西日本での乗り鉄のついでに、太宰府天満宮に参拝しました。
別に意図したわけではありませんが、運よく西鉄の〈観光列車〉の色彩を持つ「水都」「旅人」の2つに乗ることができました。
■西鉄「旅人」に乗車
太宰府に行くには、西鉄二日市駅から、西鉄に2駅乗って、太宰府駅に向かいます。
運よく、二日市から大宰府の往復に、「旅人(たびと)」車両に乗れました。
万葉集にも和歌が載っている「大伴旅人」が、太宰府と縁が深いのが、列車名の大きな理由だそうです。
特別な料金不要の5両編成の電車です。
7分だけの区間運転に、観光色の強い素敵な車両も使われます。
車両には、美しい絵が描かれています。
1号車は「竈門神社と紅葉」です↑。
菅原道真の御神霊が神幸される「榎社」と、「蓮の花」が2号車の絵です↑。
学問の神様・菅原道真公と藤の花が4号車です↑
座席の大部分が、転換クロスの座席です。快適な座り心地です。
車両の中で、竈門(かまど)神社に、願い事を書くことができます。
鬼滅の刃で、更に人気が出た神社です。
「旅人で縁結び」と書かれた中に、願い事を入れられるのです。
スタンプと、外国人向けの多言語での観光案内が置かれています。現在外国人観光客は、ほとんど入国できませんが、早く新型コロナが収束するよういのります。
以前にまとめた西鉄「旅人」の記事はこちら↓
■続いて「水都」に乗車
西鉄には、「旅人」と同じく、「水都(すいと)」という柳川のPRをしている列車が運行しています。
西鉄二日市から福岡天神行きに乗ろうとしたら、運よく「水都」車両でした。
5両は、それぞれ異なる絵が描かれています。
先頭1号車の模様は、菊と渡り鳥です。↑
天神寄りの先頭6号車は「柳川まりと雛祭り」の絵です↑
これは分かりやすいですね。柳川の花菖蒲です。↑
からたちの花のデザインです↑
柳川出身の北原白秋作詞の「からたちの花」は有名です。
大部分の座席は、転換クロスシートです。
一部、ロングシートの優先席もあります。
観光PRのコーナーです。
柳川の文化財のレプリカが飾られています。
スタンプも置かれていましたが、車内は立ち客も多く、車内をうろつくのはヒンシュク浴びそうでした。
そのため、終点・天神に着いて、30~40秒ほどの短時間に車内を撮るのが精いっぱいでした。
水都の公式HPはこちら↓
西鉄の走行距離はじめ諸条件を考えると、有料特急を走らせるのは、やや無理がありそうです。
その中で、観光色の強い列車を2編成作ったのは、素敵だなと感じます。
各種イベントに活用できるのは、良いですね。
同じ西鉄のレストラン列車「レールキッチン チクゴ」の記事はこちら↓