現在、オホーツク網走では流氷まつりが開催されています。
そして、流氷まつりでは毎年流氷神輿渡御が行われ、これが我々オホーツクの神輿団体にとっては年明け一発目の神輿担ぎとなります。

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もちろん地元網走の神輿団体がメインとなりますが、オホーツク管内各所からはもちろん、北海道なら釧路や札幌・恵庭、遠くは埼玉県からの方も来られていました。ちなみに右端の背中に“流”文字の方は網走ではなく隣の常呂の方です。
左から3番目の方はまわりより賑やかな衣装ですが、この方は東京農業大学のヨサコイチームの方で、このチームは網走の他の祭りでも神輿担ぎに参加されています。
今日は筑波大学教授の「歴史まちづくりは津別で可能か?」という、歴史的都市・環境への着目、新しさの評価から古き物への再評価へといった内容の講演を聞いて来ました。
前半はニューヨーク、ベルリン、北京、京都の事例が紹介され、発展の象徴となった建物を保存・再利用されている様子をあげられていました。
続いて茨城県桜川市真壁町の取り組みについて、伝統的建造物群保存対策調査から国による建造物選定に至るまでの過程を説明されました。
真壁町のまちづくりについては行政の取り組み、住民団体の活躍から、2003年以降行われている雛祭りが期間中10万人を動員するイベントにまで成長したことが紹介されました。
2011年の東日本大震災では真壁町でも多数被害があったものの、中には元々経営していた旅館を改装してカフェとして再利用され人気を呼んでいる建物もあるそうです。
保存・再生の考え方は、特別なものから身近なものへ、保存重視から活用重視へ。津別で評価できるものは何なのか?
まちなか再生協議会の3グループから提案があった後、見学者からとして意見してみればと津別新報の記者さんに言われたので誘いに乗りました。
津別最盛期のシンボルである旧国鉄津別駅跡地の表示と案内、その近くにある旧津別通運建物と丸玉産業本社社屋の再利用から、まちなかの主要道路に親しみを持てる愛称名を付けること。
津別駅跡の表示のように住民が記憶を共有できるものは良いし、町史をさかのぼる道路名の復活も歴史の再認識や町への愛着にも繋がり、経費もそれほどかからない提案で良いと、藤川昌樹教授から評価をいただけました。
それにしても、多勢の人前で話すのは緊張しましたよ、津別新報の記者さんっ!
これまで隣の北見市にある介護老人保健施設・緑風で3年2ヶ月働いてきましたが、今日から私も住んでいる津別町の特別養護老人ホーム・いちいの園で働いています。
もっと正確に言えば、3~4ヶ月は美幌町の特別養護老人ホーム・緑の苑で研修があるのですが、それでも北見まで通勤していたときより通勤時間は半分以下になりました。今月前半までずっと日勤なので、8時に家を出発しても間に合います。
転職を考えたのは冬の積雪時、家から出られずに職場に迷惑をかけることがあったので、本当は責任の重い看護職からの引退も考えていました。
しかし、いちいの園の面接で話したとき、関係者から我が家の近所が積雪時に厳しい環境であることを理解があり、そういう場合は無理をしなくて良いと言われたので安心して働けます。
本日研修初日でしたが、新しい職場も良さそうな人ばかりだったので、これからは特別養護老人ホームの看護職として一生懸命頑張りたいと思いました。
1月31日締め切りの、津別町まちづくりアイデアコンペに応募してみました。
パワーポイントかPDFでプレゼン資料を作って送るように書かれていましたが、そんなこと慣れていないので黒フォントでまとめた文章のみパワーポイント4枚分しか作りませんでした。

『交通機関と簡易宿泊施設を利用したまちづくり』
・北海道北見バスのアクセス改善
・美幌北交ハイヤーの夜間待機
・スポーツ交流館と旧保育所の活用

「北海道北見バスのアクセス改善」
・開成津別線
津別北見間の主要路線であり存続に努める。
・美幌津別線
津別北見間の移動は主に開成津別線が利用されていることから、津別発着全便の美幌北見間直通を廃止し、美幌女満別空港間延長を要望する。
活汲・上美幌地域から北見へのアクセスは、美幌北見間のバスや列車の乗り継ぎを考慮する。
空港便は津別美幌両町民からの需要が考えられ、飛行機への乗り継ぎを考慮する。

「美幌北交ハイヤーの夜間待機」
・津別ハイヤー
津別ハイヤーは夜間営業されていないため、交通弱者の夜間移動に制限がある。
自家用車保有者も、夜間町内で飲酒を伴う食事に参加しがたい。
・美幌北交ハイヤー
夜間北交ハイヤーを利用している町民はいるが、さんさん館駐車場とトイレ使用を提供し待機代金を町が補助するシステムを要望する。

