先日ジュニアサッカーチームのSNSで
「練習後、ご家族手づくりのおにぎりを食べています!」という紹介とともに、選手たちがおいしそうにおにぎりをほおばる姿の写真。
ああ、素敵だなあ・・と思いました。
続けて読んでいくと
「プロテインも忘れずに」
という一文が。
待って待って。練習後におにぎりとプロテイン。
帰って夕飯ちゃんと食べられる?
ってか、ほんとに必要????
個人的に、親が摂取させている場面もよく見るし、こうしてチームで持ち物の一つにしているところ、
チームで準備してくれるところまであります。
では、なぜプロテインをとっているのですか?
そう聞くと
「みんな飲んでるから」
「コーチが飲めというから」
「筋肉つけて大きくなりたいから」
などの答えが返ってきます。
3つ目の答えはまあ、いいとして(後で話します)、ほとんどの場合、理由は人まかせなことが多いです。
親も、あの子が飲んでるならうちも飲ませなきゃって焦るし、食事あんまり食べられないからプロテイン飲んでれば安心。
みたいな思いがあるでしょう。
プロテインメーカーのホームページにも、お父さんお母さんが通うジムにも、プロテインの必要性を書いてありますよね。
では、プロテインとは何でしょう?
プロテインとは?
プロテイン(protein)=たんぱく質 のことです。
こう言うと、「えっ、サプリの名前かと思ってた」と驚く方もいます。
日本では、たんぱく質を主成分にした栄養補助食品のことをプロテインと呼ぶことが多いですね。
なぜプロテインをとる必要があるの?
「たんぱく質なら、食事からとれるでしょ?」
その通りです。たんぱく質は多くの食品に含まれていますから、私たちは基本的に食事からたんぱく質をとっています。
1日にとりたいたんぱく質の量は、
6~7歳男女 30g
8~9歳男女 40g
10~11歳男 45g 女50g
12~14歳男 60g 女55g
15~17歳男 65g 女55g
18~64歳男 65g 女50g
です。
※日本人の食事摂取基準 2020年版 厚生労働省
肉、魚介、卵、豆、豆製品、牛乳、乳製品はわかりやすいですが、実は米やパン、野菜にも含まれているので、食事から摂れていることが多いのですが、人によっては1日にとりたい量がどうしてもとれない場合があります。
✅食が細くなったり食事の準備を十分にできなくなったりしている高齢者
✅ダイエット志向で、野菜はたくさん食べるけど、肉や魚をあまりとらない女性
✅活動量に対して食事摂取量がどうしても追いつかない小中高生アスリート
✅一人暮らしや寮生活などで自分に合った食事をとることがままならないアスリート
必要摂取量を満たせないことが多く、体重や筋肉量が落ちてしまう場合は、栄養補助食品のプロテインを取り入れることも有効です。
たんぱく質足りてる?
じゃあ、自分は、うちの子は、うちの選手は、たんぱく質が足りているのか、考えたことはありますか?
もちろん、毎食たんぱく質量を計算できれば安心ですが、そんな人はいないですよね。
先ほども述べた通り、足りているか足りていないかの判断は、
必要摂取量を満たせないことが多く、体重や筋肉量が落ちてしまう場合です。
体重測定、していますか?
私が知る限り、体重や体脂肪を量る習慣がないのに、プロテインをとり入れているアスリートが多いです
がんばって食べているのに、またはどうしても食が細くて、体重が落ちてしまう。
練習がハードで、筋肉の損傷が激しい。
こんな理由付けができた上でプロテインをとっている選手、チームは素晴らしいと思います
たんぱく質とり過ぎの弊害
先ほども述べた通り、たんぱく質はいろいろな食品に含まれているので、意外と、普通に食事しているととれているものです。
アスリートは筋肉づくりのためにたんぱく質をたくさんとる傾向が強いため、うっかりしていると、とり過ぎてしまうことがあります。
とりすぎることで起こる弊害としては
●疲れやすい
●体脂肪が増える
●動きが重くなる、キレが悪くなる
など。
せっかくパフォーマンスを上げるためにたんぱく質とってるのに、逆効果になる場合もあるのですよ。
詳しくはこちらの記事をご覧ください
つまり、私が言いたいのは
プロテインとり入れる前に、体重測定しましょう
ということ。
家庭で毎朝排尿後に測る。
チームで練習後に測る。
本当に減っちゃってるのか数字として見たり、自分の体感を大切にしたり。
まず、ここからお願いします!
私がアスリートに、プロテインについてどんなアドバイスをするか…については、改めてお話ししますね。
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