2022年7月17~20日に、山陽新幹線や九州に乗り鉄に行った時の記録です。
今回は、1日目(7/17日)です。
◆4日間の車外断食
7月17~20日の4日間、私は車内販売以外は何も飲み食いしない「車外断食」をしました。
車内販売が大好きで、13年半で10000回利用した男ですので、車内販売だけで過ごす「耐久乗り鉄」をするのも面白そうですし、新たな発見があるかもしれないと考えました。
(正確には、胃などの薬は何粒か飲みましたけど)
◆西なびグリーンパスを購入
JR西日本のグリーン車も乗れるパスは、2人利用限定のものもあります。
私が今回利用したのは、50歳以上なら1人で乗れる「西なびグリーンパス」5日間用35000円です。
ただし「JR西日本管内と九州北部」の「旅行会社」限定販売です。
そこで旅行会社の「総合ツアーシステム(SPC)」に依頼して、送ってもらいました。
どうせ、山陽新幹線「のぞみ」のグリーン車は3両もあり、1枚をのぞいて連休明けの利用にしましたので、現地に出かけてから席を確保することにしました。駅の窓口では新規に指定券を取ることはできても変更はできないという不確実な話も聞き、あらかじめ取るのを避けました。
1日目~7月17日(日)
【1】のぞみ1号 東京6:00~岡山9:25
東京駅からの1番列車「のぞみ1号」に乗りました。
私はEX会員ですので、若干安いと言っても13620円です。
7号車には、モバイル活動しやすい「S Work車両」となっています。
私はスマホを操作するくらいですが、車内販売のワゴンが早く来るのは助かります。
それに加えて、会員だけしか席を予約できないため、かなり空いています。
車内販売で買ったのは、朝のサンドイッチセット500円です。
これは定番ですね。
新大阪からは「西なびグリーンパス」利用です。
新大阪で改札を一度出なきゃいけないかな?と思っていました。
でも、車掌さんに尋ねたら、このまま乗って、岡山駅で改札に申し出ればよいと説明を受けました。
新大阪で、自由席に移動しました。
3連休の中日でしたが、余裕で自由席の窓際を取れました。
山陽区間に入っても、同じくサンドイッチセットです。
新大阪8:30までに発車する「のぞみ号」で朝のセットを販売しますが、「のぞみ1号」は8:24発で、ギリギリセーフでした。こちらも500円なら満足できます。
9:25に岡山駅に到着。
次は10:11の「ラマルしまなみ」に乗ります。
それまでに2つ鉄分補給をします。
【2】500系ハローキティー
岡山駅停車9:40~9:53
ちょうど500系キティーちゃんが、岡山駅に停まっている時間帯です。
私はキティーのクリアファイルを購入しました。
【3】チャギントンにお手振り
そして、岡山の路面電車「おかでんチャギントン」へのお手振りです。
ちょうど9:50発車でしたので、お手振りをしました。
おねえさんと小さいお友だちが、手を振り返してくれました。
2020年に乗った時には、おねえさん達に親切にしてもらったから、お礼を込めてのお手振りです。
お手振りしようと発車を待ち構えていると、案内の職員さんからチャギントンのカードをいただきました。
以前に乗った時の記事はこちら↓
【4】ラマルしまなみ
岡山10:11~三原12:03
観光列車「ラマルドボア」車両に乗りました。
「ラマルしまなみ」に乗った話は、こちら↓
岡山で「のぞみ1号」を降りて、1時間も経たない時間ですから、のど乾いてません。
余裕でお酒です。
降りる少し前に、追加で買ったジュースを飲み干しました。
【5】こだま846号
三原12:38~福山13:01
「ラマルしまなみ」は少し遅れたものの、予定通りの500系「こだま846号」に乗車です。
三原には「のぞみ」や「さくら」は停まりませんので、当然「こだま」です。
運転席がある先頭は、空いていました。
空いていても、いい歳したオヤジが占領しては絵にならない席です。
新倉敷で次の「のぞみ」に抜かされますので、福山から「のぞみ」に乗り換えです。
【6】のぞみ26号
福山13:06~岡山13:22
福山駅から「のぞみ」自由席に乗車。
余裕で窓側A席に座れました。
たった16分ですから、車内販売のワゴンが来ないのは仕方ないです。
