安倍総理が来春からの消費税のアップを決定し、マスコミはこぞってその前の駆け込み購買を煽っています。


今のうちに買っておかなきゃ損といった大衆心理をくすぐっています。


こうした報道を見ながら私は苦い失敗を思いだします。


エコカー減税の時の話です。


家内の車が古くなってきたこともあり、今ならエコカー減税で15万円


バックの宣伝文句に魅かれて車を大急ぎで買い換えました。


そんな心理は誰も一緒とみえ、その年、車はバカ売れ。


翌年、一転して車は売れなくなくなり、納車3か月待ちなんて話はどこ


のことやら、デイラーさんは値引き合戦に走り、なんのことはない減税


分ぐらい値引きや等で軽くでているような状況でした。


それをみて私は皆、慌てて買って、でもたいして価格には差がないんじ


ゃんないのと思ったものです。


消費税の駆け込み需要で、そのことを思い出したのでした。


3%の消費税のアップぐらい、来年度になると値引きで消えているかも


しれません。


まあ、私の言いたいのは踊らされて慌てて大きな買い物をする必要はな


いということです。


このことを稲盛さんは当座買いの原則としてフィロソフィでも強調し


ています。


「必要な時に必要なだけ購入する」がそうです。


稲盛さんは安くなるからと言ってまとめ買いをすると、結局、雑な使い方をしたり

して結局損をすると説いています。


その例として、少年時代に母親が親戚の人が世話になったからと言って


安くしてくれサツマイモを大量に買い、結局腐らせてしまう話を挙げて


います。


この「必要な時に必要なだけ購入する」は、当社のフィロソフィには


入れていませんが大事なことだと思います。


同時に会社経営だけでなく、フィロソフィは皆さんの生活の場でも有


意義な指針を与えてくれる大切なものだと思います。


フィロソフィは会社経営だけで役に立つわけではないのです。


私達の生き方そのものに大事な方向性を与えてくれるものなのです。

先日、テレビのニュースを見ていたら、中国の漁船が韓国領海内で不法操業し、取り締まろうとした韓国警察官に暴行を働き、警察官多数が大けがを負ったと報道していました。


映像をみても中国漁民の抵抗はすさまじく、先のとがった鉄パイプやナイフが飛んできたりで、韓国警察官の身体にナイフが刺さったりしていました。


韓国の水産物を根こそぎ中国は持っていてしまうとかで、なんせ不法漁船は2000船に及ぶそうです。


竹島や従軍慰安婦問題での日本への対応を見ていると、激しい反中国運動が韓国で起きてもよさそうなものですがそうはなっていません。

今、韓国にとって中国は大切な輸出先です、また、日本に来なくなった中国人観光客が大量に韓国を訪れており、ここでも大切な外貨獲得先なのです。

韓国も大変だなと思っていたら、次のニュースは韓国人が中国から偽のスマートフォンを多量に売りつけ、1500万円をだまし取ろうとしたというニュースでした。

しかも偽のパッケージの中身はただの粘土、あまりにもお粗末です。

先には韓国に同情しましたが、これりゃどっちもそっちだは~とあきれました。

同時に、こんな難しい国というか民族と付き合っていかなければならない日本の立場の難しさも痛感させられました。


互いの国同士、そして国民同士が信頼関係を結ぶのに絶対やってはいけないことは暴力と相手をだますことです。

かって日本はそれを隣国の韓国や中国にやってしまい、いまそのつけを払わされているとも言えます。

同じように会社においても暴力は問題外ですから、だます、嘘をつくが信頼関係を壊す最大要因だと思います。

よく自分の都合のいい事だけを言ったり、相手によって報告内容を微妙に変えたりする人がいますが、私から見るとこれも嘘の一種です。

これから日本、中国、韓国、この3国が仲たがいしていてもなにもいいことはありません。

3国ともそれは良くわかっているのです。

でもそう簡単に修復はできないでしょう。

日本の将来への大きな不安要素のひとつです。

一度、互いの信頼関係が崩れるとどうなるか、この極東3カ国の現状がまさにそうです。

会社の人間関係も同じです。

嘘、自分に都合のいい報告、報告相手の使い分け、当社はこれらを排除して、家族のよう

な信頼関係で結ばれた素晴らしい会社にしていきたいと思います。

夢なきものは理想なし


理想なしものは計画なし


計画なしものは行動なし


行動なしものは成功なし


ゆえに、夢なきものは成功なし


これは吉田松陰の言葉です。



彼の教えを受けた多くの長州藩士たちが後に幕末の志士となり、明治維新を成し遂げた


ことはあまりに有名です。


その伝統は今も受け継がれて、山口県は多くの総理大臣を輩出し、安部総理もこの系譜


というか山口出身です。



当社の夢はシスケン手帳にある3つを成し遂げることです。


同時これは私の夢でもあります。


吉田松陰の指摘の通り、夢があるから理想、志が生まれます。


その志が目標となり、計画が出来て、やるぞという行動に転化していきます。


