「一流」を考える
先日、トヨタ自動車の連結営業利益が
前期比36.3%増の1兆8000億円となることが発表されました。
今後の日本経済に明るい話題ですね。
背景には、トヨタのお家芸である【カイゼン】の効果があるとのことです。
豊田章男社長が記者会見で「執念のたまもの」と言われたように
相当な覚悟と、血の滲むような努力があったことだろう思います。
世界で「一流」といわれる会社は、
見えないところでもその名に相応しい努力をしていることでしょう。
「一流」とは社会的な価値や社会への貢献のレベルが高いこと
を意味するものだと、私は理解しています。
小さな規模でも「一流」を目指すために【カイゼン】を続けていきたい
と、気持ちを新たにしました。
人の動きが活発になった!
「アベノミクス効果」でしょうか、最近は円安、株価上昇、地価上昇など
明るい話題が新聞やニュースで多く伝えられるようになってきました。
確かに私が出張する場合なども、
新幹線が満席のため乗りたい時間に乗れなかったり
ビジネスホテルの予約が取りにくかったり…
と、人の動きが活発化しているようです。
また建設業界でも再開発や住宅・マンション建設が増えて
職人の確保ができない、等の話をよく聞きます。
今後さらに「人の動き」が増え、次に「物の動き」が
活発化してくれば日本の製造業の復活も見えてくると思われます。
長いデフレで鍛えられ、自己変革を行なってきた【ものづくり企業】は
大きな飛躍ができるチャンスの到来です。
日本は製造業が強くないと絶対に強みを発揮できません。
その製造業を若者達にとって魅力的でワクワクさせることが
システムクリエイトの社会的役目だと思っています。
システムクリエイトでは、
これからも魅力ある製品を魅力ある活用方法で伝えていきます。

近日発売予定の業務用卓上CNCフライス 【MillkeyPRO】
就職セミナーで原点回帰
先日、いつもお世話になっている専門学校の就職セミナーにてプレゼンする機会を頂きました。
先生から
『採用する側は学生のどこを見て可否を決めているのか?など、本音のところを話して欲しい』と、言われておりましたので、出来る限り自分が初めて就職する時のことを思い出しながら考えてみました。
就職活動の目的とは
「自分のことをしっかりと知り、そして自分の価値を知る」
であろうと思います。
学生の時は、自分自身の性格・強みや弱み・好きなこと嫌いなことなど自己分析することや、どういった仕事に向いているか?
など、整理立てて考えることもあまり無いのではと思います。
就職活動中は、度々自己嫌悪に陥りますが、実は自分という価値を社会で活かすためのスタート地点です。
実際は仕事を始めてからの方がもっともっと悩みや苦しみが多いものですから、この時を原点とし“基本に立ち返る位置を知る時”と考えて欲しいと思います。
また、社会に出ると時間がアッという間に過ぎ去っていくように感じられます。
その大切な時間を充実した時間にしなければ勿体ないですよね。
そのための教訓となるフレーズをある本で教えられました。
「仕事も人生もABCが大切」です。
ABCとは…
A=当たり前のことを
B=バカになって
C=ちゃんとやる
人は誰でも経験を重ねていくと、基本的なことや単純なことなどは「自分がやるような仕事じゃない」と見下して考えてしまいがちになります。
それがとても危険な事で、積み重なるとドンドン傲慢になり、人が離れ空虚な時間となってしまうようです。
就活中の方も社会人も、覚えにくい難しい教訓の前に、先ずは単純でシンプルなABCを常に意識して充実した時を過ごしたいですね。

