島原鉄道の「カフェトレイン」の話を2回にわたってまとめました。
この「カフェトレイン」の魅力を倍増する駅が、あるのです。
「大三東駅」(おおみさき)です。
海に最も近い駅として有名な駅です。
「しまてつカフェトレイン」は、この大三東駅で、長時間停車します。
これは海を間近に見下ろせて、これは絶景です。
ホームから海に飛び込むこともできる距離です。(良い子は絶対に飛び込まないでね!)
大三東駅は、列車の交換ができる駅です。
写真を撮りやすくするためか、「カフェトレイン」は、一旦海側のホームに入線し、そのあと隣のホームに移ります。
1日1本だけ運転されている通過駅がある列車(急行と言って良いのかな)も停まります。
車内から海側のホームを見たところです。
駅名の横にベンチがあって、これは映えますね。
大三東(おおみさき)駅の駅舎は、このような造りです。↓
「急行」停車駅だけあって、トイレも完備しています。
海側のホームには、待合室があります。
直射日光が照りつける夏には、屋根付きの建物は助かります。
この中には、駅ノートが置かれています。
海を間近で見れば、何か書きたくなる人もいるのでしょう。
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そして、注目なのが、
「しあわせの黄色いハンカチ」です。
この黄色いハンカチに、願いなどを書いて、取り付けるのです。
神社の絵馬のように「神様お願い」、というものが多いのですが、決意を書くようなハンカチもあります。
私も1枚、書きました。
この「幸せの黄色いハンカチ」は、大三東駅の待合室で買えます。
そこに設置されているガチャガチャ(カプセルトイ)で、300円で購入することができます。
ハンカチは、駅に取り付けるので残りません。
ですが、一緒に入っている缶バッジを持ち帰ることができます。
アテンダントさんも、一緒に入っていただき撮影しました。
こちらの凄腕アテンダントさん、素敵な案内をしていただきました。
乗客への声掛けのタイミングは、実に見事でした。カッコいいです。
車両は手作り感満載で豪華ではありませんが、
「スイーツは美味しい」、「海が間近な絶景」そして「素敵な応対」・・・これはポイント高いです。
5500円と手ごろな料金ということもあり、大満足です。
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海に近ければ良いというわけではありませんが、
JR四国の下灘駅は、道路が作られて、少し離れています。
追加です。高知県の安和駅も海が間近にあります。↓
信越線の青海川駅は、海岸線から数m離れています。
満潮と干潮の差はあまり把握できていませんが。
他に良い勝負ができはるのは海芝浦駅ですが、海芝浦駅は「運河扱い」されるようです。