税理士有資格者のひとり言 -34ページ目

税理士有資格者のひとり言

令和2年官報合格(簿財所法消住)。
自分自身の振り返りと文書作成の練習ためにブログを書いています。
試験勉強中は、ずっとスムーズジャズ(ボーカルなし)を聴いていたので、好きなものを記録に残します。

計算問題の解き方について

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住民税の試験では、家族内の所得控除や非課税の絡みががあるので、最初の6,7分程度使って、流し読みをしていた。

流し読みはこんな感じである。

 

・青色以外のボールペンで問題用紙に書き込み。

・人物ごとに年齢チェック、障害、未成年を書き込み。

・年齢チェックは、住民の未成年と、所得の納税義務の現況では、ズレがあるので注意。

 

・計算用紙には、解き始める前に、給与控除や年金控除、超過累進や生保控除の計算表をメモしておく。

・計算用紙に、甲や甲の長男などの人物を書いて、それぞれの年齢などを書き、配偶者、扶養や障害者の関係を、各人と世帯主などと矢印でつなげる。

 

 

・各種所得ごとに何所得かチェック。

 利子、配当は課税方法(不要、申告分離、総合)、配当控除、配当割額控除の有無をチェック、書き込み。

 最近は出ていないが、不動・事業は青専、事専のチェック

 譲渡は、総合、分離、特別控除の有無・額をチェック、書き込み。

 

・所得控除では、雑損控除を先に書くため、途中に雑損控除が出てきたら、矢印を先頭に引っ張って、最初に雑損控除を解くようにする。

 青色、白色のチェック(青は配・配特なし)

 

・所得の少ない人は、非課税判定を行うため、所得金額を計算して計算用紙にメモしておく。

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このようにして、問題用紙を最後までチェックし、計算用紙に各人ごとに年齢や非課税、所得金額、障害、未成年、そして各人と世帯主との扶養や障害者控除の関係を矢印で引っ張ってまとめる。

ここまで6,7分でまとめ、実際に解答用紙に解答していく。

 

昨年の本試験からは、各人ごとに解答欄が分かれているため、誰から解答しても直接書き込んでいけるようになっている。

私は、いつも最後の祖父・祖母から解き、最後に甲を解いていた。

 

甲などの非課税判定や扶養控除については、35万円や38万円判定などは書かず、いきなり扶養控除額を書いていたが、配偶者控除や配偶者特別控除については判定式を書いていた。

その代わり、幼児など明らかに納税義務がない者についても、甲などの解答欄に、所得ゼロとして判定は書いていた。

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あと、解答用紙だが、用紙を左側で3センチくらいで2回折り曲げて項目欄と金額欄を作っていた。

今年の試験では周りも試験開始前から折り曲げしている人たちがいたので、わりと一般的にやられているのだと思った。

 

最後に県民税と市民税の計算だが、大原のように分けることなくTAC方式で解いていたが、問題ないようだった。

恐らく大原方式で分けて書いても加点はなさそうなので、TAC方式のほうが書くのが楽で良いと思う。

今年の本試験について。

 

まず、答案用紙をばらそうとしてホッチキスを外そうとしたら、外そうとした紙がちぎれて、それ以上破れないよう丁寧に外そうとしたら、恐らく3分ほど時間をロスした。

ホッチキスの後ろ側についているリムーバーでホッチキスを外すなら、リムーバーが大型のものがついているホッチキスを使うようにしたほうが良いと思う。

その後、計算問題から解いたが、60分ほどで解くことができた。

理論問題を60分弱で解き、一通り解き終わって試験終了した。

 

計算問題だが、昨年の問題は70分程度の問題だったが、そこから寄付金控除が外されたような問題だった。

解くのがが早い人だったら、50分もあれば解けるのかもしれない。

寄付金控除は申告特例も含めると最低でも10分程度かかるため、そこの配点が薄ければ飛ばして解くほうが有利なのかいつも考えていたので、寄付金控除がないのはありがたかった。

特にわからない論点もなく、一通り解いた感じだった。

 

理論は、退職所得から解き、その後、配偶者控除を解いた。

両方とも趣旨を書き、配偶者控除の趣旨は、所得控除全般の趣旨だったが、所得税受験の知識で一通りまとめることができた。

退職所得は、特別徴収は書いたが、普通徴収は時間がなさそうなので、書かなかった。

配偶者控除は、調整控除も含めて書くことができた。

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点数的には、大原での直前対策の答練の採点の感覚では、理論40点、計算45点くらいの感触だった。

個人的には、ボリューム自体は適正化されたように思うので、実力が反映される良い問題だったのではないかと思う。

ただ、例年の傾向では、ボリュームが小さくなった次の年は、再びボリュームが大きくなる傾向になるので、来年の試験はその覚悟が必要と思う。

本試験と、各校の直前対策の答練との関係について書きたい。

 

TACについては、計算については、答練は、補助問題を含めて大量の計算問題をくれるので、計算の問題演習については、これを用いて繰り返し練習すれば問題ないと思う。

ただ、基本的に計算問題は本試験そのものもが過去問の部分的な使い回しであり、したがって答練も過去問の部分的な使い回しのため、最終的には、答練でも過去問を繰り返し練習しているのと同じことになる。

TACの理論は、予告の理論を理論マスター通り書く問題に終始するので、本試験で理論マスター通りの問題が出れば(今年の本試験では、理論マスターで省略することなく十分対応可能だった)良いが、例えば給与所得の特別控除や均等割のような大量記述型には、対策としては弱い(省略&作文が必要)と思う。

 

大原については、計算・理論とも、とても答練の問題が丁寧に作られており、理論については作文あり、大量ボリュームの省略の練習ありなど、すべての答練をやれば、それで本試験対応可能という感じだった。

 

本試験の対策としての答練ならば、大原が上だと思う。

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今年の本試験だが、理論では、規定の「趣旨」が要求されていた。

TACでは、規定の趣旨については、理論マスターや授業での説明で対応されているので、本試験でも書くことができた。

 

大原でも理論テキストには説明があるのだが、TACの理論マスターに記載されている趣旨は、適度に短く、暗記していてとても役に立ったので、大原生も参考にされるとよいと思う。