長野駅から須坂駅を通って湯田中駅まで走る長野電鉄。
土曜日曜には、観光列車「北信濃ワインバレー列車」が1往復運転されます。
今回は「北信濃ワインバレー列車」の話
【1】元小田急ロマンスカーの車両
長野電鉄の特急は、元成田エクスプレス車両と、元小田急ロマンスカー車両を使用しています。
特急料金が必要ですが、100円の追加で乗れますから、地元の人も気軽に乗れる金額だと思います。
この元小田急ロマンスカー車両が、1日1往復「特急ゆけむり~のんびり号~」として運転されます。
景色が良い場所で徐行するなど、他の列車より時間をかけて走ります。
【2】予約制の「北信濃ワインバレー列車」
その「特急ゆけむり~のんびり号~」は、土曜休日には「北信濃ワインバレー列車」として運転されます。
4両編成の1両だけ、予約制でワインが飲める観光列車となります。
1人でも4人でも、4人掛け席を割り当てます。そのため3~4人だと1人6000円ですが、1~2人だと1人7000円と若干割高になります。(現在は長野県から3000円の補助金が出て、1人申し込みだと4000円で乗れます)
申し込みは、長野電鉄のホームページから。
(千曲川を徐行して走る時の写真↑)
この車両は、座席が豪華に見えます。
大き目のテーブルもついていて、料理やワインも載せられます。
ただ、4人で利用すると、狭いかな。
カウンターには、ビニールシートがかかっています。
【3】車内の様子
車両の中央にワインのカウンターがあり、係の人が待機しています。
カウンターに行って、飲みたいワインを伝えると、ワイングラスに注いでくれます。
ワインは6種類揃っています。
私はワインの銘柄に詳しくありませんので、テキトーに頼みます。
ワイングラスは、プラスチック製です。
揺れる車内ですから、ガラスは厳しいでしょう。
100周年コースターは、お宝です。
ワインの後は、ジュースをいただきました。
ワインの後は、ジュースをいただきました。
【4】ワインに合う料理
席には、あらかじめ折詰が用意されています。
ふたを開けると、ワインに合う料理が入っています。
腹の足しになる品は少なく、ワインが進む料理と言えるでしょう。
(茄子は嫌いだぁ)
ワイン飲み放題と料理だけでなく、運賃&指定席特急料金も全部含んで、今回は4000円に割引ですから、相当安いです。
上の写真は、片道を特急に乗った時の切符。片道乗るだけで1290円かかります。
【5】小布施駅で小休止
途中の小布施駅では、数分停車します。
トイレが無いので、トイレタイムです。
私はトイレに行ってすぐ、買い物をしました。
買ったのは、これです
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栗アイスです。
駅舎の売店で、栗が入ったアイスを買いました。
小布施周辺は、栗が採れるのです。
前回乗った際に、慣れた乗客2人が食べていたので、食べたかったのです。
【6】車内販売
長野電鉄には、A特急、つまり昼間に走る停車駅が少ない特急では、車内販売が行われます。
たとえば権堂~須坂間は停車駅が無いので、車掌はその間に車内を巡回してグッズの販売をするのです。
往きの女性車掌さんは、たくさんグッズを持ってきました。
実用品が良いので、ハンカチを買いました。
3種類の柄が入っていましたが、うち2種類は私のパンツの柄とほぼ同じなので、消去法でこの柄となりました(^^♪
帰りの「北信濃ワインバレー列車」では、ようかんを買いました。
エリンギ寿司は、次の観光列車でも食べるため自制しました。
【7】接客水準が大幅アップ
もともと長野電鉄は、須坂まで用事で出かけることが多く、今まで20回以上も乗ってきました。
若干不愛想な職員さんが目立ちました。まあ普段の仕事は、安全第一で、料金のミスなどをしないのが最優先ですから、笑顔で親切より大切なことがありますが。
ところが今回は、往復の車掌さん、ワイン担当の方、湯田中駅の職員さんはじめ、みんな親切に応対してくれました。
ワインを注いでくれた方は、普段は運転士だそうで、そういう方も、丁寧な応対をしてくれて感激しました。
全社挙げて、何か取り組んだのでしょうか? 偶然とは思えません。
いくらワインが美味しくても、3000円引きでも、接客応対がイマイチなら満足度が高くなりませんが、今回は定価通り7000円だったとしても満足感がある乗車でした。
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現在仕事などで、かなり多忙です。
ブログの記事を書く時間が、なかなか取れません。気分的にも疲れています。
そのため書きやすい記事、疲れていても書くエネルギーが出る記事から、書こうと思います。
そのため、いろんな列車の記事を、とびとびでアップします。ご了承ください。