藤井聡太名人~七冠達成までの軌跡⑦
~八冠達成~
藤井聡太名人は、2016年12月24日に行われた第30期竜王戦6組ランキング戦、加藤一二三との対局がデビュー戦でした。それから現在まで、実に華々しい記録を打ち立てています。
プロデビューから八冠達成までの軌跡を辿ります。
2023年度の軌跡
5月28日
菅井竜也を挑戦者に迎えた第8期叡王戦は、第4局で二度の千日手指し直しの末に勝利しシリーズ3勝1敗で防衛に成功。
5月31日・6月1日
名人戦第5局は、渡辺明名人に勝利し、シリーズ4勝1敗で名人位を獲得した。これにより、史上5人目の竜王・名人、谷川浩司17世名人の21歳2か月を更新する20歳10か月の最年少名人、1995年の羽生善治九段以来となる2人目の七冠を達成しました。
7月18日
第94期棋聖戦五番勝負第4局は、佐々木大地七段を3勝1敗で退け、防衛に成功。
8月23日
第64期王位戦七番勝負の第5局は、佐々木大地七段を4勝1敗で退け、防衛に成功。また、登場タイトル戦における連続獲得期数を17に伸ばし、羽生善治九段の15期を超えて単独歴代2位となりました。
10月11日
第71期王座戦五番勝負では、永瀬拓矢王座に3勝1敗でタイトルを奪取。史上初の八冠全冠制覇を達成しました。また、将棋界初の八冠達成に内閣総理大臣顕彰を授与することが決定しました。
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