宮崎のパワースポット「青島」ってどんなとこ?魅力を紹介!
はじめに
11月下旬、何十年ぶりの青島へ行ってきました。今回は、青島について紹介します。
南国宮崎の地、日向灘に面してひっそりと浮かぶ青島は、その景観の美しさから「神話の島」として古くから崇められてきました。島全体が生命力に満ちたパワースポットと称されるこの地は、自然の造形美、神話が息づく神秘性、そして豊かな亜熱帯植物が織りなす独特の魅力で、訪れる人々を非日常へと誘います。本稿では、多角的な視点からこの島の真髄に迫り、その多層的な魅力を紐解いていきます。
青島ってどんな島?
青島は、宮崎市の南端に位置する、周囲約1.5km(一部資料では860m)、面積約4.4haのコンパクトな島です。地理的特徴として特筆すべきは、干潮時には陸続きとなる「陸繋島」である点でしょう。本土とは弥生橋によって結ばれており、歩いて島へと渡ることができます。この弥生橋自体も、大正9年(1920年)に皇太子殿下(後の昭和天皇)の訪問を機に木橋として架け替えられ、現在の橋は昭和53年(1978年)に架け替えられた歴史を持つものです。
アクセス面においても、JR日南線青島駅から徒歩約11分、または宮崎交通バス「青島」バス停から徒歩約8分と、公共交通機関での来訪も比較的容易であり、利便性の高さもこの島の魅力の一つと言えるでしょう。
【絶景】まるで天然の洗濯板!「鬼の洗濯板」
青島の周囲を縁取るように広がる「鬼の洗濯板」は、自然が創り出した驚異的な芸術作品です。これは、数百万年前の地殻変動によって隆起した水成岩が、長年の波の侵食作用を受け、規則正しい凹凸を形成したものです。その様は、まさに巨大な洗濯板が海岸に敷き詰められたかのように見え、見る者を圧倒します。1934年には国の天然記念物に指定され、その地質学的価値が認められています。特に干潮時には、その全貌が露わになり、自然の力強さと繊細さが織りなす絶景を間近で体感できるため、訪問の時間帯を調整することをお勧めします。この独特の景観は、多くの観光客にとって格好の撮影スポットとなっています。
【神秘】縁結びの神様がいる「青島神社」
島の中心部に静かに鎮座する青島神社は、その豊かな自然と調和し、神聖な空気を醸し出しています。ここには、日本神話「海幸・山幸」の舞台となったというロマンチックな伝承があり、彦火火出見命(山幸彦)、豊玉姫命、塩筒大神の三柱の神が祀られています。主祭神である山幸彦とその妻・豊玉姫命は夫婦であることから、縁結び、安産、そして航海・交通安全にご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。
記念に、御朱印をいただきました。
宮崎の青島は、数百万年をかけて形成された「鬼の洗濯板」に象徴される自然の神秘、神話「海幸・山幸」が息づく青島神社のロマン、そして北半球最北の亜熱帯植物群落が織りなす南国情緒が、見事に融合した稀有な場所です。歴史、文化、自然、そしてレクリエーションが一体となったこの地は、訪れる人々に非日常的な体験と深い感動を提供してくれるでしょう。
日々の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュしたいと願うなら、次の旅の目的地として宮崎の青島を強くお勧めします。青島の持つ多層的な魅力が、あなたの心に新たなエネルギーと平穏をもたらしてくれるに違いありません。
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今回は、演歌です。
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