槙尾山 西明寺(京都三尾の古刹のひとつ) | 尚吾の「人生七転び八起き」

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バレーボールと体の鍛錬、休日は、秘仏拝観、社寺仏閣巡りを楽しみ、美味しいお店に出没しています。(*^_^*)

12月11日(月)

京都の山奥に来ました車ダッシュ

 

今日17日からメチャ冷え込んでますが

この日は晴れ暖かく

フリース脱いで長袖TシャツでOK筋肉

 

「京の三尾」と言われる

もみじ紅葉の名所キラキラ

 

高雄(尾)山 神護寺

槙尾山 西明寺

栂尾山 高山寺

 

3ヵ所の寺院に

「尾」が付いていることから

 

3寺院を合わせて「三尾」

と言われています。

 
 
次は、西明寺に向かいます。
徒歩で約7分の距離
 
 
清滝川にかかる朱塗りの
「指月橋」を渡ります。
 
石票には
「槇尾山 聖天堂」
 
 
ここでも100段程の石段。
 
 
 
 
 
天長年間(824~834)に
空海の高弟、智泉が
神護寺の別院として創建。
 
鎌倉時代に再興され、
正応三年(1290年)後宇多法皇より
「平等心王院」の号を賜り、
神護寺より独立。
 
室町末期に兵火によって焼失し荒廃。
 

土桃山時代・慶長7年(1602年)

明忍律師により再興。

 

江戸時代・元禄13年(1700年)

桂昌院(第5代将軍・徳川綱吉の母)

が本堂を寄進。

 
 
三尾の古刹のひとつとして知られる
真言宗大覚寺派の寺。
 
槇尾山 西明寺
 
 
元禄13年(1700年)
桂昌院の寄進によって建てられた
一間薬医門
 
 
元禄13年(1700年)
桂昌院の寄進によって建てられた
 
本堂
 
 
正梁上に掲げられた
独特の書体の「霊山鷲心」
の額は、空海の筆。
 
意味は、
釈迦如来が霊鷲山で般若心経を
人々に説いておられる姿だそうです。
 
 
内陣正面の須弥壇上には
仏師・運慶によって彫られた
本尊・釈迦如来立像(重要文化財)
が祀られています。
 
清涼寺(嵯峨釈迦堂)の釈迦如来を
模して作られたという高さ51cmの小像です。

本堂の脇陣には、
千手観音菩薩像(平安時代)
愛染明王像(鎌倉時代後期)が安置。
 
拝観料は¥500
 
 
 
本堂の左方に建つ「客殿」
残念ながら内部は拝観不可注意
 
 
本堂より古く、
江戸時代前期に移築された。
当時は食堂と称し、
僧侶の生活や戒律の道場として使用。
 
客殿
 
 
元禄時代の建造物で
「歓喜天」が
秘仏として祀られています。
 
拝受できる「倍返りお守り」は、
お金が倍になって返ってくる
ご利益があるとか!?
 
聖天堂
 
 
元禄時代に造営された
鐘楼
 
 
境内の拝観は無料
 
境内含めて
15分の拝観でした。
 
いただいた御朱印
「釈迦如来」


槇尾山 西明寺
 
京都市右京区梅ヶ畑槇尾町1
☎ 075-861-1770
 
拝観
9:00~17:00