ヤマモモ酒の仕込みをしました | 隠居ジイサンのへろへろ日誌

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九州北部の街で、愛するカミさんとふたり、ひっそりと暮らしているジイさんの記録

蒸し暑いですね。きょうの福岡は30℃超えの予報です。じっとりとした湿気も感じます。北部九州も今週後半には梅雨入りしそうですね。

梅雨入り前に、ヤマモモの収穫をしてきました。

ウォーキングコースの途中に10数本のヤマモモの木を見つけていまして、毎年この時期になったら、実を拾ったりもいだりしてきます。公園や街路樹に植わっている木ですから、怒られることもありません。

今年は裏年のようですね。半分くらいの木は、ほとんど実がついていませんでしたが、つい最近、発見した木にはたくさん実がついていました。

この時季になると、道ばたに点々と実が落ちていて、地面が紫色に染まります。ちょっと汚い。ギンナンと同じですね。ギンナンは臭いけど、ヤマモモは甘酸っぱい香りがします。食べると甘酸っぱくて、ラズベリーのような香りがします。ただ、タネが大きいので、食べ応えはありません。実家の近所に大きなヤマモモの木があり、甘いものが少なかった子どものころは、よくこれを食べていました。なつかしい味です。日持ちがせず今の時期だけしか食べられませんし、スーパーで売っているのを見たこともありませんから、いまどきの人は食べたことないでしょうね。

今回は、枝から直接もいだので、葉っぱや未熟な粒も混じっています。2㎏くらいあるでしょうか。

 

選別します。

選別前。

 

選別後。未熟な粒や虫食いなどを除去し、きれいな粒だけにしました。歩留まりは5割ほど。

 

手がベタベタです。

選別後の重量は834gありました。

 

去年と同じ割合で仕込みます。やや甘めの割合です。

 

リカー1.8ℓに対するヤマモモの必要量は1,145gですから、あと311gですね。ドンブリ1杯分くらい。

後日また出動しましょう。

選別したヤマモモは、水を替えながらやさしく洗い、水切りをして、キッチンペーパーでよく水分を吸い取ります。

 

本日仕込んだ分。

お楽しみは3カ月後でございます。

隠居じいさんは、今年も恒例行事をこなしています。