福岡市内の某商店街におけるマスク装着率の調査結果(第51回/追加調査) | 隠居ジイサンのへろへろ日誌

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九州北部の街で、愛するカミさんとふたり、ひっそりと暮らしているジイさんの記録

世界的なパンデミックとなった新型コロナウイルス感染症もようやく下火になり、わが国では昨年5月、感染症5類とされ1年が過ぎました。政府もマスコミも一般市民も、いまや、「あの騒ぎはいったい何だったんだ?」というような感じになっています。喉元過ぎれば熱さを忘れる、の典型ですね。

ただ、下火になったとはいえ、まだ完全に終息したとはいえません。感染の余波は続いているようです。

↓ NHKホームページから。

 

コロナ禍の渦中に、コロナの影響による商店街でのマスクの装着状況を3年半にわたり調べてきました。一時はほぼ100%だったマスクの装着率も、昨年3月に「マスクは個人の判断」となってからは装着率は2~3割に下がり、しばらく同様な傾向でした。そのため、昨年11月、調査回数50回に達したところで3年半実施した調査をいったん中止していました。

ところが最近、商店街を歩いていて、ふと違和感に襲われました。コロナも下火、インフルエンザも下火、花粉も飛ばなくなった今でも、まだマスクをしている人がけっこう目立つのです。(「まだ」というと、マスクをしている人に失礼かな。)

で、きのう、商店街を歩きながらマスクの装着状況を調査してきました(われながら、ヒマやなぁ・苦笑)。

結果は、マスクして歩いている人が2割超え。マスク生活が日常に定着してきた人が2割もいるんですね。

わたし自身は、屋外でマスクをすることはありませんし、電車やバスに乗ることもなく、病院以外でマスクをすることはありません。

 

マスク装着率の調査結果(第51回/追加調査)


1 調査結果
 調査時のマスク装着率 21.0%(前回23.8%)
2 調査の詳細
(1)調査の目的
  新型コロナウイルスの影響評価(マスクの装着状況)
(2)調査日時
  2024年6月8日(土)午後2時50分から午後3時45分まで
3)調査場所
  福岡市内の某商店街
(4)調査時の天候
  曇り時々小雨 27℃
(5)調査方法
  目視
(6)調査対象者
  商店街の通行者
 ※1自動車・バイク利用者・乳幼児は除く。
 ※2自転車利用者は含める
 ※3アゴにマスクをかけている者は装着者とみなす。
(7)調査結果
   800人中、マスク装着者168人(21.0%)
(8)特記事項
・当日のマスク装着率は21.0%で、7カ月前の前回調査(23.8%)とほぼ同程度であった。
・マスクを装着していたのは、中高年の女性が大半であった。
・若年層については、男女ともほぼノーマスクであった。
・調査時は27℃で湿度も高く、体感気温は「やや蒸し暑い」であった。
・アゴマスクは少なかった。※みんながマスクをしているからという同調圧力で装着しているのではなく、自らの意思でマスクをし、その効果を確実にしたいという考えからか?
・乳幼児のマスク装着はゼロであった。
・いわゆる「アベノマスク」を装着している者はゼロであった。
(9)これまでの調査結果


 

(10)前回の調査結果

 

今回の調査で特に印象に残ったのは、

①マスクをしている人の8割くらいが、中高年の女性であること、

②蒸し暑い天候だったのにも関わらず「アゴマスク」の人が少なかったこと、です。

マスクをする理由が、感染症や花粉症に伴うものとは別の要素・段階に入っているのではないのでしょうか。

最終調査をした昨年11月に、わたしの推測として書いたことですが、

今後もマスクの装着率がゼロになるとは想定できません。上記のようなマスク常用者は、今後も長期間にわたって2割程度は残るのではないかと推測しています。
そして、その要因として、

・コロナやインフルエンザの感染防止のため
・マスクをすることによる安心感を得るため
・この数年間でマスクをするのが習慣になったため
・マスクをしないで顔をさらすのが恥ずかしくなったため
・お化粧をしたくないため(笑)。

としていました。

さらに考えられる要因として、

・たくさん買ったマスクが大量に残っていて、使わないともったいないから。

・・・でしょう。

たぶん当たってると思う(笑)。

要因はともかく、半年以上経った今回の調査でも「装着率が2割を維持」というのは的中しましたねぇ。

さすがオレ(笑)。