フリーエンジニアいつまでもいい時ばかりは続きません。 | システムエンジニア フリーランス 年収・やりがい・魅力・将来性

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システムエンジニアの業界の優秀な社員が、フリーランスに転職していくその魅力(年収・やりがい・将来性)についての解説。

私が30才の時、仲のいい友人が4人いました。


彼らは私とは業界が違っており、皆印刷関係の仕事に携わっていました。


その頃はよく皆で年に1回泊りで旅行に行きました。


皆それぞれの業界で忙しくて、収入も通常のサラリーマンに比べるとかなり多い収入を得ていました。


しかし、彼らの業界は翳りが見え始めて、とうとう皆印刷業界の仕事を続けられなくなってしまいました。


4人ともてんでバラバラになり、1人は不動産の営業になり、1人は故郷に帰って飲食店のアルバイト、1人は税理士になっていきました。


私の業界はというと、益々忙しくなっていき、当分私はそれで飯を食うことができました。


しばらくして、4人の友人のうちの1人と再開をしたのですが、印刷業界の仲間が自殺をしたという話を聞きました。


その彼は印刷の仕事をさせたら右に出るものがいない位優秀だったそうです。


最後の最後まで印刷業界でやっていこうと続けていたそうですが、業界不況には勝てずに融通が効かない彼は他の業界でやって行くことができずに首を吊ってしまったそうです。


コンピュータ業界もピークはとっくに済んでいます。


後は仕事が減ることはあっても増えることはありません。


フリーの方は今のうちに企業内に入るか他の業界に移る術を身につけておいた方が得策です。


業界自体の不況は個人の力ではどうにもなりませんから。


ましてや年齢のいっている方は優先順位も最下位なので、意識しておかないと取り返しのつかないことになっちゃいますよ!!


業界に残るにしてもできるだけ多くのコネクションと連携しておくことをおすすめいたします。