訪問ありがとうございます。
食空間のコーディネーター@いとうむつみです。
結婚記念日は、キリスト教に由来し、この日を祝う習慣はそもそも欧米のものでした。
結婚記念日には、夫から妻へ記念日の名称にちなんだ贈り物をするのが習わしだそうです。
日本でも結婚50周年の「金婚式」を祝う方は、結構いると思います。
以前テレビのCMで、「スウィートテン・ダイヤモンド」として、結婚記念日に夫から妻へダイヤモンドのリングを贈るというものがありました。
でも結婚10周年は、「錫・アルミニウム婚」といい、「ダイヤモンド婚」は結婚60周年もしくは75周年をさします。
テレビの影響は大きく、友人たちもダイヤモンドのリングをおねだりしたり、夫に内緒で買ったりしたそうです。
結婚1年目から15年目までは、毎年結婚記念日の名称があります。
その後は、5年ごとに記念日の名前があります。
25年目は「銀婚式」、30年目は「真珠婚式」、35年目は「ひすい・さんご婚式」、40年目は「ルビー婚式」、45年目は「サファイア婚式」、55年目は「エメラルド婚式」と名前があります。
15年目を「水晶婚式・クリスタル婚式」といい、デパートの婚礼品売り場に、クリスタルのワイングラスなどを見かけることがあります。
ぜひ、一緒に「クリスタル婚式」の説明や、結婚記念日の名称と贈り物などの豆知識を得ることのできるパンフレットを置いて欲しいと思います。
以前は家庭で、年長者から日々の中で教わった伝統やしきたりが、核家族によりなくなってきています。
「七草」の時にも思いましたが、デパートやスーパーなどで、行事の内容、食べ物などを商戦と結びつけて、もっと広めて欲しいと思います。
最近、節分が近づくとテレビで「今年の恵方は○○なので、その方角を向いて太巻きを食べましょう」と放映されます。
これは、関西の風習で、私が子供の頃は、東京ではありませんでした。
報道をする時は、行事の本来の意味をきちんと伝え、日本の各地でいろいろな風習があることを、正しく伝えて欲しいと思います。
ところで、結婚披露宴の時にキャンドルサービスをすると、最後に年数の刻まれた大きなキャンドルに灯を灯した方も多いと思います。
あのキャンドルは、ご家庭ではどうなっているのでしょうか。
毎年結婚記念日に灯を灯していくと、小さくなっていくようですが。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加しています。

