写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

日々の出来事を、風景写真等を中心に織り交ぜながら発信しています。
将棋の藤井聡太二冠の大ファン。時々藤井聡太二冠の記事を載せます。

雨の匂いに満ちる谷で
 ~普光寺が見せる光と影の静寂

 雨上がりの匂いが導く、静寂の入口

 谷へ降りていくたびに、世界が少しずつ静かになっていきます。 雨上がりの匂いが、濡れた土と苔の奥からそっと立ちのぼり、 その香りが、胸の奥のざわめきをゆっくりと沈めてくれるように感じます。

 木々の葉先から落ちる雫は、まるで時間の粒のように、 ひとつ、またひとつと、淡い音を響かせます。 光はまだ弱く、影は深く、 その境界に身を置くと、普光寺という場所が “静寂そのもの”でできていることに気づかされます。

 影の中に浮かぶ巨像~磨崖仏が放つ深いまなざし

 谷の奥へ進むと、岩壁が静かに姿を現します。 高さ十一メートルを超える不動明王の磨崖仏は、 光の少ない谷の中で、影をまといながらも確かな存在感を放っています。

 雨に濡れた岩肌は黒く艶を帯び、 その表情は晴れの日よりもずっと深く、どこか優しく見えます。 まるで、訪れた人の心の奥にある“言葉にならないもの”を そっと受け止めてくれているかのようです。

 紫陽花が灯す、色の静寂

 磨崖仏の足元へと続く道には、 紫陽花が静かに色を重ねています。 青や紫、淡い白──雨粒を抱いた花びらは、 光のわずかな揺らぎを受けて、影の中でひっそりと輝きます。

 風が吹くたび、花々は小さく揺れ、 その動きが、谷全体の静寂にやわらかなリズムを与えているようです。

 五感がほどけていく、ゆっくりとした時間

 普光寺の魅力は、景色の美しさだけではありません。 谷を渡る風の冷たさ、 濡れた石段の感触、 紫陽花の群れの間を抜ける湿った空気── そのすべてが、五感を静かに研ぎ澄ませてくれます。

 ここでは、時間がゆっくりと流れ、 自分の呼吸の音さえ、ひとつの風景として溶け込んでいきます。

 

 光と影の真ん中に立つ~舞台造りから眺める谷

 舞台造りの建物に立つと、 谷を見下ろす景色が広がります。 雨上がりの光が木々の間からこぼれ、 紫陽花の群れに淡い輝きを落としています。

 その光は強すぎず、影は深すぎず、 まるでこの場所だけが、 “光と影のちょうど真ん中”にあるように感じられます。

 

 雨の匂いとともに残る、静かな余韻

 普光寺は、派手な観光地ではありません。 けれども、雨の匂いとともに心に残る、 静かで、深く、やさしい余韻を持った場所です。

 光が滲む瞬間も、影が深まる瞬間も、 そのすべてが、訪れた人の心にそっと寄り添ってくれます。

 

 

 

 

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最新AI写真編集ソフトを
        徹底レビュー

 今回、株式会社Tenorshare様から、AI写真編集ソフト「Tenorshare PixPretty」のレビュー記事のご依頼をいただきました。日頃は、風景写真がメインで撮影をしていますが、ポートレートも撮影することも少なくありません。

 この記事では、AI写真編集ソフト「Tenorshare PixPretty」の補正力を、実例をもとに徹底レビューしてまいります。

 

 

AI写真編集ソフト「Tenorshare PixPretty」の概要 

 Tenorshare PixPrettyは、人物写真の補正に特化したAI写真編集ソフトです。 肌補正・光調整・表情の自然化・背景処理などを、ワンクリックでスピーディかつ自然に仕上げることを目的に作られています。

 従来のPhotoshopやLightroomのように、1枚ずつ細かくレタッチする必要がなく、 大量のポートレート写真を短時間で整えたい人向けの“時短レタッチツール” といった位置づけです。 

 

【主な特徴】

 1. 高速で正確なAI補正

読み込みから仕上がりまでが非常に早く、処理待ちのストレスが少ない。 AIが肌の質感や光の当たり方を自動で判断し、自然な仕上がりに整えます。

 

 2. 同期機能で複数写真を一括補正

同じ人物・同じシーンの写真をまとめて選び、一括で統一感のある補正が可能。 大量の写真を扱う人にとって大きな時短ポイント。

 

 3. “自然さ”を重視したスキンレタッチ

肌をただぼかすのではなく、

  • ホクロ

  • ネックレスチェーン など、残すべきディテールを保持しながら補正してくれるのが特徴。 AI補正にありがちな「のっぺり顔」になりにくいです。

 4. 多様な用途に対応

特に相性が良いのは、

  • SNSプロフィール写真

  • マッチングアプリ

  • 家族写真

  • 証明写真

「短時間で印象を整えたい」ケースに強いです。

 