うまくいくかどうか、それはわかりませんが、夢も見ず、夢も追わず、ただ、日々を過


ごし、挙句の果ては不満やぼやきや愚痴を繰り返すより、ずっと価値ある人生だと私は


思います。


当社にとって新たな期がスタートしましたが、共にみんなで夢を追っていけたら幸せだ


なと思います。


この夏は本当に暑かったです。


その盛夏に私が経験したことです。


よくお世話になるランチのお店なんですが、出されたサラダの中でカボチャがふっと


匂いを感じました。


私は一口食べただけで止めましたが、これをお店に言うべきかどうかで迷いました。


そして常連だからこそ、ここは大善の気持ちで言った方がいいと腹をくくってお店の


ママさんに小声で言いました。


彼女はビックリしてすぐにサラダを下げ、私に謝りました。


「この暑さで十分注意をしていたのですが・・でも、本当に言っていただいて良かっ


たです。下手したら大ごとになっていたかもしれません」


そう言われるとこちらも悪い気はしません。


私は食べ物の匂いに敏感で家でも一番最初に発見するのが私です。


ですから気がつかない人はそのまま食べる人もいると思います。


でも確実に半日もすればそれはもっと匂うようになるし、食中毒の危険性も増します。


かと言って、私の指摘が受け入れられない可能性もあります。


現に他の人は気がついていないのですから・・


したがって正直に言うことに私自身は抵抗がありました。


見て見ぬふりする方が角が立たないんじゃないかと・・


その時浮かんだのが稲盛さんの「大善は非常に似たり」の言葉だったのです。


大げさではなく結構勇気を出して言いました。


結果としては言って良かったわけです。


お店も喜んだし、私はお陰で食後のケーキをサービスしてもらえたからです。

先週、京都で開かれた盛和塾の例会に参加して来ました。


今年、ナスダックに株式上場を果たした大阪塾の方の経営発表が印象に残りました。


観葉植物を中心とする園芸用品のレンタルを主要業務としており、売上40億円、経常


利益6億円の高収益企業で、この業界初の株式上場だそうです。


この社長は株式上場の意義は、経営者が公私混同しない究極が上場ということと強調し


ていました。



その通りだろうなと思います。


経費、特にオーナー社長やその親族が会社にいる場合はそれらも含めてすべてガラス張


りが要求され、厳しいチェックを証券会社等から受けると言われています。


オーナー社長やその親族からみると、株式上場はメリットよりデメリットの方大きいと


私は思います。


4半期単位に決算を公表し、かつ、短・長期の経営見通しも問われます。


調子のいい時はまだいいですが、経営が苦しい局面では針のムシロだろうなと思います。


県内の上場企業のトップを私も何人か存じあげているので、新聞紙上で決算状況が公開


される度に大変だなと思います。


経営者としての公開通知簿のようなもので、規模の差こそありますが、私も同じ経営者


の端くれとして、特に赤字決算などした上場企業の社長さんはそれを満天下にさらすわ


けですから胃が痛くなる程度では済まない責任の重さだろうと想像します。



例会後の懇親会で島根の家具製造業社長さんと隣同士になり、株式上場の意味について


話が弾みました。


「当社も企業規模はまだまだ小規模だけど、株式上場を大きな目標にしているんです」


と、私が言うと、その社長は「私は上場にそれ程、関心は持っていなかったけど、今日


の発表を聞いて、上場の意義を再認識しました」と答えた上で、次のような話をされて


いました。



「よく訪問する東京の会社で同じ業界で同じ規模の2つの会社があるのだけど、会社の


雰囲気が全然違っていて、特に、外部の訪問者に対する挨拶が大きく違う。上場してい


る会社は社員の人がきちっと立ち止り、お客に正対して挨拶をする。一方の会社は、歩


きながらのながら挨拶なんです。その差はなんだろうかとずっと思っていたけど、今日


の話からひょっとすると株式の公開しているかどうかなのかもしれないと思いました」



なるほどね~と、私も共感した上で、二人で考えたことは、株式上場することで会社を


公開する、それは経営者に自ら律するという強い責任を求める一方で、社員の人も他者


から見られている意識が強まり、恥ずかしくない言動という形になって現れるのではな


いかという気付きでした。


その結果、会社は益々伸びていき、ひとつの企業文化が形成されていくということなの


でしょう。


株の公開は、単に会社の財務を好転させるというだけでなく、その企業のステータスを


上げると常々思っていましたが、その構成メンバーの意識改革にもつながるのかもしれ


ません。


株式公開すればすべてが変わるなんて言うつもりはありませんが、チェンジするための


努力をする、その結果が株の公開へとつながっていくのだろうなと思います。


実に有意義な京都での盛和塾例会でした。