写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

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日々の出来事を、風景写真等を中心に織り交ぜながら発信しています。
将棋の藤井聡太二冠の大ファン。時々藤井聡太二冠の記事を載せます。

国東半島に春を告げる黄金色の森~西方寺のミツマタ大群生地の魅力

 大分県国東市の山深き谷間、国見町西方寺地区。ここには、早春のわずかな期間だけ現れる、神秘的な「黄金色の森」があります。和紙の原料として知られる「ミツマタ」が、斜面一面を埋め尽くして咲き誇るその光景は、まさに絶景。

 今回のブログ記事では、地元の方々に大切に守られてきた、西方寺のミツマタの魅力と、訪れる際のポイントをご紹介します。

国東市観光協会のホームページから

 

 視界を埋め尽くす「黄金色のトンネル」と甘い香り

 西方寺のミツマタ群生地の一番の魅力は、その圧倒的な規模です。

地区内の林道沿い、約2.5キロにわたって5か所の群生地が点在しており、そのすべてを合わせると、あたり一面が黄色い花で埋め尽くされます。 

 ミツマタの花は、小さな黄色い花が身を寄せ合って、ひとつの丸い手毬のような形を作っています。

杉林などの木々の間から差し込む日の光を浴びると、花々がキラキラと輝き、まるで黄金色の妖精が舞い降りたかのような幻想的な世界が広がります。 

 魅力は視覚だけではありません。ミツマタの花は、とても甘く、優しい香りを持っています。

群生地に一歩足を踏み入れれば、視界いっぱいの黄色とともに、その芳醇な香りに全身が包まれ、心身ともに癒やされること間違いありません。

 

 地元「保存会」の深い愛情が育む、年々広がる絶景

 この素晴らしい景観は、決して自然の力だけで作られたものではありません。

かつては自生していたミツマタですが、10年以上前から地元住民で構成される「西方寺ミツマタ保存会」の方々が、斜面の整備や植樹、下草刈りなどを一本一本、手作業で大切に行ってきた成果なのです。 

 ミツマタは寿命が約10年と言われています。保存会の方々は、毎年新しい苗を植え続け、この絶景を後世に残そうと活動されています。

 訪れた際には、ぜひ、花々の美しさとともに、それを支える地域の方々の愛情と苦労にも思いを馳せてみてください。開花期間中には、地元の方々による温かい「お接待(おもてなし)」や、地元農産物の販売が行われることもあります。


 5つの群生地それぞれが持つ個性。最大規模は「第5群生地」

  西方寺のミツマタは、林道沿いに点在しているため、ウォーキングをしながら異なる景色を楽しめるのも魅力です。

【第1~4群生地】

 林道沿いに現れ、それぞれに異なる木々の密度や斜面の角度があり、多様な写真撮影が楽しめます。

【第5群生地】

 西方寺で最大規模を誇る群生地です。斜面一面が黄色く染まる様は圧巻で、現在もさらに拡大中です。

 見頃とアクセス

 西方寺のミツマタは、ソメイヨシノよりも一足早く春を告げます。

  • 見頃: 例年 3月中旬~下旬

    • その年の気候により前後するため、訪問前に国東市観光協会や市ホームページの最新情報を確認することをおすすめします。

  • 場所: 大分県国東市国見町西方寺地区

  • 注意点:

    • 群生地へ向かう林道は、道幅が非常に狭い1車線道路です。車の運転には十分注意し、対向車がある場合は譲り合いましょう。運転に自信のない方は、観光協会などが主催するツアーを利用するのも一つの方法です。

 

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早春に咲く小さなコチョウラン
 ~小町藤(ハーデンベルギア)の魅力

 オーストラリアからやってきた「小町藤(ハーデンベルギア)」は、まだ寒い時期から春にかけて、紫やピンク、白の小さな花をたくさん咲かせるとても元気な植物です。藤の花を小さくしたような見た目からその名前がつきましたが、実は一年中緑の葉っぱを絶やさない常緑の仲間です。

 

 藤の花のような可愛い小花

 小町藤の一番の魅力は、なんといってもその花の形です。1センチくらいの小さな花が、ブドウの房(ふさ)のようにたくさん集まって咲きます。近くでじっくり見てみると、まるでお祝いの時によく使われる「コチョウラン」を小さくしたような、とても愛嬌(あいきょう)のある形をしています。

色は鮮やかな紫色が有名ですが、清楚な白や優しいピンク色もあり、どれも濃い緑色の葉っぱによく映えます。咲き進むと花のカーテンのようになり、見応えも十分です。

 

 一年中みどりを楽しめる丈夫な葉

 花の時期が終わっても、小町藤は目を楽しませてくれます。この植物は冬に葉が落ちないタイプなので、一年中つやつやとした濃い緑色の葉っぱを茂らせてくれます。葉っぱ自体もしっかりとした硬さがあり、とても丈夫です。

