只見線の雪月花【1】豪華な食事 | 車内販売でございます。

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2023年6月17、18日に雪月花の只見線乗り入れがありました。

えちごトキめき鉄道の人気観光列車「雪月花」が、水害で12年ぶりに全通した只見線を走ることになったのです。運が良いことに、私は2日目の6月18日(日)の会津若松発を申し込むことができ、乗車してきました。

 

今回は「豪華な食事」について。

第1回・豪華な食事←今回

第2回・駅からの歓迎

第3回・車内の様子ほか

 

 

【1】着席して、いざ出発

6月18日の予定は、

会津若松10:15発。

只見線内の会津坂下、会津宮下、会津川口の3駅で9分停車して、沿線からの歓迎。

只見駅では30分の停車。

小出駅に14:32に着いて只見線走行が終了。

長岡駅を経由して、上越妙高に18:25着。

 

私の席は1号車のカウンター席です。通常運行なら海側を向いた席で、景色がよく見え、1人乗車には適した席と言えます。

「雪月花」のロゴが入ったペットボトルの水が、初めに置かれています。

ウェルカムドリンクは、ジュースも選べますが、地元の日本酒をお願いしました。

驚いたのは、このランチョンマットです。

揺れることがある区間ですから、滑り止めの材質でできています。

この写真って、10日前の只見線試運転で撮られた写真だと思います。

乗車する側ですと、沿線から列車がどう見えるかイメージしにくい面がありますので、よくぞ思い付きました。

雰囲気出すために、短期間で業者にお願いしたのでしょうか。

 

 

【2】3段の重箱

会津坂下駅で地元からのおもてなしを受けている時間に、重箱が置かれていました。

これがメインの料理になります。

重箱方式は、インスタ映えしやすい利点があります。

また、沿線の写真を撮るなど自分のペースでいただける点も有利です。

気温が上がる夏は、温かい料理のありがたみが少ないので、今回はバッチリでしょう。

一気に写真を撮ると、こうなりました。

3段のお重、そして、わっぱ飯です。

 

《一段》和牛ステーキ

福島県産の和牛ステーキです。柔らかくて、素晴らしい味です。

鮑の酒蒸し、酢取り茗荷、会津産のアスパラとミニトマトです。

やはり、地元の食材を食べたいのです。

 

《二段》うなぎと玉子焼

国産うなぎ蒲焼、3つ積み上げられていました。うなぎ好きにはたまりません。

会津地鶏玉子焼き、丁寧に焼かれています。

手前は本棒タラ煮です。

 

《三段》稚鮎のから揚げ

鮎のから揚げ、これ日本酒に合います。

馬肉の八幡巻が3つ入っています。

 

《食事》わっぱ飯

「かに」と「ぜんまい」が載っています。

これ、けっこうボリュームあります。美味いです。

こういう凄い料理を、只見線の美しくて濃い緑を眺めながら味わえるのです。

素晴らしいツアーです。


 

【3】デザートの箱

13:20に只見駅を発車しました。

その頃に、デザートの箱が乗客のもとにやってきました。

食事は終わった時間帯に、デザートの箱です。

こちらは持ち帰ることもできると案内されましたので、1品だけ食べて、あとは持ち帰りです。

いろいろな種類が詰め込まれています。

これを食べると、次が食べられなくなります。

 

 

【4】更に軽い食事

長岡駅で下車することもできますが、皆無でした。

15:57に長岡駅を発車してすぐ、軽い食事の箱が配られました。

スイート系は既にだされていて、次は何だ?と思っていましたが、こちらでした。

コーヒーじゃなくて、ビールですね。もう1杯注文しました。

このお品書きを見ると、田島、下郷、三島と会津の地名が出ています。

これはポイント高いです。

 

 

【5】料理旅館 田事

今回の料理を作っていただいたのは、会津若松の料理旅館「田事」(たごと)です。

会津若松から発車するのですから、わざわざ直江津から持っていくわけにはいきません。地元の評判が良い店に依頼することになります。

さほど料理については詳しくない身ですが、立派な料理だったと感じます。

素人の考えでは、いくら何十人前の注文でも、一回だけの単発で、なおかつ普段使用しない三段のお重に詰めるなど、制約が多くて面倒だと思います。綿密な事前打ち合わせも必要ですし。御礼をいいたくなります。

 

 

【6】飲み物

様々な飲み物をいただきました。

●生ビール

最初の三段の料理の時に注文しました。

また、長岡駅からの軽い食事の際にも、もう1杯いただきました。1杯700円也。

雪月花の名前が入ったグラス、素敵です。

 

●サイダー300円

JAふくしま未来の「黄金桃サイダー」を頼みました。

炭酸は控えめでしたが、美味しいです。

ちなみに、雪月花のストローは、車体と同じ赤色です。

また包んでいる紙にも、SETSUGEKKAと記されています。

 

●アイスコーヒー

無料サービスの飲み物は、アイスコーヒーをお願いしました。

 

●純米酒と桃ジュース

無料提供品の飲み物が2つありました。

会津若松の純米酒「会津中将」です。

そして、「桃の恵み」です。「フルーティアふくしま」でも飲んだことがあります。

 

●ペットボトルの水

小さめの水も、置いてありました。

途中でもう1本追加で配られました。

お土産にもなりますね。

 

●地酒のもてなし

会津坂下駅の9分停車で、3種類の日本酒のふるまいがありました。

三段重箱の料理をいただいている時間帯だけあって、これは料理が美味くなります。

小出駅でもお酒をもてなしていただきました。

 

 

《参考》

●雪月花の食事は、通常運行でも三段の重箱です↓(2017年撮影)

●過去の「雪月花」の記事はこちら↓

●「雪月花」の車両についてはこちら↓

 

 

只見線「雪月花」は、沿線の景色、地元のおもてなし等書く内容があります。

体力を消耗しているので、一番まとめやすい食事を記事にしました。

Twitterでも6回呟きました。大半がインプレッション数(見た人の数)1000を少し超えるくらいですが、食事だけ見た人6000超え。乗ってないと分からない食事を最初にすることにしたわけです。

 

他に、四国や富士急行はじめ、まとめる乗り鉄の内容は多数あるのですけど、どれを先にしましょうか(^^)。