複数の添加物を組み合わせたものを使用する場合、食品添加物の使用目的をわかり易く一括名で表示します。
一括名に含まれる14種類
1、イーストフード
使用目的:パン等に使用するイースト菌の働きを高め、膨らみを良くします。
2、ガムベース
使用目的:独特な噛み心地が作り出せるチューインガムの素材になります。
3、かんすい
使用目的:中華麵特有の風味と色合い、歯ごたえと食感を作り出します。
4、苦味料
使用目的:ビールやコーヒーのように適度の苦味を与え、美味しさを増したりします。
5、酵素
使用目的:チーズ等の発酵食品や水飴等の糖類の製造や品質改良に使用します。
6、光沢剤
使用目的:菓子や果実等のコーティング剤(表面)で食品を維持し変質を防止します。
7、香料
使用目的:カニ風かまぼこ等、美味しさや食欲を増進させたりする香りのことです。
8、酸味料
使用目的:適度な酸度は美味しさや食欲増進に役立ち腐敗を抑えます。
9、チューインガム軟化剤
使用用途:チューインガム等の軟らかさを保つために使用されます。
10、調味料
使用用途:食品に塩味や旨味を付け味の広がりを与えます。
11、豆腐用凝固剤
使用用途:大豆から絞った豆乳を固めて豆腐にします。
12、乳化剤
使用用途:マヨネーズ等のように酢(水分)と油を均一に混ぜ合わせます。
13、pH調整剤または、水素イオン濃度調整剤
使用用途:食品の腐敗や変色、退色を抑え、分離や沈殿などを防止します。
14、膨張剤
使用用途:クッキーやケーキのように生地を膨らませ、ソフトな食感を作ります。
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