えちごトキめき鉄道の豪華観光列車「雪月花」が、只見線を走った話。
1回目の「食事」に続き、今回は「沿線からの歓迎・おもてなし」について。
第2回・駅からの歓迎←今回
【1】会津若松駅 10:15発
6月18日(日)の只見線・雪月花は、始発の会津若松駅を10:15に発車します。
東京からの東北新幹線に乗れば、間に合う時間になっています。
横断幕を駅員さんが掲げて、見送ってくれます。
私はギリギリに着いたため簡単な説明だけでしたが、刀を使った演舞のようです。
【2】会津坂下駅 10:50~10:59
会津坂下(あいづばんげ)駅に着きました。ここを含めて、多くの駅は9分停車です。
嬉しいことに、地酒3点セットの無料配布です。
ちょうど食事が始まる時間帯ですので、ホントに良いタイミングです。
会津坂下町ですね(^^♪ 「さかした」でなくて「ばんげ」、覚えました。
只見線応援キャラクター「キハちゃん」も来てくれました。
分かりやすい姿ですねぇ。
雪月花は、普段から走っている気動車と、車高が違うようです。
大きな差がある駅では、アテンダントさんが踏み台を用意してくれました。
ここまで綿密に準備するのは大変だったと思います。
【3】会津柳津駅 11:17頃
こちらの駅ではホームに降りることはできませんが、ホームからの歓迎がありました。
赤い法被を着た大勢の人が、ホームで待ち構えています。
只見線は「地域の宝」なんですね。
赤べこ、そして地元のヒーローが登場!
【4】会津宮下駅 11:35~11:44
こちらでは、獅子舞に頭をかまれる風習があるようで、私もかんでいただきました。
反対側のホームからは、小さい子のお手振り。
素敵なおもてなしです。
【5】会津川口駅 12:06~12:15
会津川口駅に着きました。
災害で寸断前は、ここまでしか列車で来られませんでした。
以前、只見線の普通列車で車内販売があると聞いて、出かけたことがありました↓。
地元の方々からのお手振りです。
ここから小出までは、初めての乗車になります。
【6】只見駅 12:50~13:20
只見駅では30分の停車です。
路線の名前になっているだけあって、只見駅には多くの地元の方が、お見送りに来てくれました。
鉄道ファンでなく、「只見線に何かスゴイ列車が来るんだって。見に行こうか」という感覚らしき地元の人も、多いようでした。
30分ありますので、駅前の「只見線広場」で地元産品の買い物もできます。
キレイな建物の中で、観光客向けの物品販売をしていました。
小学生も混ざった「おもてなし」です。
「祝雪月花入線」と書かれた5円玉をいただきました。
只見駅のホームの反対側では、羊が歓迎してくれました。
【7】大白川駅 13:50~13:57
只見駅と大白川駅の間に、福島県と新潟県の県境があります。
「えちごトキめき鉄道」の雪月花が只見線に乗り入れることができた理由の1つが、新潟県内の地域振興に役立つ点もあるようです。
私は水分補給のために、駅の自販機で1本購入しました。
鳥塚社長もスタッフの差し入れのために、何本も購入していました。
隣の群馬県で35度超えと暑い日でしたからねぇ。
【8】小出駅 14:32~15:14
只見線は小出駅までです。ここからは上越線になります。
ここで42分停車して、車内整備のために全員下車します。
小出駅では、お酒のおもてなしがありました。
ホームでは、地元特産品のアピールと販売です。
私は小物3点を660円で購入しました。
乗り鉄御用達の「ホテルオカベ」が小出駅から徒歩1分の場所にあります。
なるほど、朝早い5:36発に乗るには便利ですね。
【9】長岡駅 15:47~15:53
雪月花は、上越妙高に戻るために長岡駅で折り返します。
短時間のため、ホームには降りませんでした。
【10】青海川駅 16:42~16:56
目の前が海の青海川駅に14分の停車です。
越乃シュクラでも何度か下車観光をした駅です。
こちらの駅では、横断幕で歓迎してくれた親子がいました。
こういうの、有難いんですよ。
【11】上越妙高駅 18:25着
直江津で運転士が交代して、終点の上越妙高駅に着きました。
鳥塚社長が1号車に来て挨拶、私を含めた乗客は拍手で応じました。
11分後の18:36にシュクラが着きますので、お手振りです。
赤と青の車体、映えます。
雪月花は、夕陽の中、回送列車として去っていきます。
楽しかったです。
●今回の只見線雪月花、豪華な食事はこちら↓
●雪月花の今までに乗った記事はこちら↓
●只見線の雪月花の話、あと1回続きます。