加西市に行きたい寺院が有るので通り越して福崎町までドライブ!
約10年ほど前に来て凄く居心地が良かったカフェでランチ
ランチの後は、
以前から来てみたかった寺院に訪問。
戦国武将「後藤又兵衛」の菩提寺。
私が知ってるのは、軍師「黒田官兵衛」率いる「黒田二十四騎」の一人。
通称「槍の又兵衛」と言うくらいです。
この辺り(播磨は地元)では、
「槍の又兵衛」の呼称で有名です。
曹洞宗の寺院
【祝融山 多聞寺】
山門前には「後藤又兵衛菩提所」の石標。 家紋は下り藤。 まだ新しいですね!
石票は略字で読めませんでした!
調べたら「禁葷酒」(きんくんしゅ)、酒や葷の匂いをさせて山門を入るべからずという意味。又は「葷酒を禁ず」とも言う。
3文字にするとこうなるのですね!
よくあるのは「不許葷酒入山門」、(葷酒は、心を乱し修行の妨げになるので寺の門内に持ち込むことは許さない)
これを期に調べました。
◆ 戦国の武将、後藤又兵衛基次公
有名な軍師「黒田官兵衛」率いる「黒田二十四騎」の一人。
大坂夏の陣「大坂城五人衆」の一人。
西軍である豊臣の軍勢につき、河内道明寺の戦いにおいて東軍である徳川の軍勢に対し、真っ先に立ち向かい 孤軍でおよそ八時間奮戦したが、後続の真田幸村(信繁)らの軍が濃霧に阻まれて到着が遅れ、又兵衛は孤軍のまま壮絶な戦いの末、武将としての本懐を遂げ討ち死にしました。(元和元年五月六日亡)
◆ その翌年の元和二年(1616)に、又兵衛の三男佐太郎(太郎正方)が父を弔うために、尾崎村の岩本勘兵衛家から土地の寄進を受け、又兵衛の命日(5月6日)である一周忌に合わせて多聞寺を建立開創
可愛い小僧さんがお出迎えです
入ると左に「鐘楼」
お地蔵様が並んでいます。
インスタ等で人気の花手水
手水舎に浮かんでると超綺麗
癒されますね
風鈴も
そよ風しか吹かず、静かな音色!
境内は奇麗に手入れされています。
「青海波」砂紋が奇麗
本堂近くは、市松模様
【本堂】
本堂の虹梁、なかなか凄い!
平日とあって本堂は閉まっていました。インスタに拝観情報を載せていると言う事で見ましたが特に情報は無し!留守の様なので本堂内の拝観はあきらめました!墨絵の屏風、花天井が見れず残念です。
御朱印はセルフで書置きが置いてありました。見本をパチリ
・御本尊 南無釈迦牟尼佛
・葛西観音霊場 大悲殿
・大阪五人衆 後藤又兵衛
・黒田二十四騎 槍の又兵衛
・毘沙門天
・大阪五人衆 後藤又兵衛(金文字)
・見開き特別御朱印第1弾
・見開き特別御朱印第2弾
迫力ある墨絵です。
これはポスターでしょうか?
大坂の陣 後藤又兵衛
本堂左には風車が
勢いよく回って欲しかったけど、
本堂裏に回ります。
■ キリシタン地蔵尊
裏には十字架が彫られています
水子地蔵
裏庭も手入れされてて奇麗です
本堂正面に戻ってきました。
もう一度、花手水
風論を眺めて多聞寺を後に
後藤又兵衛、没後405年。未だに雄姿が語り継がれているなんて素晴らしいですね。
菩提寺の「多聞寺」、小さいけどなかなか雰囲気のある寺院でした!本堂の武将墨絵、花天井も見たいし、また機会を見て訪問したいです。
祝融山 多聞寺
住所 加西市尾崎町288
電話 0790-48-2484
追伸:
ブロ友チャピーさんのブログから引用
武将の絵を描かれた墨絵師さんのインスタ
https://instagram.com/sumieokazu?utm_medium=copy_link
多聞寺様のインスタ
https://instagram.com/matabei_tamon?utm_medium=copy_link