近鉄「ひのとり」【後半】カフェスポット&前面展望 | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

近鉄「ひのとり」の話、前回は豪華な車両について。

今回は車内販売(カフェスポット)と前面展望について。

 

【1】カフェスポットでコーヒー

先頭1号車と6号車に、カフェスポットがあります。プレミアムシートの隣です。

プレミアムシートは階段を上りますので、景色がよく見えると分かります。

一番左には両替機があり、100円玉に替えられます。↓

ホットコーヒー200円が買えます。

専用の紙コップを引き抜いて、機械に入れる形式です。

「ひのとり」運転開始直後は、すぐ紙コップが品切れになったそうです。

(買わないのに紙コップを持ち帰った人がいたとか)

コーヒーは、なかなかの香りです。

挽きたてだからでしょうか。

 

【2】カフェスポットの自販機

隣には、自販機が置かれています。

最上段は飲み物です。

お湯は無料で出ますので、飲み物を作れます。

下の写真の左は「コーンスープ」150円、「ココア」150円、「紅茶」100円です。

 東急ホテルズに連日泊まっていた時期ですから、ホテルの部屋からティーバッグを持ってきて、お湯と紙コップを利用する誘惑が頭に浮かびました。でもイエローカードが出そうで止めました。

 

軽いお菓子に近い食べ物もあります。

 

下段はグッズです。800円のキーホルダーもカッコいいなあ。

そこでミニタオル400円のボタンを押しました。

なかなか素敵なミニタオルです。

 

【3】飲み物の自動販売機

「ひのとり」には、飲み物の自動販売機が設置されています。

500mLの水が110円、缶コーヒーが140円程度ですから、ほぼ駅の自販機並みの価格です。

自動販売機があるのは有難いです。

 

本来は、車内販売があるのが望ましいのですが、ビジネス利用が中心の列車では、利用者が少なく厳しそうです。

「ひのとり」のカフェスポットは、無理のない範囲で車内サービスに努める現実的な策だと思います。

 

【4】先頭の展望席

今回乗ったのは、大阪難波から大和八木です。

短距離を乗り継ぎで乗車しました。

私は1人席の窓側7A席

隣の先頭2人掛けの通路側は、鉄道ファンと思われる人が1番乗りしました。

1人席だと、こんな見え方になります。↓

やや通路側に体を傾けると先頭が良く見えます。

迫力ある光景です。

ちょうど良いカーブで、特急が来ました。

う~ん、いいですねえ。

後ろの通路から撮った様子がこちら。

後方からでも前が結構見ることができます。

 

【5】時間と料金の比較

新幹線と近鉄特急で、料金と所要時間を比較してみました。

(近鉄は「大阪難波」、新幹線は「新大阪」発の場合)

《1》のぞみ指定席・・・・・・・・・・6680円、50分

《2》ぷらっとこだま(通常期)・・・・4500円、1時間8分

《3》ひのとり(プレミアムシート)・・・5240円、2時間5分

《4》ひのとり(レギュラーシート)・・・4540円、2時間5分

《5》近鉄急行(料金不要自由席)・・・2410円、3時間34分

 

 急ぐ乗客は新幹線利用が基本です。大阪の発着が新大阪か難波かも大きいです。ぷらっとこだまは安くて早いですが、慣れてないと使いにくい面があります。

JRと近鉄が競争することで、色々な選択肢があるのは良いことですね。