雪月花に乗る【後半】2021 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

えちごトキめき鉄道の「雪月花」に乗った記事の「後半」です。

今回は主に食事と販売の話です。

 

 

【1】3段重箱

私が乗った雪月花は、午後の糸魚川発です。

糸魚川の伝統ある料亭「鶴来家(つるぎや)」の料理が堪能できます。

(午前の便は、洋食です。)

料理は、初めに3段の重箱で出されます。

重箱に入った料理でしたら、自分のペースで食べることができます。

同時に写真に収められるメリットもあります。

(デメリットは、温かい料理ではない点でありますが、温かい吸い物で対策)

全部1枚に収めると、こんな感じになります。

(ビールは別途注文)

■一の重  ベニズワイガニのちらし寿司

ふんだんに蟹を乗せたちらし寿司です。ビールにも合います。

 

■二の重

「うどぶきとぜんまいの旨煮」

「さつま芋のレモン煮」などが詰まっています。

見た目は地味ですが、丁寧に作られています。

 

■三の重

「真鯛と木の芽焼き」「村上産イクラの茶碗蒸し」など

これは酒が美味くなりそうです。

 

【2】汁もの、デザート、コーヒー

三段重箱の他にも、出されたものがあります。

■メギスのつみれ汁

重箱の料理と、温かい汁ものは相性が良いです。

 

■デザート

「さるなしジャムの寒天」「甘酒」「麩まんじゅう」

 

■コーヒー

地元の「雪室コーヒー」です。素敵な香りです。

 

ちなみにお品書きはこちらです。↓

 

【3】飲み物

■スパークリングワイン

初めのウェルカムドリンクは、ソフトドリンクも選べますが、スパークリングワインにしました。

これ、すごく口当たりが良くて、美味しいんです。追加料金は不要です。

グラスに「雪月花」と記されています。

雪月花が運休している時期に、アテンダントさんが文字を入れたそうです。

 

■生ビール

和食だから本来は日本酒が合うのでしょう。

でもビールの方が好きなので、生ビールを別途注文しました。

 

 

【4】箸と箸置き

おや?と思ったのは、箸と箸置きです。

箸は列車名が入ったものです。

箸置きは、月の形をした美しい金属製です。

新潟県は燕周辺で優れた洋食器が作られますから、地元産かな。

 

【5】車内販売

雪月花でも車内販売が行われています。

カウンターの横に、見本の品が並んでいます。

さほど種類は多くありませんが、私が買ったのは、こちらです↓。

雪月花のバッジです。

列車のバッジとしては、結構大きめです。

 

【6】駅弁の立ち売り

直江津駅のホームでは、駅弁の立ち売りがあります。

この日、私が急行に乗った際も、立ち売りをしていました。

昔懐かしい売り方ですから、風流で良いですねえ。

やっぱり、私も買いたくなりました。

雪月花は食事が出ますので、自宅に持ち帰ってから夜食にしたのです。

ホテルハイマートの「さけめし」は、鮭がふんだんに入った贅沢な駅弁です。

大好きな弁当です。

 

【7】二本木駅ホームでの販売

スイッチバックで有名な二本木駅に停車した雪月花。

地元の特産物の販売があります。

その場で軽く食べられる品が少ないので、今回は買いませんでした。何しろ、カップ麺食べるのにお湯を沸かすのも面倒に感じるもので、料理なんて無理なのです。

線路の石を缶詰にして販売していますが、この辺から集めたものでしょうか。

 

【8】接客水準がアップ

雪月花のアテンダントの接客水準が、更に向上したと感じました。

今回は3回目の乗車ですが、1回目(2017年3月)と2回目(2020年6月)も、丁寧な応対をしていただきました。

ですが、新しいアテンダントさんも乗務していたのに、今まで以上の接客水準でした。

記念撮影ボードを持って回ったり、冬の山の写真を持って景色の案内をしたりしてくれました。

案内は更に前進しました。

ただ、臨機応変に対応できるかが重要です。

1つだけ例を挙げると・・・

私が午前の便を、上越妙高駅で「手」を振って見送ったのを、受付したアテンダントさんにお礼を言われたのには感激しました。

客のことをよく見ていることの表れですが、新人アテンダントから言われたのには驚愕しました。

他の乗務が長いアテンダントも、当然見事な応対でした。

こんな先制攻撃をされては、仮に至らない点があっても気にならなくなってしまいます。

鳥塚社長、素敵な車両と良いスタッフが揃った会社で、今回は仕事しやすいだろうなあ。

 

1回乗ると19800円ですから、気軽に乗るわけにはいきませんが、これなら満足できます。

あ~、四国に1回行くと5万円、ろくもん食事つきに乗ると往復新幹線込みで2万円以上、そして雪月花も・・・となると、お金が足りなくなります。困ったな~。

 

前半の車両の記事はこちら↓

 

雪月花の以前の記事はこちら↓