【保存版】藤井聡太名人が突き進む「永世名人」への道 | 藤井七冠応援ブログ

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藤井聡太名人は、永世名人になれるか
    ~名人位の歴史~

 古代インドを発祥とし、6世紀から11世紀には日本に伝来したという将棋。15~16世紀には現在の本将棋が確立し、江戸時代には庶民の間でも広く楽しまれるようになりました。

 1612年に徳川家康が将棋指しの初代大橋宗桂に俸禄を支給したことから将棋「名人」の称号が誕生しました。この頃の名人位は終身制で、一度名人になったら死ぬまで名人だったのですが、そのしきたりが改められたのが昭和初期のことです。

 十三世名人・関根金次郎が自ら名人位を返上することを宣言し、八段の棋士を集めたリーグ戦で実力制の名人位を決定することになったのです。

 

歴代名人

 現代は、永世名人となるには、名人位通算5期以上という規定があります。上記の表にはありませんが、名人位を獲得した棋士は、下記の通りです。

 やはり、素晴らしいメンバーです。

 

藤井聡太名人は「永世名人へ」突き進む

 第81期名人戦7番勝負の第5局で、渡辺明名人を後手番の94手で破り、4勝1敗で名人を奪取しました。名人は最も歴史あるタイトルで、20歳10カ月での獲得は最年少記録。谷川浩司十七世名人の21歳2カ月を40年ぶりに塗り替えました。

 400年の将棋歴史において、恐らく飛び抜けた存在であると思います。この調子で活躍が続けば、「20世名人」は堅いと思われます。今後も、若き王者の、さらなる活躍を祈りたいと思います。

 

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