山梨県立甲府第一高等学校(通称「甲府一高)は
昨年、スーパーグローバルハイスクールに指定されました。
その一環として、「英語科」と「特進クラス」の
生徒を対象に5月に講演をすることになりました。
研修中には、時々お話ししますが
私はライオンズマンションの大京を退社後、
大学受験専門の英語塾の経営と予備校の講師をしていました。
そのときにコーチングや心理学の知識やスキルが
受験生に非常に有効であると確信し
その知識とスキルを習得するための勉強を始めました。
それらをまとめて「SYPプログラム」にして
営業活動をする中で痛切に感じたことがありました。
それは、すぐに結果が数字としてあらわれる
シビアな世界である受験業界やスポーツ指導者たちの
発想の遅れと保守的な体制が予想以上であったこと。
その一方、優良大企業の好意的な態度と
先進的で積極的な取り組みも予想以上でした。
結局、教育界からの受験生や生徒に対する研修の需要や
スポーツ界からの指導者や選手に対する研修の需要はなく
企業研修用のプログラムとして、SYPプログラムが確立しました。
先進的な大企業に15年も遅れて、
ようやく声がかかり、
とても嬉しく、また複雑な気分でもあります。