お盆に東京駅から東海道新幹線は要注意【2024年】 | 車内販売でございます。

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8月の「お盆」の混雑時に、新幹線に乗る際の注意点ですが・・・

 

【追加】南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が気象庁から発表されました。そのため東海道新幹線の三島駅~三河安城駅間で1週間程度?速度を落として運転すると発表しました。10分以上遅れる見込みのようです。

名古屋、新大阪などで乗り換える特急列車に間に合わなくなる可能性があります。

満席の列車もあり、列車の変更は厳しい日時もありますが、要注意です。

 

最も注意しなくてはいけないのが、

東京駅から東海道新幹線に乗る場合です。

注意点すべき点が、非常に多すぎます。

★切符を買ってホームに着くまで

 

【1】のぞみは全車指定席

東海道・山陽新幹線「のぞみ号」には、16両のうち3両だけ自由席です。

しかし、2024年8月9日(金)~2024年8月18日(日)は全車指定席になります。

自由席特急券では座れません。(乗車はできますが、空席があっても座れません)

《対策》

「のぞみ」に乗りたいなら、やはり前もって席を確保したい。

隣通しの席がとれず、仲間と離れても、仕方ないくらいに思っては?

EXカードを持っていてネット予約できる人なら、何度も何度も空席が出ていないかチェックできます。

 

【2】ひかり自由席は混雑する日時も

8/9~8/18「のぞみ全車指定席化」に伴い、満席の時間帯に「ひかり号」の自由席を狙う人が多いと思われます。「のぞみ」指定席が満席で買えなかった人が殺到して、ギュウギュウ詰めになる時間帯があるかもしれません。

混雑する日時だと、東京駅で30分並んでも仲間と隣同士で座れない可能性大だと思います。

じゃあ1時間以上並べは良いと考える人もいるでしょうが、だったら「こだま」ではどうでしょう。

《対策》

「ひかり」自由席は16両中5両。「こだま」自由席は16両中約8両が自由席。共に昼間は1時間に2本。

東京~静岡あたりのやや短距離の客が東京駅で長時間並ぶとは思えず、比較的座席確保はしやすいです。

東京~名古屋だと「のぞみ」は約1時間40分、「こだま」は約2時間10分で約30分差。「こだま」自由席を利用するのも対策の1つ。

 

【3】東京駅では窓口が大混雑

東京駅の窓口は、激しく混雑する時間帯があります。

「地下鉄で東京駅に来て新幹線の特急券を買いたい」「予定が変わって2時間ほど早い時間にしたい」など特急券が買える窓口が大混雑します。30分以上かかることもあると聞きました。

普段の1.5倍の利用者でも、乗りなれていない不慣れな客が多いわけですから、行列がなかなか進みません。

《対策》

指定席なら前日までに確保しましょう。

自由席特急券であっても、東京駅でなく自宅の最寄り駅で買いましょう。自由席特急券なら指定券券売機の操作に不慣れでも、発券しやすいです。

 

【4】乗換改札口も混雑

乗換改札も混雑します。

不慣れな人が乗換改札を通ろうとすると、通れずに詰まる可能性が高いのです。

★Suicaで最寄り駅から乗って、東京駅から新幹線の紙の切符だと、順番間違えて閉まやすいです。

★特急券と乗車券が別だと、片方だけ入れて通ろうとすると自動改札は閉まります

約8人のグループが入場しようとして、1人引っかかったら、次の人は隣の自動改札から入ろうとして引っかかる。次の人は更に隣の自動改札を止めるという具合に、一気に約6カ所の自動改札を止めたのを目撃したことがあります。

《対策》

時間に余裕を持って、自動改札を抜けましょう。

時間帯によっては、自動改札を通るのに5分かかる可能性もあります。

乗換改札は混雑しても、直接東海道新幹線に乗る改札は比較的空いています。

 

 

★車内販売無しに備える

【5】普通車は車内販売無し

「のぞみ」「ひかり」では、昨年2023年10月で【普通車】の車内販売は終了しました。

「グリーン車」では車内販売が続いていますが、グリーン車以外の1~7号車・11~16号車の【普通車】では車内販売を利用できません。東海道区間は、準備室に出向いても買えません。

《対策》

「ひかり号」だと、静岡・名古屋・米原などの停車駅で、1分停車でなくて5分停車となる駅があります。

慣れない人は売店で買うのはリスク大ですが、自動販売機で冷たいお茶を買うくらいは十分できます。

「こだま号」でも、5分停車を活用できます。

↑グリーン車だとモバイルオーダーで注文できて快適です。

 

【6】売店も行列の時間帯が

売店も時間帯によっては混雑します。

特に、朝から晩まで全部の売店が開いているわけではありません。売店が1カ所閉まると、その付近の車両に乗る客は近くの売店に向かうので、混雑してしまいます。

(写真は、平日のJR東日本の東京駅↑)

《対策》

東京駅の売店はあてにしにくいです。

東京駅改札外のデパ地下「大丸」は美味しい弁当が多数あります。ホームに一度着いてから、買い出しは面倒なので、ホームに着く前に買い物は済ませるのが無難です。

指定券を持っていれば、乗り込むのが2分前でも「乗れればセーフ」と開き直れますが、自由席だと席を確保して売店で買ってなど気を遣うことが多くなり、不自由になってしまいます。指定席が取れれば望ましいですね。

 

【7】コーヒー機は95秒待ち

2023年10月のワゴン販売終了に伴い、ホットコーヒーの販売機が「東海道新幹線のぞみ停車駅のホーム」に設置されました。

1杯300~400円中心の本格的なコーヒーです。

けっこう上質な風味です。

大きな弱点は、1杯95秒かかる点です。

JR東日本の東京駅では、車内清掃が済んで車内に乗り込めるのが発車2~3分前という列車が目立ちます。

JR東海の東海道新幹線では、そこまで短くはないものの、ギリギリだと心配になります。

《対策》

グループ客なら、2人ぶん買って手に持ってから、列車の扉が開くのを待つのが無難です。

時間がギリギリなら、缶コーヒーにしましょう。

特に暑い夏ですから、水分補給が大切です。

 

 

【8】シンカンセンスゴイカタイアイス

東海道新幹線のぞみ停車駅のホーム」には、『スジャータ』と『サーティーワン』のアイス自販機が設置されました。

この「アイス」は、列車旅を楽しむアトラクションであると同時に、冷房の効きが悪くても体温調節をするための手段でもあります。

ホームの自販機で買うアイスは、さほど冷たくはないのは事実です。

ドライアイスでキンキンに冷やしたアイスではないので仕方ないです。

弁当を食べた後でゆっくりアイスを食べたい、という食べ方は、ホームの自販機で買うと20分ほどで食べごろになりますから、難しくなりました。

《対策》

アイスは嗜好品でもあります。

ただ、体温調整を考えると、最低水分は確保したいです。脱水症の危険があります。

仮に温くても、お茶のペットボトル1本は持参して乗り込みたいです。

グループ客なら、保冷袋を1つ用意して、全員分の飲み物を入れる対策がとりやすいです。

 

料金をほとんど上げずに頑張っているのも事実です。

頑張りを理解したいのですが、ワゴン販売打ち切りは、ただ寂しいです。

自衛するのも限度はありますので・・・。

 

注意

★JR東日本の新幹線では、車内販売を実施ている列車があります。

「はやぶさ」「こまち」「つばさ」は原則車内販売があります。

「とき」「かがやき」「はくたか」の多くは、車内販売があります。

ただし臨時列車にはありません。

 

 

 

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