こんばんわ。
愛の郵便屋さん 美丘です。
ご訪問いただきありがとうございます。
思い立ったら即行動のわたしが
世の中を知りたいと飛び出し
そして、ほんとうの世界をしる旅にでたのです。
そこで見たものは？！
こちらの続きです。
人生どん底です。
借金たんまり
ネイルサロンも大失敗
所持金ナシ。
仕事はすぐに見つかれど
全く楽しくもなんもない。
テレオペの仕事を
派遣でやってたのですが
毎日 数字との闘い。
電話取ってなんぼ。
施工内容を業者さんから
聞かれる。
ちんぷんかんぷん。
全く理解できない。
何度 お客様に怒鳴られたかな。
何度 上司に怒鳴られたかな。
そのストレスは半端なく
お金に逃げた。
お金ないからカードで買い物する。
よくあるパターン。
借金は雪だるま式に増える。
支払い督促の電話の嵐。
完全に負のスパイラルにはまった。
そして
完璧に人生投げてた。
もういいや。
なんでもいいや。
どーでもいいや。
心の勉強とかしたけど
結局こうなる。
所詮わたしはこんなもん。
お父さんの言う通り
なんもわかってないのに
安定収入手放すから
こうなったんだ。
まるで罰を受けてる気になってた。
そして
また聞こえる
生きてる意味ない
その声がわたしを
めちゃくちゃにした。
あ わたし
わたしに殺される。
そう思った瞬間
パニックを起こした。
その尋常じゃない状態のわたしに
長男は気が付き
なにどうした！
と 慌てて近寄ってきた。
何も話せない。
泣くこともできない。
そんなわたしを
当時、20歳だった長男は
何も言わず
ずっと背中をさすってくれた。
そして
ぽつり
ぽつり
ぽつり
とわたしは
今の状況を話し始めた。
借金でいっぱいいっぱいなこと
片思いの彼にお金を貢いでいたこと
返してももらえないこと
2回も離婚して
結局 ちゃんとした生活ができないこと
情けなさでいっぱいだった。
申し訳なさでいっぱいだった。
そしてさらにまたこうやって
パニックを起こして 長男に迷惑をかけてる
自分が許せなかった。
ほんと情けない
ごめんなさいと 泣きじゃくるわたしに
長男は言った。
お互い様なんじゃねーの。
俺だって ママに相当迷惑かけたじゃん。
お互い様。
そう長男は言った。
なぜそんなことが言えるんだろうか。
長男が言う迷惑と
わたしが言う迷惑は 次元が違う。
確かに 長男は不良少年だった。
何度も 警察にお世話になった。
中学でも高校でも。
でも
それとわたしがしてきたことは
全然違う！
って 思ってた。
そして 迷惑だとは私は思っていなかった。
それを
長男は
お互い様と言った。
迷惑かけあって 生きていくんじゃねーの
家族ってさ。
涙が止まらなかった。
その日から
数週間、長男と次男は
毎晩 わたしと一緒の部屋で寝てくれた。
その数週間後
わたしは、会社の人にここにいると
迷惑です。とはっきり言われ
退職しました。
次の職場でも
全く 楽しくもなんともなく
それどころか 更に悪化した。
そしてついに
神様は、わたしに 言ったのです。
いい加減にしなさいよ～
もう 気が付きなさいよ～
と。
朝 車に乗り通勤しているとき
それは 聞こえたのです。
心屋仁之介さんの
魔法の歌の中にある
OKという歌。
それを聞いていたわたし
いつの間にか
叫ぶように 歌ってた車中で。
どんな自分もOK
そうだどんな自分もOKなんだ！
そう思った瞬間
頭の中でものすごい
音が聞こえたのだ
ガシャーン！！！！！
と。
もーやめた！！！！
こんなん自分じゃない！
わたしは会社の駐車場の
100メートル手前で
Uターンをし
会社には出勤せず
家に帰ったのだ。
その日以来
もう二度とその会社に行くことはなかった。
その数日後
わたしは 実家の母に呼ばれ
実家に行ったのだ。
母はわたしが突然仕事を辞めたことを
知っていた。
リビングには父もいる。
お説教される覚悟はできていた。
しばし無言が続き
母は一冊の通帳をわたしに手渡した。
無駄使いしないように
そう 一言だけ 言った。
父は あの父が
世の中甘くない！
努力と根性で生きていけ！！と
言い続けていた 父が
制服とか返さないといけないんだろ？
お父さん 持ってってやるよ。
住所 書け
と メモと鉛筆を差し出した。
夢なのかと思った。
何がどうなってんだか
全く理解できない。
お説教を待っていたのだ
わたしは！ 笑
それがなぜ
こんなことになっている・・・・。
何が何だか分からないまま
言われた通り 住所を書いた。
何が何だか分からないまま
中身も見ずに通帳を持ち帰った。
家に帰り
おそるおそる 通帳の中身をみた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
？？？？？？？？？？
へ？
は？
ほ？
とりあえず
通帳を閉じた。
そして
引き出しにしまった。
意味がわからなかった。
グラウディングを知っていたら
ここぞとばかりに わたしはやっただろう。
でも そんな方法は
全く知らなかった。
深呼吸するのがせいぜいだ。
もう一度
通帳を開けた
驚く額のお金が
入っている。
しかも
その通帳の名義はわたしになっている。
そのお金を振り込んだ人の
名前も記載されている。
おばあちゃんだった。
亡くなった
おばあちゃんだった。
わたしはその通帳を胸に
抱きしめ
わんわん泣いた。
なんだろこれ
なんなんだろ
これ なにさーーーーーーーーーー。
わんわん 泣きながら
胸が熱くなり
感謝がこみ上げ
そして
やっと
やっと
やっと
受け取れた
愛を。
愛なんだ
これ愛なんだ
わたし
愛されてるんだ
お互い様なんじゃねーのと言った
長男
無駄使いしないのよ
と言った ママ
制服もってってやるよ
と言った お父さん
何も言わず
お空から見守ってくれていた
おばーちゃん
愛のほかのなにものでもない。
あの時
神様は 私に言った
いい加減に気が付けと。
そうか
こういうことだったのか！
と。
愛されてるんだよ。
ずっとずっとずっと
愛されていいたんだよ。
愛はあるんだよ。
ずっとずっと
あるんだよ。
がしゃんとものすごい音がした
あれは
長年の愛されない人という
思い込みを
こうじゃなきゃいけない
あーじゃなきゃいけない
という
鎧をガシャンと脱ぎ捨てた
音だったんだなと。
わたしはやっとやっと
愛されてたを
受け取れるようになったのです。
ここから
わたしは 本格的に スピリチュアルな
世界を探求することになったのです。
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・・・・・・・・・・
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