 5. 初心者でも扱いやすいUI

専門知識がなくても直感的に操作でき、ワンクリックで補正が完了。 レタッチ初心者でも扱いやすい設計となっています。

 

Tenorshare PixPrettyの使い方 

 編集画面の紹介

 上図は編集画面の一例として、「ポートレート美化」機能を起動しています。①のボタンを押すと縦に補正可能な内容が出てきます。番号順に機能を紹介します。②は、「光エフェクト」ボタンです。光の当て方を調整できます。③は、「背景調整ボタンです。背景を除去などができます。④は、「トリミング」ボタンです。思うように画像をトリミングできます。⑤は、「テザー撮影」ボタンです。カメラを接続することができます。⑥は、「履歴」ボタンです。作成の軌跡をたどることができます。⑦は、「ツール」ボタンです。必要なツールをキャンバスに表示することができます。これは、非常に便利だと感じました。⑧は、「プリセット」です。効果を選択するだけで、一瞬に効果が適応されます。⑨は、編集したい対象を指定するボタンです。「女性」「男性」「子ども」「家族」を指定できます。⑩は、「色調整」ボタンです。ホワイトバランスなど、細かく設定ができます。



 

 

ポートレート美化機能 

 
シミやニキビ除去

  ニキビが綺麗に補正されています。この自然さは、驚きです。この補正も、スラーダーを動かすだけで、補正度を自由に変えることができます。

 顔のしわ除去

 この事例は、ほうれい線除去、目じりしわ除去を試したものです。実に自然な補正となっています。この補正もスライダーで加減ができます。やり過ぎにならないように調整が効くところも嬉しいですね。

 肌の調整

 肌の調整機能も秀逸です。細かく調整することができます。肌の色合いや美白の調整などが、スライダーで加減できます。

 顔のリシェイプ

 この機能は、文字通り顔をシェイプしてくれます。顎や鼻等、各パーツ毎に調整することができます。この調整も自然に変化しており、「作った」という思いにさせないところがいいですね。

 歯の美化

 この機能は、ホワイトニング、明るさ、黄ばみ除去から構成されています。ピンポイントで歯だけの補正です。AIの画像解析力の凄さを感じる機能です。こうしてみると、歯が白いというのはお得なことですよねえ。

 目の補正

 写真では少し分かりづらいかもしれませんが、瞳の中を補正しています。この他にも、眼鏡の反射除去機能もあります。証明写真等で活躍しそうです。
 

 ヘアビューティー

 何と、生え際の調整もできます。実例では、おでこの面積をやや狭く、毛量を増やしてみました。ここまでできるとは、もう声になりません。恐るべき機能です。

 ボディライン補正

 この機能には、スリム化、ウエスト、バストなど部分的に補正したいところが選択できます。この機能も素晴らしいですね。本当に自然な仕上がりになっています。

 プリセット

 この機能は、全体的な補正がワンタッチで行えるものです。適応後は、スライダーで加減調節できます ので、ほどよい調整が簡単に得られます。9つのセットから選ぶことができます。

 色調整

 この機能は、色を自由自在に操ることができるものです。特に、ホワイトバランスの調整機能は、大いに役立つと思います。
 

 

使用後の感想 

 今回使ってみた機能の紹介は、「ポートレート美化」機能に絞ったものです。しかし、このAI写真編集ソフト「Tenorshare PixPretty」の機能は、まだまだたくさんあります。どの機能も、写真編集には嬉しいものばかりです。機会があれば、その他の機能も紹介したいと思います。

 PixPrettyを実際に使ってみてまず驚いたのは、補正のスピードと正確さでした。 写真を読み込んでから仕上がりまでがとにかく早く、処理待ちのストレスがほとんどありません。また、同じ人物・同じシーンの写真をまとめて調整できる同期機能は、時間短縮のうえでも秀逸なものだと感じました。

 私は、風景写真が専門ですので、なかなか使う機会がないかもしれません。しかし、プロフィール写真や証明写真、家族写真など、使う範囲も広いと思いますので、持っていて損はしないソフトだと感じました。

 

【このソフトが向いている人】

  • 大量の人物写真を短時間で仕上げたい方

  • SNSやマッチングアプリの写真を自然に整えたい方

  • レタッチの専門知識がない初心者の方

  • Photoshop等専門ソフトの細かい作業が苦手な方

  • プロフィール写真を扱うクリエイター・フリーランサー

・製品ページ:https://x.gd/23mFF
・購入ページ:https://x.gd/xwFla

 

