~第23話~大人になったら何になる? | 「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

「どうせ私なんて」「どうせ私のせい」が 「わたしに生まれてよかった」にshiftした話♡開宝サポーター日楽ようこ~滋賀~

''わたしは親から要らない子''を抱えたまま結婚し2児の母に。ワーママでしたが2014年1月小4の長男の不登校が始まりました。
ほぼ"わたしに生まれてきてよかった"と思えるようになった現在や苦しかった過去の話を書いています。〜滋賀県彦根市在住〜

 

 

​愛されないと信じてる 
あなたの心を解き放つ
開宝サポーター 日楽ようこ
♡•••••••••••••••••••••••••••••••♡
わたしの長年の大前提
わたしは要らない子
にまつわる過去の物語

 


目次

【目次】プロローグ〜第10話 

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前の話

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幼稚園の頃は

「おもちゃがたくさんあるから

 おもちゃ屋さんになりたい」

と友達が言ったのを聞いて

わたしもそうしようと思った



その後

「ケーキがたくさんあるから…」

「お花がたくさんあるから…」

と同様のパターンで浮気していたが



最終的には幼稚園の先生だった


 

そういえば

お姫様やアイドルにもあこがれており

シミーズ(下着のスリップのようなもの)姿

で鏡の前で歌ったりしていた



シミーズって下着なので

レースがついてるのがドレスぽかったからだ

 


ちなみにいつかお母さんになる

のは当然だと思っていた


 


小学生になっても

幼稚園の先生になりたいな

とは思っていたとは思う





 

 


高学年で

ライトノベルが流行り読みだした

 

主に『コバルト文庫』を読んでいて

初めて読んだのは

赤羽建美著『お願いパンダ様』



その後山浦弘靖著『星子シリーズ』

赤川次郎著『三姉妹探偵団シリーズ』など


こうしてみると

ミステリーが好きだったな


もちろん王道の

折原みと著『時の輝き』も読んだ


 

ちなみに漫画で特に好きな作品は

『ときめきトゥナイト』

『ベルサイユのバラ』なので

王家とかお姫様が好きだったんだな


 



本編は手放したけど番外編は持ってる






これらの本たちは母が買ってくれた

母も読むのが好きだったからだ

なんやかんやで

買ってもらっているわたし(笑)


 

漫画は描こうと思わなかったが

小説は書いてみたいと思い

自分なりに書いてみたが

完結させることができなかった


 

ちなみにこのとき

わたしはなんとワープロを使って

なんちゃって小説を書いていた!!



わたしの愛読書『小学○年生』に

シャープの『書院』というワープロが

新発売されたという広告が載っていたのだ


 

そして我が家は貧乏だと

何回もこのシリーズで書いてきたのに

なぜか買ってもらえたのだ(笑)


 

父は小3頃に板前から

交代勤務の工場に転職し

収入が増えていたことも関係あるのだろう


 

また父は休みの日は家におらず

主にパチンコに行っていたので

勝ったら高価なものを買ってもらって

いたこともあった


 

その『書院』はインクリボン付きで

印字も可能だった



けれど画面が一行表示のものだったので

表も作れたのだが操作方法が難しく

わたしはただ文章を入力することしか

できなかった

 


当時はローマ字入力を知らず

かな入力をしていたので


キーの場所がなかなか見つからずに

時間がかかり

肩が凝って気持ち悪くなることもあった

 

 


写真お借りしました  たぶんこの機種



 

高学年から中学生にかけては

『声のお仕事』にあこがれた


 

それは母の影響で

ラジオを聞くようになったからだ



我が家はテレビの映りが

とにかく悪かったこともその理由だが

ラジオって面白いのだ


 

今はFMでもトーク番組が増えたが

当時のFMはずっと音楽が流れているもの

だと認識しており

ほとんど聞いたことはなく

トークがメインのAMばかりを聞いていた



滋賀で一番電波の入りがいいのは

『KBS京都』だった


 




一番よく聞いたのは22時からの番組

いつの間にか寝てしまったこともあったが

番組コーナーにハガキを出した時は

カセットテープに録音したこともあった


 

いろんなパーソナリティがおられたが

声優の日高のり子さん(タッチの浅倉南)

富永みーなさん(サザエさんのカツオ)

の番組を聞き



山寺宏一さん、山口勝平さん、

林原めぐみさんなどのゲストとの

トークなどで声優という仕事に憧れた


 

この方たち今でも活躍されているな!

すごいな~♡

ちなみにマイカーのETCの声は

日高のり子さんなのだ(笑)

 




 

また当時関西では人気だった

森脇健児さんのラジオも好きだった



結構ファンで写真集、CDも持っていた(笑)

ちょうど大阪から東京へ進出して

成功していく様を見守っていた

 


お笑い芸人になろうとは

思わなかったけれど



おもしろおかしく楽しい話をしている

人たちから元気をもらっていたので

わたしもそんな風になりたいと思っていた

 


 

そういえば

カセットテープに自分が話す声を録音して

ラジオDJごっこをしたこともあった


録音録画された声と

自分が普段聞いてる声とのギャップに驚いた

 

 




どうしたら声の仕事に就けるのかな?と

学校の図書館にあった『なるにはブック』

を読んだ


『先生になるには』などの

職業に就くための本なのだが

話す関係の仕事では

『アナウンサーになるには』

しかなかったので

それを読み大卒でないとダメだと知り断念

 


大学に行けるお金なんてうちにはないし

勉強も苦手だったからだ


 

声優やDJは大卒でなくていいことを

当時のわたしがわかっていたのか不明だが


養成所のようなところに

行かないといけないとは思っており

お金がかかるから無理と決めつけていた

 


この頃の私はまだ誰かに相談する

ということができなかったため

自分でできることしかしていなかった

この効力が薄まるのはもう少し先の話だ


 

 

そういえば父はわたしに

『競馬騎手』『競艇選手』

『グルメリポーター』

を勧めてきたことがあった

 


前者2つはギャンブル好きの父が

娘でギャンブルしようとした発言(笑)



『グルメリポーター』

は単にいろんな美味しいものが

食べられるのがうらやましかったようだ



自分がなりたいけど

なれないから娘に勧めたパターンかな




って

『グルメリポーター』

は話す仕事じゃないかっ!

けれどわたしは父の勧めに

まったくのらなかった


 

ん?そういえば父が

「グルメリポーターは

 綺麗に食べられないといけないわなー」

言ったのを聞いて



鏡を見ながら食事をしていた時期があった

食べた感想を言うなどはせずに

自分の食べ方を観察する程度で終わった

 

 




ラジオやテレビの中では

楽しそうに仕事をしている人たちを

見つけることができたが


わたしの身近で憧れた大人は

幼稚園の先生だけだったんだな…

 


だけど

大人になること自体の

希望とあこがれは持っていた


 

高校生になってからの話は次回


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