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システムエンジニア フリーランス 年収・やりがい・魅力・将来性

システムエンジニアの業界の優秀な社員が、フリーランスに転職していくその魅力(年収・やりがい・将来性)についての解説。

私は今フリーエンジニアの仕事を休止して別のことをやっているのですが、9月から再びエンジニアの仕事を再開しょうと考えています。


別に今の仕事をそのまま継続すれば、それで充分生活できるのですが、登録しているサイトから私のスキルにピッタリの仕事の案件がメールで送られてきたので受けることにしました。


条件的にも非常にいいので、今やっていることがもう少し安定してくるまではこちらとしても非常に助かるお話です。


このように、自分からあせって仕事を探すと、あまり条件がよくない仕事にも飛び付きざるおえないですが、余裕を持って条件に見合うお仕事が来るのを待っていると、とてもいい仕事が舞い込んできたりもします。


そのためにはできる限り多くのお仕事紹介サイトなどに登録しておけば、それだけいいお話が舞い込んでくる可能性は高くなります。


フリーの方は誰もが経験されていると思いますが、「目先の条件があまりよくない仕事をするよりも、じっくりと単価のいい仕事を待ちたいけど、どうなるかわからないからな~」とお考えではないですか?


でも、それは今の仕事が終わる話を聞いてから行動するために起こることで、常に仕事の案件情報を受け取っていれば、今の仕事が終わる話を聞いた時点で他の案件がきているわけですからすぐに行動を起こすことがある程度できるわけです。


そのためにもお仕事紹介サイトには登録しておいた方がいいわけです。
リーマンショックの時、世の中には仕事を失った人が溢れかえりました。


2008年9月15日の出来事でした。


当時、私は仕事に就いていましたが、その年の12月に仕事が無くなりました。


あの時は次の仕事を見つけるのが大変でした。


みんなが一斉に仕事を失ったわけですから、自分の順番なんて中々廻ってくるわけがありません。


火事場の現場すら廻って来ないのですから!!


あの時は12月~2月まで穴を開けてしまいました。


登録してあるサイトからは一応案件の案内はくるのですが、内容をみると自分にドンピシャな内容ではないので、恐らく無理だというものばかりでした。


人が溢れている状態ではドンピシャなものじゃないと、中々決まらないですからね~!!


でも、人が足らない状態の時はいくらでも融通がききますが。


ところが、逆に言うと、ドンピシャな案件が来た時は誰よりも有利に仕事に就くことができます。


あのリーマンショックの時の火事場の現場で金額も叩かれた値段でしたが、私はその仕事に就きました。


やらなければ先行きどのようになるのかもわからない状態でしたし、死活問題となることも考えたからです。


案の定、私の周りの人間も仕事に就けない人ばかりでした。


その時も私はみんなに「フリーエンジニアの仕事紹介サイト」を紹介しました。


中にはプロパーの人間も仕事に溢れて自宅待機をしている人がたくさんいました。


そして、自宅待機の末、首になった人間もたくさんいました。


その後、1年間仕事に就けなかった人もいましたが、あの人はその後どうなったのだろう?





私の友人というか以前、何年か前に一緒の現場で仕事をしたことがあって、そのことが縁で未だに連絡を取り合っている人がいます。


その人もフリーエンジニアです。


その人は私よりいくつか歳が上で、数年前からこの業界の仕事に就けなくなってしまいました。


本人は生きるために仕事を続けなければならず、小さな体で老人介護の仕事を始めました。


男の人なのですが、身長も160cmに全然満たない小柄な人が180cmを超える老人のベッドからの上げ下ろしを行うそうです。


体が大きかったら未だしも、小柄な体には堪えたみたいで、挙句の果てには帯状疱疹が出て老人介護の仕事をやめてしまったそうです。


この間、久しぶりに電話がかかってきたので近況を聞くと今は工事現場のなんかをやっているようなことを言っていました。


「何か仕事無いですか?」と聞かれたので、私は「ダメ元でフリーエンジニアお仕事紹介サイトに登録してみれば?」と言って、サイトのアドレスを教えてあげました。


すると、何カ月かぶりに電話がかかってきて、「今は安いけどコンピューター業界の仕事にありつけた」と言っていました。


お仕事紹介サイトからの紹介だったそうです。


何年もブランクがあったのに業界に復帰できるなんて、諦めずにやってみるもんですね!!




仕事が激減した時は、仕事と仕事の間が何カ月も空いたことがありました。


その時は、たま~に来る案件が一斉に色々なところからやってきました。


同じ案件が一斉にあちらこちらから話がやってくるんです。


こんなことはチョクチョクある話ですが、業界の狭さを強く感じました。


決して高くない金額の案件が何十倍という競争率で、面接の会場には何十人という人が集結をして、面接の時間も朝9時に集合して、終わるのにお昼までかかったことがありました。


当然、採用されませんでした。


そんな時に、フリーエンジニア案件情報のサイトから案件のメールがきて、面接に行ったら簡単に決まってしまうと言った現象がありました。


全く、他からは出回ってこない案件でしたが、かなりの人数を募集していて難なく枠に収まってくれました。


このようにさまざまな案件サイトに登録することによって、仕事を繋げることができたので助かったことが何度もありました。


ひょんなことから全く別の案件が転がり込んでくることがあるので、思った以上に助けられました。
私が30才の時、仲のいい友人が4人いました。


彼らは私とは業界が違っており、皆印刷関係の仕事に携わっていました。


その頃はよく皆で年に1回泊りで旅行に行きました。


皆それぞれの業界で忙しくて、収入も通常のサラリーマンに比べるとかなり多い収入を得ていました。


しかし、彼らの業界は翳りが見え始めて、とうとう皆印刷業界の仕事を続けられなくなってしまいました。


4人ともてんでバラバラになり、1人は不動産の営業になり、1人は故郷に帰って飲食店のアルバイト、1人は税理士になっていきました。


私の業界はというと、益々忙しくなっていき、当分私はそれで飯を食うことができました。


しばらくして、4人の友人のうちの1人と再開をしたのですが、印刷業界の仲間が自殺をしたという話を聞きました。


その彼は印刷の仕事をさせたら右に出るものがいない位優秀だったそうです。


最後の最後まで印刷業界でやっていこうと続けていたそうですが、業界不況には勝てずに融通が効かない彼は他の業界でやって行くことができずに首を吊ってしまったそうです。


コンピュータ業界もピークはとっくに済んでいます。


後は仕事が減ることはあっても増えることはありません。


フリーの方は今のうちに企業内に入るか他の業界に移る術を身につけておいた方が得策です。


業界自体の不況は個人の力ではどうにもなりませんから。


ましてや年齢のいっている方は優先順位も最下位なので、意識しておかないと取り返しのつかないことになっちゃいますよ!!


業界に残るにしてもできるだけ多くのコネクションと連携しておくことをおすすめいたします。