~第24話~高校生の就職活動 | 「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

''わたしは親から要らない子''を抱えたまま結婚し2児の母に。ワーママでしたが2014年1月小4の長男の不登校が始まりました。
ほぼ"わたしに生まれてきてよかった"と思えるようになった現在や苦しかった過去の話を書いています。〜滋賀県彦根市在住〜

 

 

​愛されないと信じてる 
あなたの心を解き放つ
開宝サポーター 日楽ようこ
♡•••••••••••••••••••••••••••••••♡
わたしの長年の大前提
わたしは要らない子
にまつわる過去の物語

 

 

目次

【目次】プロローグ〜第10話 

はコチラをクリック

 

 

前の話

第23話 はコチラをクリック







高校に入ってから

夢を持っていたのだろうか…



声の仕事へのあこがれはあったが

お金がかかることはできない

と決めつけていたし


そもそも

声の仕事がしたいと

誰かに話すのは恥ずかしくてしなかった


そこまで

心を開ける相手がいなかったのだろう



高校に放送部があれば入ろうと

思っていたがなかったし

自分で作るなんて発想も行動力もなかった




夢より現実を見て

商業高校に入学したのだから

どこかの会社に普通に就職するものだと

あきらめていたのかもしれない


 

わたしが高校を卒業したのは1996年3月

4月からはとある大手電機メーカーの

製造オペレーターとして就職をした


 

高卒の就職なので

基本的には学校に来る求人の中から選び


第一希望から第十希望くらいまで書いて提出

希望者が重なる場合は

成績のいい人が選ばれる

 


進路指導室には先輩方の

就職試験情報の記録がある



ある日

その中に地元の結婚式場に就職された

先輩の情報を見つけた


 

結婚式というのは幸せいっぱいの瞬間

その場に携われる仕事があるなんて!!

とても楽しそうだなぁ〜と

わたしはとても魅力を感じた


 





しかし

その年には結婚式場からの

求人が来ていなかった


 

過去に求人が来ていて

今年来ていない企業には

先生がお伺いにいってくださる

という話だったので

お願いしてみた

  


けれど

就職希望先の用紙を

提出する頃になっても求人はこなかった



わたしは先生と相談し念のため

その結婚式場を第一希望に書いた


 

第二希望は印刷会社の事務

第三希望が電気メーカー製造オペレーター

第四希望は市場の事務

それ以下は覚えていない

 


 

結局

結婚式場の求人は来なかった

第二希望は私より成績のいい子が選ばれ

第三希望は2人の求人が来ていたこともあり

そこを受けることになった

 

 

後にこれがとてもラッキー

であったことを知る


 

 

第一希望の結婚式場は数年後には

葬儀場に変わったのだ!!



さらにわたしが見ていた情報を

書いていた先輩が

旦那さんのお姉さんのお友達

だったことが結婚後にわかり



業務内容に営業がありノルマが大変で

かなり苦労されていたと聞いた

 

 





ウエディングプランナーという職業が

いつ頃にできたのかを調べてみたら

1980年代からと出てきた

じゃああの頃にはもうあったんだな・・・

 


専門学校もあったのかもしれないが

先生は勧めなかったし

わたしにもそんな発想はなかった 


もし専門学校の存在を知ったとしても

お金がかかるとあきらめていただろう

 

 






 

 

 

就職した大手電機関係の工場が

市内にあるのは知っていたが

何を作っている会社なのかは

求人票を見るまで全く知らなった

 


選んだ理由は

・家から近い

・お給料がよさそう

・年間休日多い

・入社試験に作文がない

 ↑

 苦手だったから避けてた

 



 

校内選考は夏休みにあり

選考会議で決まると

それぞれの生徒へ先生から連絡がきて

就職試験は確か10月だったと思う

 



その就職試験が近づいてきたころ

卒業式ぶりに

中学校時代に交換日記をしていた

aちゃんから家に電話がかかってきた



aちゃんは頭がよく

市内の進学校にも行けるような

成績だったが

わたしが以前に行きたいなと思って

行くことができなかった

商業高校の情報処理科へ進学していた

 


 

電話で挨拶をした後


aちゃんは

「ねーねーようこちゃんは進学するの?

 就職するの?」


ようこ

「就職だよ」


aちゃん

「どこを受けるの?」


ようこ

「え?・・・」


aちゃん

「家から近い?」


ようこ

「うん市内」


aちゃん

「何系のところ?」


わたし

「電気関係の工場」


aちゃん

「○○?」


わたし

「うん○○」


aちゃん

「わたしも!!」


わたし

「えーーー!!」


aちゃん

「試験一緒に受けに行こう」

 



ということで電車とバスを使い

aちゃんと一緒に

入社試験を受けに行ったのであった(笑)









aちゃんの通う高校には男子生徒もいたので


男子1人、女子1人の求人が来ていた


一方女子高状態のわたしの通う高校には

女子2名の求人が来ていたが

もうひとりの子とは話した事がなかった




試験を友達と一緒に受けに行けることになり

お互いかなり安心度が増えたと思う


そして同じ会社になれるかもしれないなんて

すでに入社後の楽しみもできた

 





 


いやいやようこちゃん

aちゃんは

あなたのライバルじゃないかっ


というツッコミが聞こえてきそうだ

 

 

aちゃんの学校の方がランクが上だし

aちゃんの方が頭がいいんだから

ようこ大ピンチという場面なのだが


 

当時は高校から就職試験を受けに行って

不合格ということは

県内企業であればあまりなかった



たまに不合格の子もいたようだが

ほとんど聞いたことはなかった

 

 

当時、県内ならほぼほぼ合格

という事は知っていたとは思う


けれどaちゃんは合格して

わたしは不合格なんて

妄想もしたような気もする


 

その不安よりも初めての場所に

誰かと一緒に行けるというのは

とても心強かった

 

 

 

aちゃんになぜあの時

わたしに電話してきたの?

と先日聞いてみた(笑)


と返信が来たので

aちゃんに振り返りブログを書いてることを

説明してから返事を送ると




なんてとても嬉しい言葉をくれたおねがい


 

 

そして無事二人とも合格し

96年4月から始まった工場勤務を

わたしは2019年1月まで約23年続け

aちゃんは現在勤続26年目!!

なのである

 


次の話

第25話 はコチラをクリック