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小さな満月が昇る夜~5月31日のブルームーンを見上げて

 2026年5月31日に訪れた満月は、天文学的にも観察体験としても特別な意味を持つ夜でした。
まず、この日は「ブルームーン」と呼ばれる現象が起こります。ブルームーンとは、ひと月の間に2回満月が巡ってくる珍しいケースのことを指し、5月2日に続いて31日にも満月が訪れることで成立します。名前の響きから「青い月」を連想しがちですが、実際には色とは関係がなく、周期の偶然が生み出す特別な満月です。
 そしてもう一つの特徴が「マイクロムーン」。これは月が地球から最も遠い位置(遠地点付近)にあるときに満月を迎える現象で、見かけの大きさが年間で最も小さくなります。スーパームーンと比べると直径で約12%ほど小さく、明るさも控えめです。つまりこの夜は、「ひと月に2度目の満月」と「今年最小の満月」が重なる、非常に珍しい組み合わせなのです。天文学的な背景を知ることで、夜空を見上げる時間がより豊かで意味深いものになります。

 

 満月の時刻と月の出

 5月31日の満月は、日本時間の17時45分に満月の瞬間を迎えました。しかしこの時刻はまだ太陽が沈む前で、実際に満月を観察できるのは月の出以降となります。私が住む日出町では19時20分前後に東の地平線から月が昇り始め、ゆっくりと夜空へ姿を現しました。
 地平線近くの月は大気の影響を強く受けるため、赤みを帯びて大きく見えることがあり、幻想的な雰囲気を楽しめます。東京では19:06、大阪は19:18、福岡は19:36と地域によって月の出時刻は異なりますが、いずれも日没後の観察しやすい時間帯です。
 特にマイクロムーンは見かけの大きさが小さいため、月の出直後の低い位置で観察すると、周囲の建物や山並みと重なり、写真としても印象的な構図になります。満月の瞬間と月の出時刻を知っておくことで、観察のタイミングを逃さず、より美しい月の姿を楽しむことができます。


 夜空で見られる天体ショー

  この夜の満月は、さそり座の1等星アンタレスの近くを通過します。アンタレスは赤く輝く巨星で、古くから「さそりの心臓」と呼ばれてきました。満月の強い光に負けずに赤く光る姿は、夜空に独特のコントラストを生み出します。満月とアンタレスが並ぶ光景は、肉眼でも十分に楽しめるほか、写真撮影でも構図のアクセントになります。春から初夏にかけての夜空は、さそり座やいて座が東から南へと昇り、夏の星座が顔を出し始める季節です。しかし満月の光は星空を明るく照らし、暗い星々は見えにくくなります。その一方で、アンタレスのような明るい星は存在感を増し、満月との共演が際立ちます。天体望遠鏡を使う場合は、月の明るさが強いためフィルターを使用すると観察しやすくなります。満月だけでなく、季節の星座との関係を知ることで、夜空全体を立体的に楽しむことができる夜です。

 スマホでも撮れる「小さな満月」の撮影テクニック

 マイクロムーンは見かけの大きさが小さいため、写真でその違いを捉えるには工夫が必要です。まずおすすめなのが「月の出直後」の撮影。地平線近くの月は赤みを帯び、周囲の景色と重なることでサイズ感が比較しやすくなります。スマホで撮影する場合は、望遠モードを使用し、画面をタップして露出を下げると白飛びを防げます。手ブレを抑えるため、壁や手すりにスマホを固定するのも効果的です。また、過去に撮影した満月の写真と並べて比較すると、マイクロムーンの小ささがより明確に分かります。アプリを使えば簡単に比較画像を作ることも可能です。さらに、アンタレスとの共演を狙う場合は、広角で風景を入れつつ、月と星の位置関係を意識すると印象的な写真になります。特別な機材がなくても、少しの工夫で「今年最小の満月」をしっかり記録できます。
 

 マイクロムーンとブルームーンの豆知識

 ブルームーンという言葉は「めったに起こらないこと」を意味する英語表現から広まりました。実際には青く見えるわけではなく、ひと月に2度満月が訪れる珍しい周期の偶然を指します。一方、マイクロムーンは月が地球から最も遠い位置で満月になる現象で、スーパームーンとは逆の関係にあります。月の軌道は完全な円ではなく楕円形のため、近地点と遠地点を行き来しながら地球を周回しています。このため、満月の大きさや明るさには毎月わずかな違いが生まれます。マイクロムーンとスーパームーンは約1年周期で訪れますが、ブルームーンと重なるのはさらに珍しい組み合わせです。こうした背景を知ると、満月を眺める時間がより深く、宇宙のリズムを感じるひとときになります。

同じ満月ですが、並べてみるとその違いがわかります。大体ですが、このくらい大きさが違います。

 

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