね。
このカヴァー曲と、ラスト2曲のインスト曲が未収録曲で、
あとは「The Seventh Sign」、「Magnum Opus」、「Facing The Animal」、「Live!!」、「Alchemy」からのベスト。
選曲は無難ではありますが、
文句の無い内容で、良いベスト盤ではあります。
今考えると、
この時期が第２黄金期といったところで、
素晴らしいネオ・クラ・メタルのオンパレード。
ラスト２曲のインスト曲は、
イングヴェイの曲の中では普通の出来ですが、
ネオ・クラというくくりの中では
これだけのクオリティの曲を作り出す人はなかなか
いませんね。それだけ抜きん出た存在であります。
僕的にはこの時代が一番
イングヴェイのコピー・バンド活動が
盛んだった時期でありました。
このベストの中では
「Never Die」、「Crash and Burn」、「Vengeance」、
「Fire in the Sky」、「My Resurrection」、
「Rising Force」、「I'll See the Light Tonight」を
当時コピーしていましたね。
いい曲だなぁ、
いい時代だったなぁ、と思う反面、
当時の苦い思い出も蘇ってきたりして（汗）、
たまにこういうベスト盤を聴くのも
良いと思います。
☆「やはりこの時期も良かった」…☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星満点！