どこでもアド~♪ -2ページ目

だびすた

お久しぶりです!


遅々として筆が進まないダラハです、すいません。


遅い理由は仕事に忙殺されているのと・・・競馬 (笑)


五年ぶりくらいに、日本ダービー見に行ったんですよ!!


そうしたら、東京競馬場もきれいになっているし、レース自体もけっこうよくて、あの盛り上がり!!


再び、競馬にはまりつつあります(笑)




でも、毎週日曜日競馬場にいけるわけもなく、自分内ブームの矛先はシミュレーションに向かいます。


ゲームです(笑)



高校時代に、恋も友情も勉学もすべてをなげうって(おおげさ)時間を費やした競走馬育成シミュレーション ゲーム。


いくらゲームとはいえ、自分が心血注いだ競走馬が勝ち負けするのには一喜一憂してしまいます。


海外G1で愛馬が二着になったとき、何度PSを再起動したことか(笑)



今回買ってしまったのは電車の中で隣の人がやってて面白そうだったDS版ダビスタ!!



その名も「ダービースタリオンDS 」!!



画面が思ったほど悪くない!!



そして、あの、めんどくさい(!?)血統の構成もちゃーんと作りこまれてます。



ダービースタリオンDS



会社の行き返りの憩いの時間は、競走馬育成が日課になっちゃいました。


以前、購入のきっかけになった、ダビスタやってる人を車内で見かけることもあって、対戦できないかなーと一人妄想してます。


見てたら、その人もレースで負けたらしく、再起動してた(笑)



ちょっと広告から離れたブログになっちゃったけど、いいたかったのはひとつ!




みんなで買って、対戦しようぜー!!


よかったらぜひ。




ダービースタリオンDS



Bush or chimp?

emobileの広告が面白い。



なんてことはない。

チンパンジーがスーツ着て、emobileの端末を左手に持って、星条旗を後ろに演説しているだけ。


JANJAN
(写真from JANJANニュース)




emobile
(いつものように自分で撮った素材が今回なかったので、ネットからとってきました)





電車の中で見たことある人も多いのではないでしょうか?


なんのメッセージがあるんでしょうか?


・サルでも使える?


・犬猿の仲??
(from 千里一隅ブログ

emobile2

ソフトバンクの「犬」に対抗して、「猿」ってことね。


・人種差別的??
(from JANJANニュース

JNAJAN2



オバマ候補をあげつらった広告、って事らしいですけど、それはちがうでしょ。



いやいや、僕も真意はわかりませんが、

これってブッシュ大統領へのオマージュ、というかネタじゃないですかね?



ブッシュ大統領がそっち系のお顔というのは、よく知られたお話です。

みなさんも一度は思ったことあるんじゃないでしょうか。


下のサイトなんか、ご丁寧にブッシュ大統領とチンパンジーを比較しているようなサイトまであります。

Gerorge W. Bush or Chimpanzee?

b or c?



…サイト製作者の安否が心配です(笑)



という風に、ニッチなインタ-ネットの中でおおいにネタにされているブッシュ大統領を、マスな広告の中に逆輸入して使ってみるという、ポストモダンな状況なのです!!

まさにカオス!!

レトロスペクティブ/ハワイ

昨日はこころの充電ということで、

恵比寿・東京都立写真美術館で

「森山大道展 レトロスペクティブ 1965-2005/ ハワイ」


を見に行ってきました。



retro

hawaii



森山大道のこれまでの仕事の軌跡を追う前半部分(レトロスペクティブ)と、今回のハワイでの撮影の展示の二部構成になっていて、

結果として、森山大道の常に進化していく半生をみていく展示会にになっていました。


美術は好きなわりに実際良くわからんのですが(教養が足りない)、

写真は自分も撮るので、技術的なものを足がかりにして、その背景にある考えや立ち位置なんかについてもボンヤリ考えることができました。





(細かい部分に付いては、後で追記します)





最終的に考えたことは(すこし飛躍するのですが)、

芸術家の役目、ということです。

西洋的合理性に基づいて学者(科学)が考えたことというのは、今までにさんざんいわれてきたように、結局、どこまで付き詰めて考えてもその正しさを証明できないのです。

科学の見つけたものは、つねに最新の仮説であり、けっして世界を説明しうるものではないのです。


科学の外部には、どれほど計算しても、計算尽くされえない外部が存在する。

じゃあ、それまで世界について考えたことの正当性、確からしさはどこで担保するのか。


そこを担保してくれるのが、芸術家の世界を見つめる目じゃないだろうか。

写真って何も考えずに撮ることもできるけど、四六時中難しいことを考えて写真を撮っている人もいるわけです。

森山大道は、これまでに文章化されたものをみていくと、後者だと思われます。

世界について考えたことを言葉化できる稀有な写真家なのでしょう。


彼のようなタイプの芸術家は、

ある時は新しい世界の見え方を提示し、ある時は科学の(世界についての)仮説を証明してあげる。



そういう、科学で実証できないものを、作品を媒介することで人びとに肌で感じさせる力。そういうものが芸術にはあるのではないかなー、と思いました。


なにはともあれ、写真を撮る気がモリモリおきてきました。

ボーナスは新しいカメラ買いたいなー。





皆様もよろしければ、ぜひ。

今月(6月)の26日まで開催中。

「森山大道展 レトロスペクティブ 1965-2005/ ハワイ」
http://www.syabi.com/details/daido.html

森山大道.com
http://www.moriyamadaido.com/



この話のどこがアドかって?

実は、開催中の一時期、恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイスまでの動く歩道に、この展覧会のポスターが数百メートルずっとはってあったのですが、

写真自体の美しさと、白と黒の中に映える赤いタイポグラフィの力で、すごい訴求力があったんです。

つまり、その歩道を毎日歩く人達の中で写真とかに関心がある人は、かなりの高確率で、展覧会の存在を「認知」し、欲求を「喚起」され、「行動」してしまったのではないでしょうか?

測定できないけれども、すごい効果のあるアドだった可能性があると思うわけです。