長崎県の私鉄・島原鉄道の「しまてつカフェトレイン」に乗ってきました。
2020年8月に乗って、素敵な列車でしたので、2年ぶりに再び乗りに行きました。
【1】申し込み
「しまてつカフェトレイン」は、列車内でスイーツ・ランチを楽しめる列車ですので、予約が必要です。
島原鉄道のホームページから、クレジットカード払いで申し込めます。
問題は、スイーツ、ランチとも月2回限定の運転という点です。
更に、人気があって早々と満席になる日が目立つことです。
私が乗った7月18日は、一度満席になったのですが、空きが出て何とか申し込めました。
【2】「かもめ号」で諫早に
諫早駅11:10発の「しまてつカフェトレイン」に乗るために、博多駅前のホテルを出ました。
博多駅8:52発の「かもめ9号」に乗って、諫早駅に10:35に着きます。(集合時刻は10:50)
普通の切符で乗りました。
ネット予約だと、とんでもない割引率になります。
最後部の自由席に乗りました。
連休最終日ですが、ガラガラでした。
【3】大雨で遅れが・・
佐賀、肥前山口、肥前鹿島あたりは問題なく走っていました。
有明海を眺めながら、ゆったり乗車します。
ところが、雨が強くなりました。
諫早駅まであと15分ほどとなった長里駅付近で、徐行運転を強いられました。
時速20kmくらいで、かなり遅い速度で徐行運転です。
本来のダイヤより、3倍以上の時間がかかってしまいます。
車内から島原鉄道に電話をかけましたが、「申し訳ありませんが定時の11:10に発車します」とのこと。
単線区間を走りますし、すでに乗り込んでいる人もいますから、鉄道会社側も苦渋の判断でしょう。
このまま徐行が続くと、11:15頃の到着となってしまい、間に合いません、乗れません。
万事休すか・・・。
と、諦めかけたところ、
突然徐行運転が解除されました。
スピードを一気に上げて諫早駅へ。11:03に到着。
間に合いました(^^♪
島原鉄道の職員の方が、JR改札前で、私と男性客2人の計3人を、待ち構えて誘導してくれました。
申し訳ない気持ちと有難い気持ちが混じりながら、小走りに島原鉄道ホームに向かいました。
【4】赤い車両
島原鉄道の気動車の多くは、黄色い車両です。
2年前の2020年8月の「カフェトレイン」も、黄色でした。
一般の車両を、カフェトレインにも使用していました。
(↑2020年8月撮影)
今回は、赤と白を基調とした車両です。
オシャレな雰囲気を持つ車両です。
今回は2両とも乗客を乗せていました。
【5】車内の座席
カフェトレインの座席は、一般の普通列車と同じです。
4人用ボックスシートですが、食べ物を置くためのテーブルがついています。
ロングシート部分もありますが、ここは空席になっています。
資材の段ボール等を置くスペースになっています。
面白いのは、座席の間を仕切るアクリル版です。
3つのアクリル版に、絵のパーツを描いておき、特別な位置からのぞくと絵が完成します。
【4】5500円の中身
申し込んだ「スイーツプラン」の中身は、次の通りです。
《1》「スイーツプラン」の飲食物
サンドイッチ、スイーツ、コーヒー、プリンなど
《2》往復の乗車券
往きは席が確保され、観光案内もなされます。
帰りは、当日または翌日の普通列車に乗車できます。(1460円相当)
《3》観光施設の入場券
「四明荘」と「島原城」に入れる入場券がついています
往復の運賃だけで2920円です。
観光施設2か所に入らなかったとしても、飲食が2580円相当になります。
これ、かなり手頃な料金です。
【5】車内販売
グッズの車内販売が行われています。
ワゴンに乗せられたグッズです。
私が買ったのは2つ。
1つは「のり海苔でござる」という味付け海苔550円です。
他にふりかけ600円もあります。
そして、Tシャツ1000円です。現地でシャツを調達、あわよくば100円均一で・・・と考えていましたから、ちょうど良いやと購入です。
ホントは「赤字ペン」を買いたかったのですが、駅の窓口含めて品切れでした。
何かネーミングが、銚子鉄道クオリティーだったりして。
目覚まし時計は前回買いましたが、カワイイです。
「しまてつカフェトレイン」の話は次回も続きます。
出されたスイーツ、沿線の景色、大三東駅の話は、近いうちに。
前回2020年8月に乗った話はこちら↓