Prima La Russia~Hvorostovsky&Fleming | Добро пожаловать!

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ありがとう、Dima
あなたの歌は永遠です

以前こちらで紹介させていただいた、ホロストフスキーとフレミングがサンクト・ペテルブルクの観光名所で歌ったFilm Concertが、このお正月にMezzo TVというところで放送されました。

アメリカのPBSで放送されると聞いていたのですが、Mezzo TVが一番乗りでしたね。
今後、アメリカのテレビでも放送されると思います。ま、日本にいては結局見られないんですが怒る
でも、これはDeccaでのDVD化も決まっているようで、Deccaなら日本からでも手に入れやすいですよね。
さすがにフレミングが絡むと、大手の会社が扱ってくれるので助かります。
ホロストフスキーの所属レーベルからだと手に入りにくいんだもん。

なお、ロシアのファン・フォーラム情報によると、曲目は以下の通り。(変更がありましたらご容赦ください)

Verdi:Duet Act I, Simon Boccanegra
Bellini:Aria Casta Diva Norma
Thomas:Aria "Hamlet"
Verdi:Duet Act Ⅳ, Il Trovatore

Rachmaninov:
Spring waters
In the silence of the night
Don't Sing to Me Fair Maiden

Medtner:
Winter Evening

Tchaikovsky:
At the ball
Don Juan's Serenade

Tchaikovsky:Lisa's Aria Heart
Rubinstein:Nero Epitalama
Tchaikovsky:Aria Natasha, Oprichnik
Tchaikovsky:Final Scene of Act III Eugene Onegin

さて、TV放送されたってことはYou Tubeにもupされるよね~と期待していたところ、早速upされておりました。
今のところ二重唱が主にupされているようですが、歌曲も披露しているようなので全体を早く見たいです。

その二重唱。トロヴァトーレとオネーギンは何度も見ていますが、シモン・ボッカネグラはラジオでは聴いているものの映像ではいまだ見たことがありませんでした。
ここでようやく、コンサートとはいえホロストフスキーのシモンを見ることができました。
歴代のシモン歌いに比べると若さが残るかもしれませんが、私にとっては大変感動的な歌唱でした。
フレミングが相手だと演技にも磨きがかかるのか、いい表情をしています。最後の“Figlia”も胸にきました。
音域も彼に合っていると思いますし、今後ますます歌うことが多くなる役になるでしょう。

そのシモン・ボッカネグラからの二重唱を載せておきます。
この1ヶ月前には声が出なくなっていたなんて信じられません。(復帰コンサートから約2週間後の撮影だと思われます)