春のウォーキングは楽しい。


運動、まずは日光を浴びてのウォーキング
(今、国の推奨は1日8,000歩らしい)
もしくはかかと落としのススメ。

医療従事者になって30年弱。

たくさんの身体をみて触れてきて、ヒトは日中身体を動かすように作られているのだとつくづく思う。


90歳越えても歩ける、健脚な女性は家が農家もしくは看護師さんが多い印象。

今の現役世代は外で働く女性が多いから、

今の90歳以上の女性より同じ年齢になっても健脚でいられる人が多くなるかもしれない。

骨量と筋量。
若い時の運動(骨量、筋量)貯金は侮れないということを見てきて思うし周囲の同業者も同じことを言ってたりする。

骨は荷重で強くなるし、東洋医学でも老化に関係する腎(腎臓とは違う)は骨と関係がある。

自力歩行ができなくなる原因は、
内臓内分泌疾患や脳血管障害など諸々あるけれど、

整形外科的には転倒からの大腿骨頸部骨折と脊椎圧迫骨折が多い。

特に女性は閉経の影響で骨折しやすい。

二つ折り携帯のようになった身体(脊椎圧迫骨折の影響)でなんとかバランスを取りながら歩く高齢女性を時折見かけると心が痛む。


若い頃、高齢になると体はどう変化するなどの情報もサンプルもなかっただろうから。

今は逆に情報はあふれていて取捨選択が必要。


その中で私は実際に見てきてこうだったよ、こう思ったよ、ということを伝えられたら。

閉経前から、というか後でも若くても何歳からでも日常で身体を動かす。
負担がない程度に楽しみながら。

手っ取り早いのは太陽を浴びてウォーキング。
できない時はかかと落とし。
階段を見つけたら登る!
(下りは膝に負担がかかるのでエレベーターかエスカレーターを。)

道端にかわいい花が咲いていて春のウォーキングは楽しい。


私は今は毎日10000歩以上歩いているけれど、結構あっという間。

※大事
ただ、運動習慣のない人が急に運動を始めるとケガをすることが多いので最初はパーソナルトレーナーさんをつけることをおすすめします。