 つるがぐんぐんと伸びる性質を持っているので、フェンスや壁に絡ませれば、一年中緑が絶えない「生け垣」のようにもなります。冬のお庭が寂しくならないのは、ガーデニングをする人にとって嬉しいポイントです。


 初心者でも安心!手間いらずな性格

  小町藤は、初めて植物を育てる方にもおすすめの「手がかからない」優等生です。病気や虫にとても強く、一度根付いてしまえば、少しくらい水やりを忘れてしまっても枯れにくい強さを持っています。

また、つるが自分から何かに巻き付いていくタイプなので、ネットや支柱(しちゅう)を用意してあげるだけで、勝手に高いところまで登っていってくれます。トゲもないので、お子様やペットがいるご家庭でも安心して手入れができます。

 写真は、我が家のフェンスに這わせたものです。毎年、たくさんの花を見せてくれます。いろんな花の色が楽しめるのも最高です。

 この植物は、植える場所をあまり選びません。お日様が大好きですが、少し影になるような場所でも元気に育って花を咲かせてくれます。地植えにして大きく育てるのはもちろん、植木鉢で育てることもできます。

 鉢植えの場合は、支柱を立ててコンパクトにまとめれば、ベランダなどの限られたスペースでも楽しめます。自分のライフスタイルに合わせて、お庭の主役にも、ベランダのアクセントにもなってくれる柔軟さが魅力です。

 

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ふわりとほどけるビタミンカラー~ミモザがくれる静かな励まし

 ミモザの花が咲き始めると、まだ冷たさの残る空気の中にも、春の気配がそっと忍び込んでいることに気づきます。小さな黄色の花房が風に揺れる姿は、まるで陽だまりが枝先に宿ったようで、道を歩く人の心をふっと軽くしてくれます。冬の名残と春の兆しが混ざり合うこの季節、ミモザはその境目を優しく照らす灯りのような存在です。忙しさに追われて季節を見失いそうになる日々でも、ミモザの鮮やかな黄色を見ると、自然と足を止めて深呼吸したくなります。春はもうすぐそこまで来ているのだと、静かに教えてくれる花だと感じます。

 

 ミモザの黄色がもたらすもの

 ミモザの黄色は、ただ明るいだけではなく、心の奥にある柔らかな記憶をそっと呼び起こすような温かさを持っています。冬の灰色を押しのけるように咲く姿は、前向きな気持ちを取り戻させてくれますし、ふわふわとした花房は見ているだけで心がほどけていくようです。イタリアでは「女性の日」にミモザを贈る習慣があり、感謝や尊敬を象徴する花として親しまれています。花言葉の「感謝」「友情」「思いやり」も、ミモザの佇まいそのものです。日常の中で少し疲れたとき、この黄色に触れるだけで、気持ちがそっと持ち上げられるように感じます。

 

 ミモザがくれる小さな物語

 ミモザの木の下に立つと、風が吹くたびに花房が揺れ、まるで誰かがそっと手招きしているように見えます。「大丈夫、春はもうすぐだよ」と語りかけてくれるような優しさがあります。季節の移ろいを感じる余裕がなくなってしまう日々でも、ミモザの黄色は一瞬で心を“今”に引き戻してくれます。ふと立ち止まり、空を見上げたくなるような、そんな小さな物語を与えてくれる花です。ほんの短い時間でも、ミモザのそばにいると、心の中に静かな温度が灯り、前に進む力が湧いてくるように思います。

 ミモザの季節に思うこと

 ミモザは決して派手な花ではありませんが、そっと寄り添うような確かな存在感を持っています。春を待つこの時期、ミモザの黄色に励まされる人はきっと多いのだろうと思います。花が散ったあとも、その優しさはどこかに残り続け、心の中に小さな灯りをともしてくれます。季節の変わり目は気持ちが揺れやすいものですが、ミモザの柔らかな色に触れると、自然と前を向く力が湧いてきます。春の訪れを静かに告げるこの花に、今年もまた助けられているように感じます。

 部屋にミモザを一枝飾るだけで、空気がふわりと明るくなります。無造作に花瓶に挿すだけでも絵になり、黄色の存在感が暮らしに柔らかな光をもたらしてくれます。ミモザはドライにしても色が残りやすく、長く楽しめるのも魅力です。リースにすれば一年中春の気配をまとえますし、スワッグにすると壁に小さな太陽が灯ったような温かさが生まれます。忙しい毎日の中でも、視界の片隅にミモザがあるだけで、気持ちが少し軽くなり、深呼吸したくなるような穏やかな時間が流れます。

 

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