システムクリエイト 川上の想い -4ページ目

原鉄道模型博物館をみてワクワク

私は鉄道マニアではないのですが、

以前テレビで原鉄道模型博物館のジオラマの紹介番組をみた時に、

何かビジネスの参考になりそうな予感がして、

いつか行ってみたいと思っておりました。



そして、つい先日その機会に恵まれました。


原鉄道模型博物館には、

世界中から集めた1000を超える鉄道模型のコレクションや、
原 信太郎氏の製作した鉄道模型が展示してあります。



イギリスやドイツでは、

1800年台初頭には鉄道模型を製作する会社があり、

実物の宣伝用や鉄道開通記念など

に数量限定の鉄道模型を作っていたそうです。



よって後年、鉄道模型コレクターとして

上記のような鉄道模型も所有していた原氏には
地元政府関係者からも譲って欲しいという希望がきた、

との記述が展示品にありました。



やはり限定品は価値が高まりますよね。



圧巻は、世界最大級のジオラマで

「いちばんテツモパーク」といわれる展示室です。

鉄道を中心とした町並みが再現されており、

朝や昼の風景から日が沈み電灯が灯る中を
ライトを付けた模型の車両が走る様は感動的です。


音もリアルで、本物の車両が走っている音と同じように聞こえます。
原氏は、忠実に実物を再現するため、

部品の素材にまでこだわって造っているようです。


鉄道だけでなくその技術も愛している原氏だからこそ

実現できたジオラマだと思います。



ジオラマの世界に引きこまれ、暫く見とれてしまいました。



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今回、原鉄道模型博物館を見学して感じたことは、

細部にまでこだわり抜かれたものが人に感動を与えるということです。


原鉄道模型博物館のようなリアルなジオラマには、

もっと見ていたいという気持ちが大いに湧いてきます。


ジオラマを見て楽しい気分になるのは万国共通ではないではないかと感じます。


最近、食品メーカーの工場見学がブームになっているそうですが、

共通することは「ワクワク感」でしょうか。


そして、高い技術で作られたものが立ち並んでいる、あるいは、動いている姿に

人は「ワクワク」するのではないかと思います。

3Dプリンターの未来は?

6月19日からの3日間、東京ビッグサイトで開催された設計製造ソリューション展

には76,000人以上もの来場者があったようです。



私も2日間会場に行きましたが、来場者が多い上にTV局も複数社が
撮影をしており、今までに無い盛況ぶりでした。



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間違いなく、今注目されている3Dプリンターの効果だろうと思います。



よく3Dプリンターに関してお客様からいただく質問の多くは造形精度についてです。


確かに随分と精度の良い装置も出て来ましたが、現状では切削以上のことは

できませんし、完全に切削の代わりになるものでも無いと私は思います。



私の考える3Dプリンターの普及効果は「絵やデザインに興味を持つ人の増加」
に繋がることだと思います。



私自身、子供のころ授業中にノートに落書きをしたものですが、
今では落書きもすぐに立体フィギアになるのです。


親にとっては思い出になりますし、子供にとっては3Dスケッチに興味が湧いて
想像力が豊かになることでしょうね。


これから3Dプリンターはもっともっと広く普及するでしょう。しかし、
その次にはハードよりソフト(データ)が鍵になるはずです。


ゲームやアニメをはじめとして、日本はソフトの力が強い国です。
皆が「3Dプリンターで出力したい」と思うような日本発のソフトが
世界で大ブームを起こすことを期待したいと思います。


システムクリエイトは創業当時から3DCADを取扱い

そのノウハウを蓄えてきました。



3Dプリンターが普及する近い未来、

ハードである3Dプリンターだけでなく、

ソフトを創りだすためのツールの普及・サポートでも

世の中に更なる貢献ができると確信しています。


歴史に学ぶ

最近、「歴史秘話ヒストリア」というTV番組にはまっています。



歴史上で有名な人物の秘話を感動ストーリーに見事に仕上げています。
前々回の放送は「戦国武将・石田三成“悪役”伝説の真実」でした。


石田三成は関ヶ原の合戦で徳川家康に負けたことで、徳川幕府により悪役にされてしまいますが、本当は才知にたけ、義理人情に厚い人物だったようです。


この番組を見てから私の持つ石田三成のイメージが大きく変わりファンになってしまいました。



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今はまさにグローバルな経済戦国時代です。


激動の時を生きた戦国武将の行動は我々に多くの示唆を与えてくれています。


これから起こるあらゆる変化にどう意思決定し行動していくかが大切ですが、予測できることもあれば全く予測できないこともあります。


そんな時の判断材料として歴史上の人物の考え方や行動を知っておくことが、大いに参考にできるのではないでしょうか?