今回は、「おかでんチャギントン電車」に乗った話。
【1】おかでんチャギントン電車とは?
岡山市内を走る路面電車「岡山電気軌道」では、チャギントン電車が走っています。
「チャギントン」とは、イギリスのアニメ番組。
機関車や電車の「ウィルソン」「ブルースター」「ココ」など、様々なキャラクターが登場します。
機関車トーマスに、「ゴードン」「パーシー」などが登場するのと似ています。
岡山電気軌道では、チャギントンのキャラクターの「ウィルソン」と「ブルースター」の2両が、街の中を走る。
【2】ウィルソンとブルースター
路面電車の線路を、大きなチャギントン車両が走ります。
このように、非常に目を引きます。
青い車両が「ブルースター」です。
こんなに大きな顔が、街の中を走るのです。すごい迫力です。
高い位置の眼に当たる部分が、運転席です。
赤い車両が「ウィルソン」です。
この2両編成が、岡山駅周辺の道路を走ります。
横の丸窓には、キャラクターが顔を出して、外を見ています。
カーテンを上げれば、中から見られますが。
【3】特別なチケットを購入
このチャギントン車両に乗るのは、特別なチケットが必要です。
全国のローソンに設置している端末で、予約できます。
値段は、やや高くて3500円です。
(学校が長期休みになっていない平日などは、3400円に割引となります。)
このチケットで、路面電車1日乗り放題になりますし、チャギントンで埋まった「おかでんミュージアム」にも入れます。
この他、岡山駅前の乗り場でも、発車直前の時間帯には券売機で買うことができます。
案内の看板には、このように書かれています。
【4】すご~~い車内
車内に入るには、靴を脱いで袋に入れてから乗ります。
これだけ立派な車内です。(2月だったから、少し冷たかったけど)
派手派手で、楽しそうな座席がです。
楽しそうな装飾が、いっぱいです。
壁には、チャギントンのキャラクターが、おおぜい描かれています。
うわ~、小さい子どもが大興奮しそうな車内ですね。
通路はやや狭いのですが、天井が高く、広々としています。
【5】こんなところに注目!
◆ベビーサークル
青い矢印は、水戸岡車両で見られる造りです。
ここに小さい子を入れておけるのです。
◆床にモニター
モニター画面が、壁だけてなく、床にも取り付けられています。
上の写真の赤い矢印です。
ここに、ウィルソンたちの動画が流れるのです。
◆天井は水戸岡風
天井にも、チャギントンの仲間がいます。
水戸岡風の格天井が、採用されています。
カラーの照明が当たった時の写真は、これです。↓
あら、模様に列車が浮き出ているではないですか。
凝った車内だと、あらためて感じます。
3400円を取るだけのことはあります。
◆料金箱も
普段は、特別運行だけで、一般客は乗りません。
何らかのイベント時に、一般客が乗れるように料金箱やカードが使えるようになっています。
◆おもちゃ
ブルースターとウィルソンが、置かれています。
テーブルの上のおもちゃ、小さくて、何かホッとします。
◆ブラインドは3枚重ね
窓にかかっている日よけ、ブラインドは、3枚重ねになっています。
その日によって、柄を変えられるのです。
↑写真は、3枚を少しずつ下げた状態。お見苦しいモデルで失礼。
車内のイベントと、ミュージアムの話は、また近いうちに。
前回の和歌山電鉄のチャギントンは、こちら。