「スポーツ交流館と旧保育所の活用」
・スポーツ交流館
現在ラグビーやその他の合宿では中央公民館、みぃとインつべつ、ランプの宿森つべつで宿泊されスポーツ交流館の利用は少ないと考えられる。
・簡易宿泊施設の整備
スポーツ交流館や旧保育所を改装し、町内行事に町外から参加してくれる個人や団体に、予約無しで素泊まりできる施設を確保する。旧保育所には町民との交流ができるスペースもあるので活用したい。

表彰も賞金も狙っていません。3月5日の最終審査どころか、2月上旬の書類審査で早々と消されるような薄っぺらさですし。
それどころか、先日お話しさせていただいた東京農業大学教授の方が応募するものの叩き台を教えていただいて、私もそれは良いと感心しました。

どうして応募したかと言えば、私の提案も津別町に参考としていただきたいと思った次第です。
毎週土曜日、美幌町マナビティーセンターで開いている初心者向けの囲碁サークルに、やっと子ども会員が入ってくれました。

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昨日の GoEN 例会から。
フクミちゃんは小学校2年生です。今月成人の日に美幌小学校で開催された『親子でお正月を楽しもう!』というイベントで囲碁のブースに来てくれました。
NHKテレビの囲碁番組を見ていて興味を持ってくれたようで、少し教えただけで九路盤なら難なく打ってくれました。写真は試しに十三路盤に挑戦してもらった様子ですが、盤面が広くなるとまだ難しいようでした。
家に碁石も碁盤も無いとのことでお母さんにタッパに入れた碁石と、九路盤と十三路盤が表裏になった碁盤を貸し出しました。次はいつ来られるかわからないということですが、それまでフクミちゃんが少しでも上手くなっていれば嬉しいものです。

待望のと書きましたが、実はこのマナビティーセンター、子どもにも参加してもらうことを条件に使用料免除にしていただいていたので、内心かなりほっとしています。
昨年末にキッズカルチャークラブというのを開いたとき小学校1年生の男の子はひとり来てくれていましたが、まさか普段の例会に全く子どもが参加していないままなら使用料免除とはならなかったところでしょう。
美幌小学校でのイベントに、教育委員会からの要請を受けてボランティア参加していなければと思うとゾッとしますね。
昨日は網走のエコーセンターで、オホーツク地域自治研究所の例会における『鉄道を活かしたまちおこし』という講演を聞いてきました。
講師はMOTレール倶楽部会長の石黒さん。
MOTレール倶楽部がこれまで網走の民宿を改装して鉄道資料の展示スペースを作ったことや、バーベキュー列車を運行させたこと、SL運行を誘致したこと、現在もスターライトオホーツクKAGAYA列車を運行させていることなどを紹介。
JR北海道や同旭川支社、同釧路支社などと連携しながらイベントを模索してきた経緯や、石北本線利活用推進連絡会、釧網本線利活用推進協議会などとも連携しながら今後の展開を検討していることなどを発表していました。
JR北海道が発表した今春一部駅の廃止、一部駅の無人化、今年度廃止予定の留萌本線についてや、災害による運休から復旧見通しの立たない日高本線についても話がありました。
また、同じくJR北海道が車両の老朽化により今春利用率の低い列車を減便することを発表していますが、沿線自治体が共同で車両購入をして、今後さらなる減便をさせないという方向で各機関と検討したいとも言われていました。
参加されていた方からは、ふるさと銀河線沿線応援ネットワークの長南さんから、特急オホーツクの車内販売を沿線の団体で復活させられないかと意見もあり面白いと思いました。
私は鉄道だけではなく各公共交通機関がアクセス改善に努めれば相乗効果で利用率改善が期待できることや、石北本線なら常紋トンネルなど世界遺産化の検討、釧網本線なら北浜駅や川湯温泉駅など駅舎内の飲食店との連携で旅行者増加に繋げる検討などを提案しました。
会場では思いのほか参加者の年齢層が私より高めだったので少し緊張もした講演でした。
14日のまちなか再生事業アンケート調査結果報告会に続き、22日はまちなか再生事業まちづくり・シンポジウムを聞いてきました。
津別町長、筑波大学副学長の挨拶から始まり、まちなか再生事業プロデューサーの筑波大学教授より概要説明があって本題に突入しました。
高大連携ワークショップからは、津別高校の生徒たちが津別町や津別高校を分析、どうしたら住みやすい町になるか、高校の魅力アップができるかなどを発表していました。ほとんど無理そうな提案もあれば賛同したくなる提案もあり、高校生らしい柔軟な視点での捉え方に感動できたし、これだけ出来れば管内他校にも津別高校は引けを取っていないと思いました。
町内木材加工工場などのグループのワークショップからは、町内住民を一定以上雇用している企業や、町内に在住し町外の企業に通勤している住民には、納税額軽減や通勤補助金支給など町がバックアップする体制をとることで過疎化の流れにある程度ブレーキがかけられるといった提案があり、こんな制度ができれば津別町は全国自治体のモデルケースに十分なり得ると感心しました。
町職員などのグループのワークショップからは、すでに町が進めている農林業事業者からの廃棄物をリサイクルしてボイラーなどのエネルギー源に活用するプランや、それを活用する新たな団地建設が計画せれていることを発表されていました。
小樽商科大学のマーケティング分析からは、町の基幹産業でもある木材加工業からの商品が国内外各地で需要が高まっていることが発表され、その販売の展開によっては将来の展望が明るいことがわかりました。
筑波大学の地域データ分析からは、道の駅あいおいの収益アップや、町内外食産業の展開、各種合宿誘致の課題と活動に繋がる利益などについて、アンケート調査結果報告会に続いて発表があり、あわせて今回の取り組みが大臣賞受賞となったことで津別への感謝の挨拶をされました。
最後に地域総合整備財団開発振興部長、国土交通省北海道局地政課事業計画調査官、津別副町長からの講評と、ラグビー部長の筑波大学教授からの挨拶でシンポジウムは終了しました。
まだあと2年間は筑波大学も加わった事業が継続しますが、今後は町民が主体となって取り組みにあたる必要性があるということです。
高校生たちも今後は津別中学校と中高連携ワークショップを開きたいと話していて、これからの津別を背負う若者たちから逞しい芽吹きを感じられたのが一番嬉しかったです。
全国枠のニュースでも北海道東部、オホーツク海側、網走・北見・紋別地方の大雪は伝えられたと思いますが、私の住む津別も例外無く暴風雪にみまわれました。

