将棋世界 2023年11月号
Amazon(アマゾン)
${EVENT_LABEL_01_TEXT}
5連覇を目指す永瀬拓矢王座に
史上初の八冠制覇が懸る藤井聡太七冠が挑戦する
第71期王座戦5番勝負。
ここまで3局を消化し、藤井七冠が2勝1敗とリード。
タイトル奪取に王手を掛けて迎えた大一番/第4局が
本日、京都市東山区「ウエスティン都ホテル京都」にて
大きな注目の中、運命の幕を開きます。。
永瀬王座の今期ここまでの成績は
23戦14勝9敗(.609)。順位戦はA級で2勝1敗。
10月に入り負けなしの2連勝と調子を上げて本局へ。。
今シリーズは開幕戦白星の後
続く第2局、第3局も研究がハマり終盤まで形勢をリードするも
土壇場のらしくない判断ミスにより大逆転を許し、痛恨の連敗。。
先にカド番に立たされる苦しい展開となりました。。
新時代のオンリーワンはもう後のない本局で
唯一無二の勝負論、将棋観を盤上に強く反映させて
カド番を凌ぎ、最終戦へとつなぐべく必勝を期します。
対します、全冠制覇に王手を掛ける
藤井七冠の今期ここまでの成績は28戦23勝5敗。
先週開幕した竜王戦も開幕戦白星発進を飾りました。
プロの中でも群を抜く終盤力に
AIを駆使した序中盤の超高精度の研究が調和した
藤井将棋の完成度は高く、現状では他の追随を許さず。。
本局での偉業達成に、大きな期待が高まります。
気になる両者の対戦成績は
ここまで19戦して、藤井七冠が13勝6敗と大きくリード。
本局の先手は永瀬王座。
注目の戦型は互いに飛車先を突く出だしから
定跡手順の進行で「角換わり」となりました。