東京では既に終了しましたが、現在、大阪では「ロシア皇帝の至宝展」
を開催しています。
(※リンクを開いていただくと、展示品のいくつかが見ていただけます。)
チケットは、ずいぶん前に買っていたのですが、場所が大阪で、うちからちょっと遠いこともあり、このお盆休みを利用して、やっと行けることになりました~。
行って良かったです。
まず、会場に入ると、モニターでクレムリンの映像が流れ、バックには、チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」の中間部、あの美しいメロディーが流れてきて、
あ~~!ロシアに行きたいっ!
という思いが、めちゃくちゃ込み上げてきてしまいました。
とにかく、展示品は金、金、金!
金をベースに、ルビー、サファイヤ、エメラルド、真珠・・・などなどが散りばめられているのであります。
当然ながら、館内には、ガードマンさんもいらっしゃいました。
思っていたより、ずっとたくさんの展示品があり、どれもこれもキラキラしていて綺麗だし、とにかく豪華な気分になりました。
一つ一つに説明があって、どこどこに何が彫られている(描かれている)とか書いてあるので、それらを見落とすこともなかったし、とてもわかりやすかったです。
館内ではVTRも3~4本上映されていて、全部見てきちゃいました
目玉は、ウスペンスキー寺院のVRシアター。
内部を、まるで自分が見学してるかのような気分で見ることができました。
このウスペンスキー寺院、私達も実際に行ってるのですが、ガイドさん付きだったので、あんまりゆっくり見ることが出来なかったのが残念。
こんなに見どころがあったのか~。
その、ウスペンスキーで行われているミサ(とは言わないのかな?)の様子も、VTRで見ることができました。
ミラノに行った時、偶然にも、ドゥオモでミサを見ることができ、あまりの厳かな雰囲気に涙してしまいましたが、その時とまた違った雰囲気を感じました。
やはり、女性はみんな、スカーフで髪を覆っていました。
クレムリンに行った時も、広いからしょうがないんだけど、ちゃっちゃか連れて行かれちゃったし、もっとじっくり見たかったなぁ~と、今日、行ってみて思う私。
一緒にロシアに行ったmikiちゃんも、
「ダイヤモンド庫も行けなかったし、レーニン廟も行けなかったし、これは、また行かなくちゃね。」
って言ってました。
うん、行こうねー!
VTRには、チャイコフスキーがいつも流れていて、改めて、チャイコが好きなことを再確認。
今度は、ロシアでチャイコを聴きたいな。
ロシアなんて、数年前まではまーったく関心がなかったけど、ホロストフスキーのファンになってから、いろいろと興味を持つようになりました。
まだまだ知らないことが多いし、歴史も難しいなって思うし、ロシアという国には、もちろんたくさんの問題があるんだけど(つい先日も、テロにより列車が脱線したし)、ロシアの文化、ロシアの風景、ロシアの音楽には、どうしても魅了されてしまいます。
今日の展覧会は、私にそういうことを再認識させてくれたように思います。