ただし、ここで水分補給しないと、暑い日なのに4時間18分何も飲めなくなります。
岡山駅に着く少し前に、7号車と8号車の間の準備室まで出向き、白桃ジュースを買いました。
車内で飲む必要がありますので、ほぼ一気飲みです。(胃にこたえるぜ)
【7】岡山駅
岡山駅で、目を引いた物がいくつかありました。
《1》山陽新幹線開業50周年のパネル
《2》キティー新幹線の記念撮影スポット
《3》東京駅のスジャータ自動販売機より前から稼働していたと思われる冷凍食品の自販機です。
「ど冷えもん」という名称です。
冷凍の弁当が出てきますが、車内では食べられません。
すでに実用化された販売機があるので、東京駅のスジャータ販売機も設置しやすかったのですね。
【8】津山線普通列車
岡山14:05発~津山15:33着
約1時間半、旧型の気動車に乗って、津山に行きます。
冷房がよく効いていて助かりました。約3時間、何も飲めませんから。
ホントは津山で「津山まなびの鉄道館」に行きたかったのですが、時間がありませんでした。
【9】SAKU楽SAKU美3号
津山16:21発~岡山18:17着
観光列車「SAKU楽SAKU美」(さくらさくび)に乗ります。
津山でも「ラマルしまなみ」で隣になったフォロワーさんと会いました。
一人旅で途中で話す人がいるのは楽しいです。
6000円で旅行商品を利用しました。
弁当なども、ついていました。
予想外だったのは、飲み物を車内では買えない点でした。
弁当には、小さなお茶のペットボトル280mlだけついていました。(他に飲むヨーグルト)
3時間も何も飲めない状態でしたが、何とか一息だけつけました。(車外断食なんてマニアックなことしない一般客は、停車駅の自販機で缶コーヒー買えましたけど)
この話は、こちら↓
【10】のぞみ45号
岡山18:48発~博多20:30着
観光列車2本を乗り終わって、あとは博多のホテルに向かうだけです。
終電まで乗ることも考えましたが、朝4時起きで始発電車でしたので、体力の回復を優先しました。
8回乗れるグリーン車ですが、1回目の利用です。
「のぞみ45号」を降りた20:30以降は、翌朝まで何も飲み食いできません。
そこで、弁当は買えませんでしたので、やむを得ず菓子パンとドーナツ棒を買いました。
博多が近づくと、水分補給のために、お茶を買いました。博多駅に停車して降りるまでに飲み干しました。
【11】博多のホテルへ
博多駅の新幹線改札から、信号待ちが無ければ2~3分で着く「博多ターミナルホテル」に連泊します。
連休中も含めて、2泊で11000円なら妥当な金額です。
やや狭いものの、水回りはキレイです。
【12】1日目は問題なし
1日目は、食べ物・飲み物とも問題なくとれました。
気温30度超えて厳しかったですが、1日目の車外断食は、順調に乗り切れました。
《飲み物》
★「のぞみ1号」ホットコーヒー(6:30頃)
★「のぞみ1号」アイスコーヒー(9:00頃)
★「ラマルしまなみ」マスカットサワー(10:30頃)
★「ラマルしまなみ」ピーチサイダー(11:30頃)
★「のぞみ」白桃ジュース(13:22)
★「SAKU美SAKU楽」お茶(16:30頃)
★「SAKU美SAKU楽」飲むヨーグルト(17:30頃)
★「のぞみ」ホットコーヒー(19:00頃)
★「のぞみ」お茶(20:30頃)
→→最も離れたのが、「SAKU美SAKU楽」に乗るまでの約3時間でした。
でも、冷房効いた車内で座ってるだけで、さほど厳しくはなかったです。
次の2日目が大変でしたので、比較になりません(^^♪
《食べ物》
★「のぞみ1号」で、朝のサンドイッチを2セット(6:30と9:00)
★「SAKU美SAKU楽」で弁当。昼頃はやや空腹でした(16:30)
★夕食は菓子パンとドーナツ棒です。(遅めの20:00頃)
→→15時頃はやや空腹でしたが、むしろ喉が渇く方に気を取られて、あまり感じませんでした。
博多駅で降りる前の20:30に、PETボトルのお茶を500ml飲み干したのですが、夜中に喉が渇いてしまいました。
けっこう辛いです。
そこで、翌日の予定を少し変えました。
翌日からの話は、また近いうちに。
以前の車外断食の話はこちら↓