第九モード | Добро пожаловать!

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ありがとう、Dima
あなたの歌は永遠です

今、ベートーヴェンの第九モードに突入中。
年末でもないのに、なぜ、第九?

いえね、先日、2004年8月に演奏された、ラトル&ベルリン・フィルの第九を手に入れたんですわ。
なぜかと言うと、バス・パートをRelyea(ドイツ語のアナウンスだと、レリアエって言ってる~汗が歌ってるから♪

Berliner Philharmoniker
Sir Simon Rattle DIRIGENT

Christiane Oelze SOPRAN
Birgit Remmert ALT
Jonas Kaufmann TENOR
John Relyea BASS
Rundfunkchor Berlin
Simon Halsey EINSTUDIERUNG

Relyeaの声を初めて聴いた時から、彼が第九のバス・パートを歌ったら、絶対いいだろうなぁ~と思っていたので、この録音を見つけた時は嬉しかったですチョキ

こう見えて(?)、私はいくつか好きなシンフォニーがあって、第九もそのひとつ。
以前は、4楽章の合唱だけが好きだったんですが、1~3楽章も好きになりました。
きっかけは、佐渡裕さんの指揮。
初・生・第九が佐渡さんだったんですが、そのエネルギーに圧倒されました。

その後、パリ・オペラ座バレエ団が、ベジャール振付の「第九交響曲」をもって来日公演。
これも衝撃的で、ますます第九が好きになりました。

第1楽章の力強さ、第2楽章のリズム、第3楽章の感動的な美しいメロディー(この楽章を踊ったイザベル・ゲランは素晴らしかった~)、そして、第4楽章の興奮・・・・・。

ローラン・イレールの存在感は、今でも忘れられません。
彼の低音ボイスによる、テキストの朗読は、私をフランス語の世界に引きこみそうになるほどでした。
実際、フランス語はギブアップしましたけど(笑)

第4楽章の、第九といえばここ!のメロディーで、ベジャールがどんな振付をしたのか、とても興味を持っていたのですが、全員が手を繋いで、ゆっくり舞台の前に歩いてくる・・・・。
このシンプルな手法に、やられた!!という思いでした。

と、そんないろんな思いが渦巻く、この第九。
Relyeaのバス・パートは、やっぱり圧巻。
あ~、この人の声は、やっぱりドイツ語に合うよ~ぇーん*
悲しいけど(?)、彼を聴く以上、ドイツものは避けられないわ~。

あと、カウフマンが美声で好みでございました。
実は、初めて聴きました。
ドイツ人でしたっけ、この人?

今の私、テノールにはあまり関心がないのですが、第九って、結構はりあげて、キンキン歌うテノールさんが多いけど、繊細な表現で好きかも。

そういえば、彼は来年の1月、ロイヤル・オペラで「椿姫」に出演しますね。
ホロストフスキーとネトレプコとの共演。
おぉ~、3人とも、期待大ですぞぉ。
絶対聴かなくちゃ。←ロンドンには行かないよ。ウェブラジオね、もちろん。

女声陣も良かったですよ。
でも、第九って、女声は埋もれちゃうんだよねー。
男声の方が、聴かせ場が多いような気が・・・・。