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一昨日から降り続いた雪もおさまりましたが、我が家の玄関前は現在ごらんのとおり、狭い通路の両側を1m80cmくらいの壁に挟まれています。
降り始める前は通路も広くハーフパイプ状の形をしていましたが、写真左側からの強い北風で一気に吹き溜まり、それを何とか掘り割りました。

そんな荒れた天候の中、昨昼・今朝と近所の畑作農家さんがトラクターで救援に来ていただいたので、車を停めるスペースと町道への出入り口については綺麗に除雪されました。
その排雪の山、玄関前の山、手がつけられない吹き溜まりも含めると我が家はエジプトのピラミッド群のようになってしまいました。
昨夜から今日明日にかけて北海道東部は暴風雪にみまわれています。
家の前も今日だけで3回除雪しましたが、除雪車に改造したパジェロのブレードがとれてしまい、明日からしばらくはママさんダンプで押さなくてはいけません。
夜勤入りのため北見まで走ってきましたが、余裕を持って出発したわりには吹き溜まりや低速車、事故に阻まれたりすることも無く、いつもと変わらない所要時間で到着しました。
釧路から美幌までの国道240号線では何度も除雪車を見かけ、部分的にはアスファルト路面も出るくらい除雪していました。
北海道道217号線も10cmくらい雪がありましたが何回か除雪も入っていた様子。通行量の少ない時間帯なので助かりました。
さてブログを更新している間に余裕を持っていた時間も消費してしまい、そろそろ職場に向かいます。
津別町市街地より弟子屈方面へ向かうと(津別峠は冬季閉鎖中ですが)、豊永というところに川瀬牧場があります。
その川瀬さん宅で現在、土曜日の11:00から15:00限定で『ぎゅぎゅ~っとテラス』というカフェをオープンしており、興味があったので食事に行ってきました。
旦那さんも仕事の空き時間に手伝っているそうですが、接客してくれたのは私と同世代の綺麗な奥さんでした。
流氷牛というブランドの和牛畜産農家ですが、牛肉を健康的に食べてもらいたいと、自家製のパンと一緒に野菜たっぷりのホットドックを提供してくれていました。
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ローストビーフドック 540円
コーヒー 450円
わりと新しい家のリビングでカフェをやっており写真で見るより明るいです。大きな窓から陽が射してホットドックに影がついてしまいましたが。
大飯喰らいの私ですがこのホットドックには味でじゅうぶん満足でした。コーヒーもつけて 990円ですからお得です。
津別の方にオススメですが、土曜日の昼に津別を通過するだけの方でも是非食べに行かれてはいかがでしょうか?