4月6日(土)に、「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗車しました。
高知県の高知駅と窪川駅の間を走るJR四国の観光列車です。
東京の羽田空港から高知まで、日帰りで出かけました。
これで20本目の乗車となりました。
【1】大人気の「伊予灘」を避けて「夜明け」に
JAL日本航空や、ANA全日空では、2~3か月前に期間限定の航空券のセールを行っています。
2月27日には、4月のJALのセールがありました。
2月17日にはJR四国の「ものがたり列車」のうち、「四国まんなか千年ものがたり」と「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗ってきました。
順当に行けば今回は「伊予灘ものがたり」の番です。
しかし、「伊予灘ものがたり」は大人気で、連日満席です。
昨年11月に乗ろうとしたところ、1か月前の10時に並んだのに乗りたかった「伊予灘ものがたり」3本とも取れませんでした。
指定券が発売される1か月前より早く航空券を予約するのは、大きなリスクを抱えます。
そこで、愛媛の《伊予灘》をあきらめて、高知の《夜明け》に乗るために、高知空港往復の航空券を予約しました。
4月6日(土)
羽田空港7:40→JAL→高知龍馬空港9:00
高知龍馬空港19:15→JAL→羽田空港20:35
施設利用料込みで、往復20540円です。
【2】まさかの10時打ち玉砕
席を確保するために、みどりの窓口に、1か月前の3月6日の10時に並びました。
JR四国の観光列車は、3日に1回くらい空席状況がネット上に表示されます。
それによると、「伊予灘ものがたり」は満席続出なのに対し、「夜明けのものがたり」はこの1か月で満席の列車は1本しかありませんでした。それでも絶対に確保する必要があるため、10時打ちに並びました。
窓口2つで行列の2番目ですから、10時丁度にボタンを押せます。
ところが・・・
何と10時打ちでも、下り「立志の抄」・上り「開花の抄」の両方とも取れませんでした。
なに?この運の悪さ(T_T)
ツイッター(現X)に愚痴ってしまいました。
志国土佐時代の夜明けのものがたり、10時打ちで往復とも取れず。
— 車内販売マニア (@tkJ32m9k18N7QaE) March 6, 2024
何だと〜! pic.twitter.com/KOzj2teNrW
航空券をキャンセルするか? キャンセル料はほぼ半額の1万円の損失・・うーむ。
でも1人だけならキャンセルが出る可能性大と考え、キャンセル待ちに何度も窓口に通うことにしました。
結局9日後までに、2本とも席が確保できました。
10回以上みどりの窓口に並ぶのは、シンドかったですが。
【3】高知空港から高知駅に
高知空港からのバスは、「夜明けのものがたり」が高知駅を発車する20分前に着く予定でした。
でも、バスの発車が遅れて、着いたのは7分前でした。
(空港からのバス↑別の日に撮影)
けっこうギリギリの危険な乗り継ぎでした。
高知駅10:02に「夜明けのものがたり」が発車します。
駅の北からは、お手振りをしていただきました。
発車番線が変わったため、お手振り場所も反対側になったのです。
ダイヤ改正で、2時間ほど早くなりました。
高知駅12:04発が、10:02発に変わった「志国土佐時代の夜明けのものがたり」、発車です。
【4】きれいな桜が咲く
4月6日の乗車でしたが、例年でしたら桜が散っている頃です。
咲くのが早い高知なら、なおさらです。
ところが、今年はキレイな桜が眺められました。
■仁淀川の土手
清流の仁淀川の土手には、日ごろから多くの方々がお手振りに来てくれます。
桜をバックにしたお手振り、感激です。
青空だったら更に映えたのですけどね。
■佐川駅
上り「開花の抄」は、佐川駅に停車します。
こちらにも桜の木があります。
↑上の写真が2024年4月6日、
↓下の写真が2022年4月2日です。
満開の時期であり、なおかつ天気の条件が重なるのは簡単ではないようです。
佐川駅発車後も、桜並木の区間は、徐行してくれました。
【5】桜の他に「はなもも」も
土佐加茂駅では、桜以外の花が綺麗でした。
これは、ハナモモ(花桃)です。
白とピンクの花が鮮やかでした。
【6】駅での歓迎と物品販売と
停車駅の中には、地元の品を販売する駅があります。
■安和駅
下り「立志の抄」は、安和(あわ)駅でホームに降りられます。
駅の目の前の太平洋からの風を受けられます。
購入したのは、かしわ餅と焼き菓子です。
こういうの、買いたくなるのです。
この他にも、はちみつ、ぞうり等も販売していました。
買わなくても、丁寧にお手振りしてもらえるのは嬉しいです。
■土佐久礼駅
上り「開花の抄」でも、土佐久礼(とさくれ)駅に降りられます。
いつもの「カツオのハランボ」に加えて、この日は「かつお燻製串」500円があったので購入。
土佐久礼駅のPR絵葉書が配られていました。
この裏に、「開花の抄」の停車時間に駅に降りて記念のスタンプを押せる仕組みです。
■須崎駅
「須崎駅19分劇場」で、元気なおもてなしをする地域です。
1か月前に旅行会社が募集するツアーが席を確保した列車です。多くの人は初乗車で、乗り慣れていません。
だったら、私を含めた常連客4人は「切り込み隊長」になって、地元の人と共に踊って盛り上げる側に回ります。
(そんなわけで踊る写真はありません)
物品販売は、ゆるきゃら「しんじょうくん」のキーホルダーと、
須崎名物「なべ焼きラーメン」のバッグ類です。
私は、なべ焼きラーメンのシャツを買いました。
以前に買ったところ、少し乱暴に洗濯しても色落ちしたりせず、良い生地を使っていると感じたもので。
■日下駅
日高村にある日下(くさか)駅のおもてなし、パワーアップしました。
ミャーテルさんはじめ日高村の皆さんありがとうございました。
食事などは近いうちに。
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