えちごトキめき鉄道の直江津駅に、学生向けの自習室が設置されています。
興味があったので、「雪月花」に乗った時に、どんな自習室か見てきました。
自習室は、ホーム上にあります。
現在の直江津駅は、2両編成くらいの普通列車が発着しますが、以前は10両以上の長い編成の特急が発着していました。
ですから、ホームはかなり長く、待合室も多かったようです。
やや過剰とも言える施設を、有効利用することにしたと思われます。
昼間は1時間に1本の運転本数ですし、高校生の利用が大きな割合を占めていることから、これは適切な措置だと思います。
入り口の看板には、「学生専用のため、一般の方は入室をご遠慮ください」と明示しています。、
アニメ風の鉄道員が描かれています。「いすみ鉄道」でも、こんなのありましたね。
立ち入ることはできませんが、室内をガラス越しに見せてもらいました。
けっこうオシャレな机とイスが導入されています。
奥↑を見るとも空調設備があります。まあ、冷暖房無しでは使いにくいですからね。
スマホの充電もできて、これは快適です。
いくら余剰とも言える施設を使っているとしても、「えちごトキめき鉄道」は太っ腹ですねえ。
もっとも、直江津駅はJR信越線の駅でもありますし、北越急行の列車も発着しますが。
なお、学生以外の一般客向けの待合室は、階段や停車位置に近い便利な場所にあります。
上の写真で、黄色が一般客用、赤が学生用です。
鳥塚社長のブログ(2020年3月31日付)にも書かれています。
私が高校生だった時は、武蔵野線を利用していました。
当時の武蔵野線は貨物輸送が主でしたから、昼間は何と40分に1本という本数の少なさでした。
そのため、ギリギリ逃したら、次は40分後。
で、どうしたかというと、駅前のゲーセンに入って、スペースインベーダーゲームに、無駄なお金と無駄な時間を費やしたのです。
こういう待合室があったら、大学入試の英語でもっと得点できていたかもしれません。
★羽後本荘駅
この他の路線でも、学生向け自習室を見たことがあります。
羽越本線の羽後本荘駅(秋田県)です。↑
STUDY ROOM(スタディールーム)と看板が出ていました。
一般客向けのイスの待合室の奥に、机があるスペースを用意していました。
(2018年12月撮影↑)
★日田駅でも
学生向けとは特に表示してありませんが、久大本線の日田駅(大分県)も、学生が自習する場として利用していました。
水戸岡デザインの奇麗な机とイスで、勉強できるのは、うらやましいです。
日田駅の記事はこちら↓。