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大人たちの過ぎゆく日々

身近な家庭菜園/現代小説

 食用ホオズキ(漢字で書くと鬼灯)葉も知らない、花も知らない!袋を見てホオズキと確認です。袋?
 
 
ホオズキの成長、フルーツホオズキ、どんな味だろうか。多年草らしくて冬越し出来たら、来年も食べられるかな?
 

立派な袋


熟したかな


収穫


あ〜まだ青い!試し食い。変な味、熟すとオレンジ色になると〜まだ色が変わらないなぁ〜熟したら、ホオズキパート2有り〜サイズはパチンコ玉!ミニミニトマトくらいの小ささです。



 (25)  夫は仕事と言っているが、何処に行くのかは知らない。カレンダーに予定を書き込むのが習慣になっているので大体分かるだけ。


私も町内の役員をしている関係で、予定を書き込んだりしている。お互い言わなくても済むのである。

 

最近、私の書き込みも増えている。先日は「女子会」と称して予定を書き込むだけで黙って出掛けていた。先生とか渡辺君のことは、当たり前だが予定表には書かない。

 

きっと話し出すと余計な事まで喋ってしまう可能性と、追及される怖さで嘘が大きくなりそうなのだ。夫も予定表に書いている気持ちが分かったように思えた。

 

涼子も秘密を持つことで、夫を理解してしまったのは苦笑いしてしまう。

 

でも夫は、土曜日の予定は空欄にしている。涼子も今月の土曜日の野球部の集団の誘いが決まっているのに空欄にしていた。



涼子が予定表に書けないでいるのは、夫の気持ちと同じかと思う。そんな気持ちを持ちながらも、集まりに出掛けるサプライズ用の制服たけは準備していた。

 

そういえば、弘美は穿けるのだろうか聞いてみると、少しは痩せたというが25年の歳月は簡単には戻らないと嘆く。するとラーメン店主の松田君のことを聞いてくる「彼は独身かな?」

 

「さぁ43歳なら独身ってことは無いんじゃないの ? でも、もしかしたら離婚したとか・・あり得るかな ?」

 

「なんかドキドキしちゃう」

 

「好きなの ?」

 

「私ね、旦那とは喧嘩が耐えないから」・・その話は初めて聞いたが・・この間、私に向かって「信頼できる女性なら、どうぞ」って話していたが、あれは本当の気持ちだったのか。

 

それで涼子は冗談で「旦那に近寄っちゃうかな」と言ったけど、愛してもないのに癒されるはずもなく、笑うだけだったのを思い出していた。

 

私は夫を愛しているのだろうか。先生に再会した時のような、そして渡辺くんに出会ったような癒され感は、夫にはもう無くなっている。もう夫婦という名の共同生活のような関係になっていることに気付く。つづく

 (24)  涼子の夫は、翌日には何事も無かったように遅く帰ってくる。不倫相手と交わしたのであろう熱い抱擁が気になる?かのように自分の部屋に閉じ籠るのだ。

 

涼子も昨夜は飲み過ぎていたので、その痕跡も知られないで済むことで何も言えなかった。

 

クラス会、そして一泊旅行は仲の良い友達ニ人と、夫には話していたが渡辺君や倉田先生の再会は、特に言うことは無かった。

 

皆と一緒で飲んだりしていることなので、別に秘密にすることは無いのだけど、この先に何が起こるか分からないので言わないことにしている。

 


「集まりは土曜日どうですかと言ってるけど、大丈夫 ?」と冬子から連絡が入る。渡辺くんの間に入って連絡してくるのは、夫とLINEで繋がることの心配があるのだろうか。

 

土曜日の知らせは、弘美にも送られていたので「どうする行く?」と改めて聞いてくる。

 

「一緒なら行くよ」

 

渡辺くんの言葉に甘えれば、涼子は皆の憧れの的だと言うし、弘美も松田くんに告白されたような話を聞いたので気分良かったようだ。弘美は少しでも瘦せるための努力を始めたらしいというから、松田くんの存在は大きい。

 

努力する切っ掛けは、自分の強い意思など当てにならないのだと思ったら笑えた。

 

その約束の日は、土曜の三時なので行けない理由が無いが、ただ野球部という男臭い集まりは戸惑う。渡辺くんが言うには「他に女性・・1人来てくれますよ」それは誰とは聞かなかったが、たぶん冬子と思った。つづく