~第29話~酔っ払い | 「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

''わたしは親から要らない子''を抱えたまま結婚し2児の母に。ワーママでしたが2014年1月小4の長男の不登校が始まりました。
ほぼ"わたしに生まれてきてよかった"と思えるようになった現在や苦しかった過去の話を書いています。〜滋賀県彦根市在住〜

 

 

​愛されないと信じてる 
あなたの心を解き放つ
開宝サポーター 日楽ようこ
♡•••••••••••••••••••••••••••••••♡
わたしの長年の大前提
わたしは要らない子
にまつわる過去の物語

 

 

目次

【目次】プロローグ〜第10話 

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わたしはお酒が飲めない

少し飲んだだけで
すぐ顔が赤くなるし
ドキドキするし
一定量を超えるとリバースしてしまうオエー


いつも遊んでいた
高卒同期女子5人の中では
わたしが1番飲めなかった


グイグイ飲む同期を見て
わたしも飲めるようになろうと
頑張って練習をしていた


ビールは全く美味しくなかったので
チューハイでチャレンジ

だが
ジョッキ2杯目に入ると
トイレに行く感じになり
それ以上は無理だった


食べ物は食べていた
飲むペースが早かったのかもしれないが

毎回トイレとお友達になるのが嫌だし
ジュースを飲んでおけばいいし

せっかく食べた美味しい物とも
さようならになるので
もうお酒を飲むのはやめた


そういえば一度だけ
河原でBBQをした時に
珍しく飲んだビールのひと口目が
めちゃくちゃ美味しかった経験はある







あれは
この別れがあった後

同期女子ズ
同じ職場のK君
友達のS君たちと
居酒屋で飲み会をした



わたしは
「もうオトコなんて信じられねー」
とシラフで文句を言いまくっていた


そんなわたしに酔っ払っていたS君が
「そんなこと言うなやーーー」
と話しかけてきた


S君は仕事で何やらトラブルがあったようで
いつもより飲んで酔っ払っていた


何を話したのかは覚えていないが
わたしは元カレの文句や元カレの
2人のオンナの話をしてたのだと思う


S君はわたしの話を聞いてくれた
なんて言ってくれたのかの
細かいことは覚えてないが


覚えてるのは
わたしの
「もうオトコなんて信じられねー」
に対して
「そんなこと言うなやーーー」
を繰り返していたということ






飲み会が終わり
会社の駐車場に車を停め
それぞれが話をしていた時


かなり酔っていたS君は
泣き上戸のようになり
フラフラと歩いて
わたしのところへきた


転びそうな歩き方の体を支えたら
そのままS君とわたしは抱き合う形になった
フラフラしていたので
しばらくそのまま支えていると


また
「そんなこと言うなやーーー」
と泣きながら何回か言ってから




「オレが居るやんけ」

と言って泣き続けた








かなり酔っ払ってるなー
と思って
ヨシヨシトントンしてあげながら
こけないように支えていた



しばらくそれが続いた後
K君がS君を車に乗せて帰って行った










翌日
前夜のことを思い出し
かなりの酔っ払いのS君だったが


「オレが居るやんけ」


ってどゆこと???
と思ったら
気になりだした(笑)




その話を同期女子ズにしていたら
1人の子が
「酔ってるからこそポロっと
 本音が出たりするんちゃう〜???」
なんて言い出したもんで
ますます気になった(笑)



でも実は
S君は同期女子ズの1人のことを
以前に好きだったのである
本人に告白はしていないが
わたしはそれを知っていた



それはわたしが年上の元カレに
まだ片想いをしていた頃に遡る


飲み会と同じメンバーで
三重県の遊園地
長嶋スパーランドに行った時


観覧車に乗るメンバーを
グーチョキパーで決めたら
わたしとS君もになったので
好きな人いるの?話をしていたのだ


その時にわたしは
年上の人が好きだとS君に伝え
S君は同期女子のひとりの子を
好きだと教えてくれ
お互い頑張ろう〜
と励ましあったのを覚えている



その後
その子に彼氏ができたので
S君も失恋していたのだ







何日か後
わたしはS君を呼び出し
とある体育館の駐車場で2人で会った


S君にわたしに言ったことを
覚えているのかを聞くと
彼は一生懸命考えていたが
「覚えてない」
と言った




おぼえてないんかーーーーい凝視



うん
うん
そうだよね



うん
うん
かなり酔っ払ってたもんね



わたしはあの夜のやりとりを
S君に話した



S君
「ごめん…覚えてない…」



魂が抜ける




あっじゃあ
わたしのことをなんていうかー
特別な思ってるとかそういうのはない
ってことねーーー


と言ったのか
どう確認したのかは
もう覚えてないし


S君がなんて言ったのかも
覚えてないのだけど




なんやかんやあって





1998年6月10日
わたしとS君は付き合うことになった(笑)




うん若いって素晴らしいねニコニコ




あー
これ書くの
恥ずかしいーーー



ちょうど今日は
あの夜に抱き合ってた駐車場の前を通る
用事があったので
なんて話してたかなーと
思いを馳せておりました昇天



まぁ付き合うきっかけなんて
なんでもいいのであーる爆笑爆笑