【保存版】藤井聡太竜王・名人~八冠達成までの軌跡⑥ | 藤井七冠応援ブログ

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藤井聡太名人~七冠達成までの軌跡⑥
~六冠達成・一般棋戦グランドスラム~

 藤井聡太名人は、2016年12月24日に行われた第30期竜王戦6組ランキング戦、加藤一二三との対局がデビュー戦でした。それから現在まで、実に華々しい記録を打ち立てています。

 プロデビューから八冠達成までの軌跡を辿ります。

 

2022年度の軌跡

5月24日

 第7期叡王戦では出口若武六段を挑戦者に迎え、藤井にとって後輩棋士との初めてのタイトル戦となりました。五番勝負では、5月24日に行われた第3局で勝利し、3勝0敗として叡王戦史上初となるタイトル防衛を果たしました。

 

7月17日

 第93期棋聖戦における永瀬拓矢王座との五番勝負では、7月17日に行われた第4局で勝利して、3勝1敗でシリーズを制しました。

 

9月6日

 第63期王位戦での豊島将之九段との七番勝負では、9月5日・6日の第5局に勝利し4勝1敗で王位を防衛。棋聖戦とともに3連覇を果たしました。

 

12月3日

 第35期竜王戦7番勝負では挑戦者に広瀬章人八段を迎えて行われ、第1局、第5局こそ落としたものの、12月2、3日に行われた第6局にて113手までで勝利し、シリーズ4勝2敗で竜王初防衛を史上最年少で果たしました。

 

3月13日

 第72期王将戦では羽生善治九段を挑戦者として迎え、将棋界のスター同士の七番勝負での対決が実現したことで大きな注目を集めました。第2局、第4局こそ落としたものの、2023年3月12日・13日に行われた第6局にて88手までで勝利し、シリーズ4勝2敗で王将初防衛を史上最年少で果たしました。

 

3月19日

 第48期棋王戦における渡辺明棋王との五番勝負では、3月19日に行われた第4局で勝利して3勝1敗でシリーズを制し、自身初の棋王のタイトルを獲得しました。これにより、20歳8か月での史上最年少かつ羽生善治以来2人目となる六冠と、史上最多となる同一年度公式棋戦10大会制覇を達成しました。

 

 

一般棋戦グランドスラム達成

 第43回将棋日本シリーズでは、羽生善治九段、稲葉陽八段、斎藤慎太郎八段に勝利し、初優勝を果たしました。同棋戦の史上最年少優勝記録を更新したほか、こども大会とプロ公式戦の両方を優勝した初の棋士となりました。

 第30期銀河戦では本戦トーナメントで高見泰地七段に、決勝トーナメントで中村修九段、永瀬拓矢王座、豊島将之九段、そして12月27日放送の決勝にて再び高見七段に勝利し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。

 第16回朝日杯将棋オープン戦では、1回戦で阿久津主税八段、2回戦で増田康宏六段に勝利し、4強入り。2023年2月23日午前の準決勝で豊島将之九段、同日午後の決勝で渡辺明名人に勝利し、同棋戦で2年ぶり4度目の優勝を果たしました。

 第72回NHK杯テレビ将棋トーナメントでは3月19日放送の決勝戦で佐々木勇気七段に勝利し、初優勝を果たしました。これにより、参加可能な一般棋戦で史上初の年間グランドスラムを達成しました。さらに先手番での新記録となる29連勝を記録しました。

 

 

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